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【Sports Watch】人気イベントPRIDE消滅に“隠された真実”とは?

2010年07月16日10時15分 / 提供:Sports Watch

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エメリヤーエンコ・ヒョードルやヴァンダレイ・シウバ、ミルコ・クロコップが活躍し、一世を風靡した格闘技イベント「PRIDE」は、1997年の旗揚げから10年の節目となった2007年に事実上消滅した。

その後、権利は米国の格闘技イベント「UFC」を運営するズッファ社が買い取る格好となったが、以後「PRIDE」という名のイベントが開催されることはなく、いまだに米ズッファ社とPRIDE旧運営陣の間では訴訟合戦が繰り広げられている。

では、一体どのような経緯でPRIDEは消滅したのだろうか?

アメリカの格闘技専門サイト「SHERDOG.com」の翻訳記事が掲載される「格闘技ESPNモバイルサイト」では、「PRIDE崩壊に隠された日本の真実」と題し、現地の記者が伝えるイベントの内幕を報じた。

2003年1月、当時PRIDEの代表を務めていた森下直人氏(42歳)がホテルで自殺を図り、大きな衝撃を与えたが、同サイトによると、「日本の読売新聞で暴力団関係の取材を10年間続けたアメリカ人記者のジェイク・アデルステイン氏は、『(森下氏の自殺をきっかけに)PRIDEが組織的な犯罪組織に乗っ取られ始めました。森下さんの死には色々な憶測があり、殺害されたとも、自殺を強要されたとも言われています。とにかく、彼が亡くなった後、暴力団がPRIDEに直接影響力を行使していくようになりました』」という。

また、「1999年に小川直也と対戦したゲーリー・グッドリッジは、試合前に暴力団から八百長を持ちかけられたことを明かしている」と伝える同サイトは、グッドリッジ本人の「試合前にヤクザから家にまで電話がかかってきて、小川に勝ちを譲るように言ってきた。小川に勝たせればボーナスをやるってね。だから俺は確認したんだ。『いったいいくらくれるんだ?』とね」というコメントも掲載したが、グッドリッジ自身は、最後まで八百長には応じなかったとしている(試合自体には敗れた)。

結果的には、2005年に週刊現代がPRIDEと暴力団の繋がりを指摘したことにより、フジテレビの中継が打ち切りとなった同イベントは、一気に経営が傾き、興業継続が困難となった。

前述した通り、現在は、「ズッファ社オーナーのロレンゾ・フェルティータ氏も、PRIDEの存続を明言したが、後にPRIDE側からの情報開示が無かったとして、訴訟を起こし、日本からの撤退を決めた。これに対しDSE(旧運営会社)側も、ズッファ社が大会運営を続ける約束を破ったとして、逆に提訴」という、ファンにとっては悲しいゴタゴタが続いている。日本に空前の格闘技ブームを巻き起こしたPRIDEの熱気を、もう二度と感じることはできないのだろうか――。

■関連リンク
格闘技ESPNモバイルサイト

関連ワード:
PRIDE    格闘技  暴力団  自殺  

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