2010年7月15日 (木)

【警察】初めての留置所03

【警察】初めての留置所03
第1027話
【初めての留置所03】
前回のつづき

■7/13(火)
 15時25分

刑事さんから貰った地図の
宿の場所が、間違っていて
二丁目だったことが判明!

しかし、本人の荷物でも
差し入れという形になり
その差し入れ受付時間は
15時30分までなんだとか…

高田『…マジすか?』

刑事「で、高田さん。もし
 時間がありましたらまた
 保管していただいて後日
 改めてお持ちになるか…」

そんな時間、ありませんよ!

高田『とりあえず、その宿に
 荷物を取りに行きますから』

■7/13(火)
 15時33分

警察からまた着信がありました。

警官「高田さん今どこですか?」

高田『JRの高架下で、近くに
 某スパ施設と教会が見えます』
警官「そしたらその○○という
 看板が、右に見えませんか?」

高田『あ!ありました!!』

目の前にありました!
ついに宿、発見です!

警官「で高田さん、吉報です!」
高田『はい?な、なんですか?』

警官「今回、特別に16時までは
 差し入れOKになりました!」

高田『ありがとうございます!!』
 (↑当たり前や!地図は違うし…)

で、夢にまで見た
ドヤに入りました。

高田『すいません、僕は○○○の
 代理の者なんですが、この鍵と
 宿泊料の立て替えに来ました…』

従業員「あ、警察から話は
 聞いてます。2600円です」
小生のポケットマネーから
不足1600円を立て替えます。

従業員「ありがとうございます。
 それでは荷物を持ってきます。
 少々お待ち下さい。ここへ!」

従業員の方が奥の従業員に
荷物を持ってくるよう指示。

従業員「これです。」
ドサ!ドサ!ドサッ!
高田『え、ええっ!』

特大ゴミ袋3つ!
まさかの量です!

従業員「あの人、去年の7月から
 ずっと泊まったはったからね〜」
高田『…そんなん出来るんですか』

従業員「自転車で来られた?
 これ全部持てるんですか?」
高田『あ、頑張ってみます…』

百均で買物をしたのを
死ぬほど後悔しました…

■7/13(火)
 15時48分

そぼ降る雨のなか、自転車で
ゴミ袋3つ、腕の中に抱いて
某警察署まで戻ってきました。

(大丈夫か、この出で立ち…)

警察署の中を、重たそうな
ゴミ袋3つ持った坊主頭の
タンクトップの兄ちゃんが
うろちょろとしていたにも
関わらず、誰にもなんにも
言われず3階に着きました。

高田(自分でも怪しいと思うぞ
 こんな、ゴミ捨て坊主は…)

怪しさ百点満点です。
爆弾犯人みたいです。

高田『あの、高田ですが…』
警官「お待ちしてました!
 うわ!こんなに、沢山!」

ドサッ!ドサッ!ドサッ!

警察の方によると、持ち込みは
1種類につき3品までだそうで
つまり、パンツなら3枚までと
靴下、上着も3枚と決まってて
それ以外処分するんだそうです。

警官「とりあえず、全部出して
 調べましょうか…うわ、臭!」
高田(なんや、この臭いは!!
 これは、絶対洗ってないな…)

