ストイコビッチ監督は練習前に闘莉王と面談を行った。「プロだから、自分のやるべきことはわかっている。会話を聞く限り、すべてOKという感じを受けた」とモチベーションの不安を一掃し、「名古屋にも力を貸してくれるし、日本サッカーの未来にとっても必要な選手だ」と変わらぬ信頼を寄せた。
17日・大宮戦の起用に関しては「2つのオプションがある。1つはスタートから、2つめはベンチから。コンディションを見たい」と遠征メンバーには入れる方針。
「ついに帰ってきましたね。スケジュールを守ってくれた」と喜びを隠せなかった。
面談で指揮官は波瀾(はらん)万丈な自身の半生を踏まえて奮起を促したもようで、闘莉王も「人間としていろんな体験をしている。わかりやすく『これからも頑張らないと』と教えてくれた」と発奮していた。
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