ハヤブサ　気持ちの切り替えが奇跡的な回復の一因に

番組収録に参加したハヤブサ Photo By スポニチ

　シンガーソングレスラー、ハヤブサ（４１）が１６日、東京・渋谷のＮＨＫで行われた教育テレビの福祉番組「ア・リアル」（２６日、後１１・３０〜５４）の収録に臨んだ。　アクロバティックな飛び技を武器にＦＭＷのエースとして君臨したハヤブサは、０１年の試合中に頸椎を損傷し一時全身不随に。絶望的な状況で「何のために生きているんだと自分の存在意義を見失った」時期もあったという。

　それでも、手術を終えて口が動いたのを確認すると「口が開いた。そう思うと可能性が大きく広がって、気持ちが楽になった。気持ちが切り替わってからは体の回復も早くなった」と奇跡的な回復を果たしたリハビリ中のエピソードを明かした。

　日常は車イスで生活を送りながら“歌うレスラー”として活動中。バラエティ要素を交えながら福祉の現状を伝える番組について「障害を持っていることが特別視されがちだけど、肩の力を抜いて見ていただきたい」とＰＲした。

[ 2010年07月16日 18:09 ]