警官の方が中身を一つ一つ
確認されますが、短パンの
ひもまで抜く、徹底ぶり!
自殺の防止なんでしょうね。

警官「このトレーナーも一応
 可哀相やし入れといたろう」
次々と畳んで仕分けされます。

■7/14(水)
 03時45分

高田『と、そんな感じでした』

師匠が経営のバー
さかまち倶楽部で
結果報告しました。

店長「もうこれでお前は
 十分、義理を果たした。
 これは以上する事ない」

師匠「もし、何かの事件に
 お前さん巻き込まれたら
 どうするんや。あんまり
 ようわからんことに、首
 突っ込むんやないぞ…。」

自分には守ってくれる師匠も
上司も、仲間も、友もいます。

そして、自由に街を歩いたり
ダイソーで、買い物をしたり
ファミマで、立ち読みしたり
好きな物を食べたりできます。

だから、犯罪を犯さない…と
いう、理由ではありませんが
この生活を守るのは自分自身。

店長「心配するな。お前がもし
 警察捕まったら、俺が面会に
 行ってやるやんけ、大丈夫や」

高田『いやいやいや!そんな事
 絶対にやりませんから!!!』

「アハハハハハハハハハハハ…」

堂々と、お日様の下を
歩く人生から外れない。

そんな、当たり前のことを
再認識した長い一日でした。

おいしい、娑婆の
空気を吸いながら…


おわり


■大平我路出演情報■
京橋お笑いライヴ「復活!ガチ笑」
7月18日(日)
開場19:00 開演19:15
会場 クレオ大阪東2階会議室
http://www.creo-osaka.or.jp/east/index.html
料金 カンパ(自由制)
出演 本庄強・弌(イツニス)・すみませんでした・いただきSOM・素晴らしきこの中里・ストライプス・鋼鉄番長・あずまや・ジャンボラリー・大平我路・ぴえーる

2010年7月14日 (水)

【警察】初めての留置所02

【警察】初めての留置所02
第1026話
【初めての留置所02】
前回のつづき

午後の面会可能な時間まで
時間をつぶしてきましたが
百均のダイソーで買物して
思いの他買い込んでしまい
荷物が、多くなりました…。

■7/13(火)
 13時30分

刑事「お待たせしました」
面会部屋へと通されます。

刑事「携帯電話の電源だけ
 切っておいてくださいね」

真っ白な部屋で、真ん中が
アクリルの透明な仕切りで
仕切られていて、声だけが
聞こえるよう穴があいてて
あちらに警官がいはります。

知り合いが来ました。
申し訳なさそうに…。

刑事「面会は、15分です」
キッチンタイマーをセット。

高田『一体どうたんです?』

知り合い「…ほんとに俺は
 馬鹿な事をしてしまった」

泥棒で捕まったということ。
たよれる身寄りがないこと。
数年出られないということ。
今後どうするかということ。

で…

宿に、宿泊料と鍵を返し
引き換えに、服を取って
きてほしいと頼まれます。

「で宿代を払うのに、俺は
 千円しか持ってなくって
 あと千六百円だけ貸して
 欲しいんやけど…ごめん」
高田『まぁそれくらいなら』

ピピピピピピピ!
刑事「時間だ…」

聞きたいことの半分も聞けず
また手紙でやりとりをすると。

あっという間の15分でした…。

■7/13(火)
 14時00分

刑事「これが、ドヤの場所です」

刑事さんから受け取った地図を
頼りに泊まった宿をさがします。

西成のドヤ街に自転車で
ぶっ飛ばしていきました。

高田『ここか。間違いない…。
 ドヤというよりか…なんか
 賃貸マンションみたいやな』

貼紙
【ただいま外出しております】
 管理人


高田『…おい!』


隣のファミリーマートで立ち読み
眠気と戦いつつ、時間を潰します。

長い長い30分でした。

■7/13(火)
 14時45分

高田『もう帰ってきたかな?
 おっ、奥のドアが開いた!』

ようやく管理人さんが
部屋に戻ってきました。

高田『あの〜すいません』
管理人「はい?何です?」

高田『ここに泊まってた○○○の
 代理で来たんですが、鍵とお金
 持ってきましたんで、彼の荷物
 引き取りにやってきたんですが』

管理人「…話がよう見えへん」

高田『…え?』

管理人「…意味がわからない」
 (↑おいおいおいおいおい!)

まさかの反応でした。
頭真っ白になります。

高田『…聞いてないですか?』
管理人「ちょっと意味がよく
 わからんのやけども…うち
 一晩なんぼのドヤと違って
 賃貸マンションやからねぇ」

そうなんですよね。

高田『でも、某署の刑事さんに
 地図でここやと聞きまして…』
管理人「え?まぁ座って下さい」

管理人さんに地図を見せたら
確かにここだと。しかしその
彼の話は、全く知らない様子。

どういうことやねん…

高田『じゃあこの鍵はどこの?』
管理人「ドヤはこのあたりには
 ようけあるからなぁ、ここと
 こことここ。ここかも知れん」

…警察に電話します。

刑事「え?そうですか?今すぐ
 確認をとって折り返し電話で
 連絡しますので、すいません」
高田『え?!あ…マジですか…』

とりあえずここは、無関係の
様子なので出ることにします。

刑事さんから電話があるまで
また時間を潰さなあきません。

雨が降ってきました。

隣のファミリーマートで立ち読み
眠気と戦いつつ、時間を潰します。

ファミマ店員(また来やがった…)

