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来年から見直し/成人式の反自衛隊集会 2000年12月20日  このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 twitterに投稿する

 
  沖縄平和運動センター(崎山嗣幸議長)は19日までに開いた幹事会で、毎年成人の日に開いていた「自衛隊員の成人式参加反対集会」を来年から見直し、自衛隊基地前のシュプレヒコールなどをやめてシンポジウム開催など新たな形で運動を展開することを決めた。
  仲宗根義一事務局長は「今後はシンポジウムなど学習しながら自衛隊について総体的に考えていく場が必要だ」と話した。
  自衛隊員の成人式参加は自衛隊が沖縄に駐屯した1972年に問題化。自衛官募集業務についても本土復帰直後、革新市町村会が「自衛隊は憲法違反だ」として拒否した経緯がある。その後、護憲反安保県民会議や労働団体などが参加阻止運動を展開、90年以降も平和運動センターを中心にビラ配りなどで参加阻止を訴えてきたが、最近は一般の若者に対する配慮もあって会場での阻止運動をやめ、自衛隊那覇基地ゲート前だけで集会を開いてきた。
  岸本喬事務局次長は「これまでの運動は県民に分かりづらく、自己満足的だった。周辺事態法や日米安保との関係など重要課題が多い今こそ自衛隊の本質を見抜くための検証が大切だ」と話した。
 


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