07/15 12:42 更新
博多祇園山笠は15日早朝、フィナーレを飾る「追い山」が勇壮に行われました。夜明け前の午前4時59分、強い雨の中、太鼓を合図に今年の一番山笠・中洲流の「舁き山」が福岡市博多区の櫛田神社に駆け込み、境内は一瞬にして熱気に包まれました。そして、一番山笠だけに許された「博多祝い唄」を締め込み姿の男たちが高らかに歌いあげ、山笠は博多のまちに飛び出していきました。男たちは沿道から盛んにかけられる「勢い水」を力に、ゴールの「廻り止め」まで5キロを力強く駆け抜けていきました。また、八番山笠の上川端通は唯一の飾り山で櫛田入り。10メートルもの高さと豪華けんらんな飾りに観客は圧倒されていました。