■7/13(火)
 15時11分

高田『もう待ってられへん!』

こうなったら、ローラー作戦で
シラミ潰しにこのあたりの宿に
飛び込み、鍵を確認しましょう。

近所にある宿泊宿に片っ端から
入って、鍵を見せて話をします。

高田『すいません、この鍵は
 こちらの鍵でしょうか??』

従業員「いいや、うちの鍵は
 こんな形やけどな…違うよ」
高田『この鍵を、使ってはる
 宿とか、わかりませんよね』

従業員「それは…どうしたん?」
高田『実は警察の方にですね…』

(しかし、荷物が邪魔やな…)

百均で買物をしたのを
死ぬほど後悔しました…

■7/13(火)
 15時25分

高田『なんで俺は、聞き込み
 みたいな事してるんやろ…』

ラチがあかないと思っていると
刑事さんから電話がありました。

刑事「もしもし高田さんですか」
高田『はい。どうなりました?』

刑事「すいません。実は地図の
 場所を、間違えていたんです。
 本当は二丁目だったんですよ」

高田『あ…そうですか…』
 (間 違 え か よ!)

怒りとかより、逆に
心底ホッとしました。

刑事さんに、宿の場所を
詳しく電話で聞きました。

(…全然違うブロックやんけ!)

刑事「で、こんな事非常に
 申し上げにくいんですが」

高田『はい?』

刑事「本人の荷物でもそれは
 差し入れという形になって
 しまうんですけれどもね。」

高田『はい。』

刑事「差し入れ受付時間は
 15時30分までなんですよ」

高田『…マジすか?』

雨が一段と強く降りつけます…
まさかこんなに難航するとは…


つづく

2010年7月13日 (火)

【警察】初めての留置所01

【警察】初めての留置所01
第1025話
【初めての留置所01】

■7/12(月)
 16時45分

昨日、月曜日の夕方。
曇り空蒸し暑い大阪。

(ああ、なんぼ寝ても眠い…)

16時過ぎに起き、いつも通り
自転車で、店へと向かう途中。

「ピロピロ ピロピロ
 ピロピロピピンピン」

小生の携帯電話が鳴ります。
知らない番号から着信です。

高田『もしもし』(寝起きの声)
「高田さんの携帯でしょうか?」
高田『あ、はい』(寝起きの声)

若い女性の声でした。
少し期待する高田…。
(↑な に を だ!)

「私は、○○○さんの代理の
 弁護士なんですけれども…
 ○○○さんはご存知ですね?」

高田『ん?聞いた事あるな…』

「えぇっ?聞いた事ある??
 …あの〜、…○○○さんを
 よくご存知でないですか?」
高田『………う〜ん…………』

そういえば、いつもあだ名で
呼んでましたが、確か本名は
そんな名前だと思い出します。
高田『あ、いや、知ってます』

よく知ってる知り合いでした。
まだ、寝起きで脳が寝てます。

弁護士「実は○○○さん、今
 某警察の方の留置所にいて、
 どーうしても、高田さんに
 出来る限り早急に、お願い
 したいことがあるそうで…」

高田『あぁ、はい。じゃ明日
 行きます、明日休みなんで』

弁護士「そうですか。じゃあ
 面会時間が決まってるので
 某警察の方に確認してから
 明日、宜しくお願いします」

高田『はい、わかりました。』

ふ〜ん…警察の留置所か。
明日か…しかし眠いな…。

高田『ん?』

警察の留置所…留置所…??

高田『ええええええっ?!
 け、警察の留置所?!!』

一気に眠気は吹き飛んで
ようやく理解出来ました。

高田(捕まったんか?
 なにが起きたんや…)

■7/13(火)
 10時40分

朝、仕事が終わって
中途半端な時間です。

寝ないで、そのまま
某警察の3階にある
留置所まで来ました。

高田(これが留置所か…)

ものものしい雰囲気…。
刑事ドラマの世界です。

高田『すいません、昨日
 こちらから電話頂いて
 面会に来たんですが…』

警察「あれ??今日は確か
 入浴の日なんですがね…。
 面会は出来ないんですが」

高田『えっ?!入浴の日…??』
(毎日、風呂に入れへんのか…)

高田『昨日電話でここ来て、と』
刑事「ここで待っててください」

待たされること数分。
刑事さんが来ました。

刑事「え〜と…高田さん?」
高田『はい、一体なにが?』

刑事さんの説明によると
宿に服とかの荷物をまだ
置いたまんまらしいので
取りにいきたいと。でも
宿サイドは、部屋の鍵と
宿泊料を貰わないと!と。

刑事「で、本人ね、金を
 全然持ってないんです。
 で、持ってるMP3を
 高田さんに買って貰い
 それを千円くらいで…」

高田『いや、千円くらい
 貸しますから、それは。
 足りない宿代ですよね。
 立て替えておきますよ』

刑事「それが、あいつ…
 三年くらい務めないと
 あかんくなりそうでね」

三年も?!

