東京・秋葉原の無差別殺傷事件の裁判で、加藤智大被告(27)の父親に対する証人尋問が青森地裁で始まりました。

 加藤被告の母親に対する尋問は8日に行われました。これに続き、9日朝からは父親への尋問が青森地裁で非公開で行われています。事件の動機を解明するため、加藤被告の生い立ちや家庭環境、最後に会った時の様子などについて証言するものとみられます。父親は9日朝、ANNの取材に対し、「親として被害者や遺族の方に申し訳ないという気持ちはずっと持っています」と話しました。尋問の内容は調書にまとめられ、早ければ今月27日に東京地裁で行われる被告人質問に先立って法廷で読み上げられる見通しです。

ページトップへ戻る