(cache) 背景に暴力団の影濃く 指南役は新興市場で暗躍

URL*: [cookies] [advanced] [test] ||  [plugin] [help] [imprint]

Options:  || 

  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 背景に暴力団の影濃く 指南役は新興市場で暗躍

     パチンコ情報提供会社「梁山泊」の相場操縦事件で、実質オーナー豊臣春国容疑者(56)は暴力団との関係を背景に、新興市場で暗躍する川上八巳容疑者(41)に取引の指南を仰いだ。市場をむしばむ組織暴力の一端が現れた形で、大阪府警は事件をめぐるカネの流れの全容解明を目指す。  東京都内で7日に逮捕され、府警本部に移送された川上容疑者。調べに「株価をつり上げる方法を教えた」と関与を認め、豊臣容疑者のことを「松山会長」と呼んだ。  指定暴力団山口組の幹部だったこともある豊臣容疑者の“裏社会”での通り名は「松山春国」。日本国籍を2005年に取得するまで「楊春国」だったが、実生活では松山や近藤と名乗り、梁山泊の社長としては「近藤春国」と登記した。  調べなどによると、休眠状態だった梁山泊を2000年に再開。6年間で年間売り上げが63億円を超えるまでに成長させたが、暴力団との密接な関係は続いていた。
      【共同通信】