高田『三年…あの人一体
 何をしはったんです?』

刑事「泥棒」

高田『…泥棒で三年も?』
刑事「前科があるからね」

高田『ちょっと、さっそく
 彼に会いたいんですが…』

刑事「あ、午前中は風呂に
 入ってるので、申し訳が
 ないんやけど、もう一度
 午後1時過ぎにここまで
 来てもらえるやろうか?」

高田『…わかりました』

刑事「すいませんね」
高田『いえいえ…。』

■7/13(火)
 11時35分

中途半端な時間があきました。

さて、これから僕は
どうしましょうか…


う〜ん…


眠たくなってきた…


つづく

2010年7月12日 (月)

【日常】桜川に住んでます

【日常】桜川に住んでます
第1024話
【桜川に住んでます】

最近、毎日タコ焼き屋にいる
よな気がする蛸田ちゃんです。

高田『お疲れ様で〜す!
 平田と交代に来ました』

店長のお母様が、お客さんと
話してらっしゃるとこでした。

お母様「あんたどこ住んでんの」
お客様「私、桜川に住んでます」

このお客様は、桜川に
住んではるみたいです。

お母様「あ、そうなんかいな。
 この子(高田)も、桜川やで」

高田『僕も桜川に住んでます』
お客様「へ〜そうなんですか」

お母様「私も若い頃、桜川に
 住んでたときがあるんやで」
高田『へー初めて聞きました』
お客様「どの辺なんですか?」


お母様「交差点のとこや!」


高田『こ、交差点…?』

交差点とか言われましても…
交差点なんて腐る程あります。
なんと漠然たる回答でしょう。

高田『どこの交差点なんですか?』
お母様「ほれ、コンビニがあって
 信号機のあるあの交差点やがな」
お客様「あ、ああーあそこですか」

 (わ か ん ね え よ!)

お客様も、話をあわせてますね。
コンビニなんて死ぬ程あります。
大阪にはババちびる程あります。

高田『あー!それは奇遇ですね。
 僕も、交差点の信号あるあの
 コンビニの近くなんですよ〜。
 ひらえもんもそうちゃうの?』

平田「はい、奇遇ですねー!!
 ボクも、交差点の信号の側の
 コンビニの近くに住んでます」

お母様「あんたらな…ほんまに
 私のこと馬鹿にしてるやろ!」

高田『滅相もない!』
平田「滅相もない!」

読者のあなたも、もしかしたら
交差点のそばのコンビニ近くに
住んではるんじゃないですか?


おわり

2010年7月10日 (土)

【41回】プロキオンS(G3)

【41回】プロキオンS(G3)
第1023話
【馬式会社大平商事…第41回】

オグリキャップ追悼競走は
各場波乱気味の結果でした。
【第40回後…62戦30勝】
 賭金…  483600円
 払戻…  475900円
 収支…−  7700円
 的中率48% 回収率98%

7月11日(日) 阪神10R
【プロキオンステークス】
ダート1400m 発走15:35

1■ナムラタイタン
◎※熊沢重文★★★★★
2■メイショウシャフト
 ※難波剛健・・・・・
3■タマモホットプレイ
 ※渡辺薫彦・・・・・
4■タートルベイ
 ※藤岡康太・・・・・
5■セレスハント
 ※福永祐一・・・・・
6■ダイショウジェット
△※柴山雄一★★・・・
7■マカニビスティー
△※川田将雅★・・・・
8■サマーウインド
○※藤岡佑介★★★★・
9■コスモセンサー
 ※川原正一・・・・・
10■プロセッション
 ※二本柳壮・・・・・
11■マイプリティワン
 ※小牧 太★・・・・
12■グロリアスノア
△※小林慎一★★★・・
13■ティアップワイルド
△※池添謙一★★・・・
14■トーホウアタック
 ※和田竜二・・・・・
15■シャイニングアワー
 ※幸 英明・・・・・
16■ケイアイガーベラ
△※岩田康誠★★★・・

