【福岡】飯塚山笠で「飾り山」パレード 戦後初めて

07/15 18:47 更新

飯塚市の山笠は15日、戦後初めて「飾り山」がまちを練り歩きました。飾り山は、炭鉱閉山によるかき手不足で一時途絶えていた飯塚山笠が再開して今年で40周年になるのを記念し、博多人形師に製作を依頼したものです。表の標題は「川中島の合戦」、高さ7メートルで車輪がついています。各流から選ばれた男たちが威勢のよい掛け声をあげながら市の中心部をパレードしました。飯塚出身の麻生元総理も台上がりをして、沿道からは声援が飛び交っていました。飯塚市商工会議所は「冷え込んだ景気を明るく活気付ける起爆剤になってほしい」と話しています。