民主代表選で首相交代の可能性、財政再建派と連携も=石破自民政調会長
[東京 16日 ロイター] 自民党の石破茂政調会長は16日、ロイターとのインタビューに応じ、9月の民主党代表選の結果次第で首相が変わる可能性があるとの見方を示し、同代表選で財政再建派が敗れた場合は、財政再建派と自民党が連携しても構わないと政界再編に言及した。参院で与野党勢力が逆転する「ねじれ国会」となるなか、民主党は野党との政策単位の部分連合を模索しているが、石破氏は「自分たちで話をまとめてないのに、協議しようと言われても困る」と述べ、民主党内で意見がまとまっていない段階で協議に応じることはできないとした。
また、参院選で躍進したみんなの党が次期国会に提出を予定しているデフレ脱却法案には、ハイパーインフレとなる恐れがあるとして自民党として反対するスタンスを強調。デフレ脱却に向け、塩崎恭久・元官房長官を中心に金融緩和に頼らない方策を検討中だ、と語った。
*この記事の詳細は、この後「インタビュー」として送信します。
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