以上、16頭の出走です。

■ナムラタイタン
高田『6戦6勝、全てダート
 1400m。ついに重賞に。
 これはスター誕生ですよ!』
栗野「調教も余裕たっぷりや。
 ディープと並ぶ無傷7連勝
 達成もある。位置も自在や。
 ただ、内枠は少し不安かも」

■サマーウインド
高田『迎え撃つは、ダートで
 7戦6勝のサマーウインド。
 右回りは走り易いそうです』
栗野「この馬も底はまだやな。
 調教はびっくりするような
 タイム、凄い切れ味やった。
 ただベストは1200、坂も?」

■グロリアスノア
高田『サマーウインドに唯一
 ダート先着した根岸Sから
 ドバイ遠征を決めた馬です』

栗野「■ケイアイガーベラや
 ■ダイショウジェットとか
 ■マカニビスティーとかも
 侮れん、凄いメンバーや!」

高田『では資産運用策は
 いかが致しましょう?』
栗野「上位陣が好勝負や」
それでは、ご決断を!!

[7月11日(日)資産運用]
■阪神10R 15:35
【プロキオンステークス】
1 ナムラタイタン※熊沢重
8 サマーウインド※藤岡佑
単勝 1  10000円(1.5倍)
7ワイ1−8 5000円(1.7倍)

 合計 15000円

これでいきましょうか。

2010年7月 9日 (金)

【40回】追悼、オグリ逝去

【40回】追悼、オグリ逝去
第1022話
【馬式会社大平商事…第40回】

トゥザグローリーは出負け
まくるも力尽き5着でした。
【第39回後…61戦30勝】
 賭金…  481600円
 払戻…  475900円
 収支…−  5700円
 的中率49% 回収率98%

さて、先週7月3日(土)に死亡
芦毛の怪物と呼ばれたアイドル
オグリキャップを追悼し、JRAは
追悼行事を、実施するそうです。

高田『オグリキャップは、僕は
 まだ、競馬やってなかった頃
 活躍していた、名馬ですよね』

栗野「オグリ、知ってるんか?」
高田『もちろん、映像や書籍で
 触れましたよ。感動しますね』

栗野「今日は、オグリについて
 簡単に、語らせてもらおうか」

高田『地方競馬の出身ですよね』
栗野「笠松のデビューや。そら
 笠松では化け物みたいに強く
 12戦10勝(2着2回)の戦績で
 中央競馬へ、移籍したわけや」

高田『で、そこでも連勝したと』
栗野「中央でも通用したんやな。
 ペガサスSから毎日王冠まで
 重賞6連勝を飾った。そして
 GIの天皇賞(秋)で2着惜敗。
 中央の名馬タマモクロスには
 僅かに、かなわへんかった…」

高田『でも、タマモの引退戦で
 遂に雪辱を果たすんですよね』
栗野「有馬記念でな。そらもう
 公営地方競馬の、地味な血統
 雑草みたいな馬が、頂点やで。
 クラシック登録なかったから
 「幻のダービー馬」と悲劇で
 話題もよんだ。人気者やった」

高田『ありえない末脚で差して
 鞍上の南井克己騎手の男泣き
 マイルCS、連闘で挑戦して
 世界レコード2分22秒2の2着
 驚愕のジャパンカップ…の他
 沢山のドラマがうまれました』
栗野「笑っていいとも出演した
 武豊が、あの馬は嫌いですと
 発言したな。そら、そうやろ。
 強すぎるライバルやったしな」

高田『でも、過酷な競走生活の
 反動からでしょうか、確勝と
 いわれた宝塚はまさかの2着
 続く、天皇賞(秋)では6着に
 ジャパンカップは11着惨敗…』

栗野「もう終わったんやないか。
 もう引退をさせたりいな!と。
 可哀相やし戦歴に傷がつくと。
 ため息、失望。そして引退戦」

この引退戦での、最後の騎手には
デビュー4年にして早くも天才と
呼ばれていた、武豊騎手を迎える。

それでも、4番人気だった。

オグリキャップ、武豊は
17万7779人の、目の前で
奇跡の復活劇を演じた…

高田『ここで、オグリキャップは
 最後のレースで、奇跡といえる
 花道を飾るんですよね。最後は
 「オグリ1着!!オグリ1着!
 オグリ1着!!」連呼の実況に
 ビデオながら、涙が出ました…』

