大阪市でパトカーに追跡された車が男性をひき逃げして死亡させた事件で、17歳の少年が出頭して犯行を認めたため、警察は少年を逮捕しました。
10日午前3時前、大阪市鶴見区茨田大宮の交差点で、パトカーがライトの切れた車を発見して職務質問をしようとしたところ、車は赤信号を無視して逃走。300メートルほど離れた交差点で、ミニバイクに乗っていたアルバイト店員の宮崎雄揮さん(25)をはねて死亡させました。運転していた男は近くに車を乗り捨ててそのまま逃げていましたが、11日午前2時20分ごろ、母親に付き添われた17歳の少年が大阪府内の警察署に出頭。犯行を認めたため、警察は自動車運転過失致死などの疑いで逮捕しました。少年は警察の調べに対し、「車は友人から借りた。無免許がばれるのが嫌で逃げた」と話しているということです。