栗野「あそこで解説の大川さんは
 「ライアン!」って2回叫んで
 別の伝説をつくらはったな(笑)
 メジロライアンが、2着やった」

全国が、涙と感動のオグリコール。

高田『あれは、伝説ですよね。
 おじさんも泣いていたとか
 武豊も馬上で「オグリ…」
 と、一緒に呟いてたとか…』

栗野「あの日、武豊はオグリを
 レース前、徹底的にいじめて
 闘争本能に火をつけたらしい。
 ほら、どうした?お前はあの
 オグリキャップちがうんか?
 っていう感じでプライドをな」

2010年7月3日、余生を送っていた
北海道新冠町の優駿SSで放牧中
事故で右後脚を骨折、懸命の治療
実らず、安楽死の処置がとられた。

静かに、25年の生涯に幕を閉じた。

高田『ブームを起こした名馬です』
栗野「ご冥福を、お祈りします…」


7月10日(土)メインレースには
『※オグリキャップ追悼競走』
という副題がつき実施されます。
福島【※ 松島特別】
阪神【※ ジュライS】
函館【※ 津軽海峡特別】

また献花台・記帳台の設置や
追悼写真展、7月17日(土)と
7月18日(日)に開催競馬場で
配布する無料プログラムでは
追悼特集が行われるそうです。

[7月10日(土)資産運用]
■函館9R 15:25
【津軽海峡特別】
11 エアウルフ※横山典
12 スズカフレーム※藤岡佑
ワイ11−12  2000円

 合計 2000円

さよなら、オグリキャップ。
ありがとうオグリキャップ。


おわり

2010年7月 8日 (木)

【日常】笑林寺のチラシを

【日常】笑林寺のチラシを
第1021話
【笑林寺のチラシを】

大平我路の出演している
次回の、お笑いイベント
『笑林寺14』のチラシが
昨日の夜、完成しました。

実は、このチラシですが
ほぼ毎回小生が手書きで
全部書いているんですね。

結構、こだわってます。

ただ問題は、このチラシですが
あまり流通してないんですよね。

ほとんど流通していなくて
よそで見たことないですね。
あまり配ってませんからね。

取り敢えず、コピーをして
タコ焼き屋に貼りますか…。

タバコ屋のお爺ちゃん
「あの〜、兄ちゃんなぁ…」

向かいのタバコ屋の主人
昔からずっとお爺さんの
お爺様がやってきました。

タバコ屋のお爺ちゃん
「うちの店の屋根に、車が
 あたっていったみたいや
 ねんけど、知ってるか?」

高田『あぁ、見てましたよ。
 一応、車のナンバーだけ
 控えておいたんですが…』

爺さん「教えてくれるか?」

高田『え〜ちょっと待って
 ください…え〜いらん紙
 いらん紙は…と…あった』

メモ用紙がなかったので
一枚だけ、チラシの裏を
使わせていただきました。

爺さん「どうもありがとう」

せっかくコピーしましたが
ま、役に立てばいいですね。

やがて…

なんか、警察の方がたくさん
タバコ屋の前にきはりました。

ぶつかった場所を聞いて
なんか、調べてはります。

爺さん「あの防犯カメラには
 写ってないのんか?!あの
 カメラは飾りかなんかか?」

お爺ちゃん、年の割に
えらい強気に出てます。

警察「すいません、南署です。
 目撃されてたそうで、少し
 お話を伺いたいのですが…」
刑事ドラマみたいな聞き込み。

高田『あ、はい。いいですよ』
警察「で、どんな車でした?」

高田『え〜、トラックでした』
警察「どのような形状です?」

高田『え〜…後ろにアルミか
 なんかのコンテナが…何か
 絵を描いたらわかりやすく
 なるかな…え〜いらん紙
 いらん紙は…と…あった』

メモ用紙がなかったので
一枚だけ、チラシの裏を
使わせていただきました。

高田『こんなんです』

警察「これは頂いておきます」
紙は証拠として提出しました。

警察「ご協力ありがとう
 ございました。では…」

帰っていかれました。

という訳で、笑林寺のチラシ
2枚、物損事故の証拠として
警察のほうに、流通しました。

さて。

警察の方が、警察のなかで…
「ヤマさん、これが、事件の
 車のナンバーと形状です…」
「そうか…ん?!(裏を見る)
 笑林寺…お笑いか。ん?!
 入場料が五百円だとー?!
 安すぎるな…どうだ?この
 捜査が終われば行かんか?」
「いいですね、ヤマさんッ!」
「たまには、息抜きでも…な」
とはならんもんでしょうかね。

そんな展開に淡い期待を
抱きつつ…ではまた明日。

(↑ねーよ!)


おわり

2010年7月 5日 (月)

【日常】いなりくばりタカ

【日常】いなりくばりタカ
第1019話
【いなりくばりタカ】

日曜は、こども店長が何故か
【オペラ】を見にいったので
昼間は、小生一人で酒堂庶を
開けて、営業をしていました。

近所のそば屋の大将
「うぃっす!あれ?
 高田君ひとり??」

高田『店長、今日は昼から
 オペラ見に行ってんです。
 もうすぐ帰ってきますよ』

大将「オペラ?なんでまた?」
高田『お客さんの招待ですよ』

大将「そうか。もう店閉めるし
 うちのいなり寿司を、分けて
 あげるわ。後で持ってくるわ」

高田『ありがとうございます
 あ、丁度電話かかってきた。
 店長からですわ…もしもし』

こども店長「…私だ!」
高田『お前だったのか』

最近この人、気に入ってるのか
必ずモンスターエンジンさんの
フレーズで電話をしてきます…

こども店長「今、なんば駅に
 着いたからもうすぐ行くね」
高田『はい、わかりました。』

もうすぐ、店に着くという
連絡の電話だったんですが。

高田『駅着いたらしいです』
大将「その連絡、いるか?」

高田『いや、2時間位前に
『今第1部が終わりました
 休憩で2部が始まります』
 とか、電話ありましたよ。
 終わったんかと思ったら…
 その情報いる?っていう』
大将「あ、帰ってきよった」

ガラガラ!

こども店長「ただいま〜!」
高田『おはようございます。
 どうでしたか?オペラは』

こども店長「ん、面白かった」
大将「お、面白かったって…」
高田『話は理解できました?』

こども店長「道迷っちゃった。
 前の人も、オペラ行くんか
 思って、後ついていったら
 卓球の、大会の会場やって
 違いますよ〜って言われた。
 オペラはも〜、感動した!」
(↑一行で感想を述べきった!)

高田『あ、それはよかった!』
大将「いなり取りに行くわ…」

で、しばらくしてそば屋の大将
いなりを持ってきてくれました。

大将「はい、みんなで食べて」
想像の以上の量がありました。

高田『うわ凄ぇ!こんなに沢山』
こど店「ありがとうございます」

高田『タコ焼き屋の平田にも
 ちょっと、分けてきますわ』

タコ焼き屋に行きました。

高田『はい、おいなりさん!
 ひらえもんは何個いる?』

平田「うわ、凄い!じゃあ
 僕は、二ついただきます」

タコ焼き屋の前に、僕の同期の
吉本新喜劇の女優が通りました。

新喜劇女優「あ、漫高や!」
(※昔の芸名は漫談の高田JPN)

高田『いなり食べます?』
「ありがとうございます」

平田「いなりくばり・タカ」

高田『誰がいなりくばりタカや!
 『ガダルカナル・タカ』さん
 みたいな名前勝手につけるな!』

どもありがとうございました。
"いなりくばり・タカ"でした。


おわり


■お知らせ■
お馴染み酒堂庶のこども店長
7月6日に誕生日を迎えます。
是非お祝いしにきてください。

自称、23歳になるそうです(苦笑)

2010年7月 3日 (土)

【39回】ラジオNIKKEI賞G3

【39回】ラジオNIKKEI賞G3
第1018話
【馬式会社大平商事…第39回】

先週の宝塚記念は頼まれた
馬券だけズバリ的中でした。
【第38回後…60戦30勝】
 賭金…  479600円
 払戻…  475900円
 収支…−  3700円
 的中率50% 回収率99%

7月4日(日) 福島11R
【ラジオNIKKEI賞】
芝1800m 発走15:45

1■ドリームカトラス
 ※国分恭介★★・・・
2■レッドスパークル
 ※藤岡康太★・・・・
3■ジャングルハヤテ
 ※西田雄一・・・・・
4■ガルボ
 ※吉田 豊★・・・・
5■フローライゼ
 ※伊藤工真・・・・・
6■コスモヘレノス
 ※石橋 脩・・・・・
7■モズ
 ※中舘英二★・・・・
8■クォークスター
 ※ウィリア★★・・・
9■トゥザグローリー
 ※内田博幸★★★★・
10■セイリオス
 ※津村明秀・・・・・
11■アースガルド
 ※蛯名正義★・・・・
12■ナイスミーチュー
 ※松岡正海・・・・・
13■リリエンタール
 ※北村宏司★★・・・
14■アロマカフェ
 ※柴田善臣★★★・・
15■レト
 ※幸 英明★・・・・
16■シャイニンアーサー
 ※田中勝春★・・・・

以上、16頭の出走です。

■トゥザグローリー
 父キングカメハメハ
 母トゥザヴィクトリー
 栗東・池江泰郎厩舎
高田『日本が誇る良血馬で
 新馬→ 500万下と連勝後
 青葉賞2着でダービーへ。
 7着でしたが、まだまだ
 これからの馬のはずです』
栗野「文句なしの血統やし
 勝って秋の飛躍に期待や」

高田『では資産運用策は
 いかが致しましょう?』
栗野「少し難しいかもな」
それでは、ご決断を!!

[7月4日(日)資産運用]
■福島11R 15:45
【ラジオNIKKEI賞】
9 トゥザグローリー※内田博
単勝 9  2000円

 合計 2000円

これでいきましょうか。
個人的に好きな馬です。


おわり

2010年7月 1日 (木)

【日常】何か言うてはる人

【日常】何か言うてはる人
第1017話
【何か言うてはる人】

火曜日。

前日は朝まで働いて、次の日
夕方から働いてるこども店長。

そこからさらに朝10時から
商店街の消防訓練出るなんて
無茶苦茶すぎる時間ですよね。

だから、火曜日休みの小生が
代わりに行くことにしました。

ビックカメラの向かいの道に
朝からご町内の皆様が大集結
火災消防訓練が、始まります。

「どうも、消防署の○○です。
え〜、私からひとことですが
ふたこと、喋らせて頂きます」
商店街の皆さん「ハハハハハ」

先週も、宗右衛門町にある
ステーキハウスで、火事が
あって怪我人が出たそうで
注意してくれとの事でした。

「次は消防隊員からです。
消防隊は顔は恐いですが
優しい人ばかりなので…」

「え〜、そのいかつい
 消防隊員です…(笑)」
商店街の皆様「ハハハ」

(何かボケなあかんのか!)

通報の仕方や、消火器の
使い方の説明とかがあり
30分程で終わりました。

帰り道。

えびす橋、通称ひっかけ橋
のたもとで変なおっさんが
拡声器で何か喋ってました。

「フニャラ、フニャラ!
 フニャラ、フニャラ!」

声がやたらデカイのですが
滑舌が悪すぎ何言ってるか
全く、わかりませんでした。

まわりのかに道楽の店員も
何事かと迷惑そうに店前で
苦笑いしてらっしゃいます。

「フニャラ、フニャラ!
 フニャラ、フニャラ!」

迷惑、極まりないおっさん。

なんとか宗教会の、某で
暴力団がどうのこうのと
言っているみたいですが…

「うるさい!黙らんかい!」

ホームレスのおやっさんが
その変なおっさんに勇敢に
怒鳴り込みに行かれました。

思わぬ、勇者の登場です。

近くの交番からお巡りさんが
ようやく、出てきはりました。

…が!

何故か勇敢なホームレス
の方を、止めてはります。

(そっちと違うやろ!)

浮浪「あ奴がやかましいから
 うるさい言うてるだけや!」

警官「あの人ね、言うても
 聞いてくれないんです…」

「フニャラ、宗教会の…
 フニャラ、フニャラ!
 暴力団が、フニャラ!
 フニャラ、フニャラ!
 フニャラ、の追放に!
 フニャラ、フニャラ!
 宜しくお願いします!」

高田(ええんか…あれは合法か)
あれはギリギリええそうです…

その様子をビデオ撮影する
観光っぽい韓国人の方たち。

(これが日本だと思わないで!)


おわり