午前9時00分開会

○議長(今井 伸二君) おはようございます。ただ今、田中健一議員から病気のため欠席するとの届け出がありましたので、ご報告いたします。

これから本日の会議を開きます。ここで、健康福祉課長から発言を求められておりますので、これを許します。

○健康福祉課長(橋口 智郷君)  初日の日に議案提案しました議案第45号「平成16年度川南町介護保険特別会計補正予算(第1号)」について、補足説明を申し上げましたけど、その中で一部間違って報告しておりましたので、ここで訂正をさせていただきたいと思います。今回の補正予算で介護保険準備積立基金を2,829万8,000円積み立てることにしておりましたけれど、この積立金によりまして基金積立金の総額を1億205万8,731円と申しておりましたけれども、当初予算で1万円の積立をするようにしておりました。その分を漏らしておりましたので、積立金の総額は1億206万8,731円となります。大変申し訳ありませんでした。お詫びして訂正をさせていただきます。

議長(今井 伸二君)  本日の議事日程はお手元にお配りしてあるとおりであります。

日程第 1

議案第39号

特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について

日程第 2

議案第40号

教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について

以上2議案を一括議題とします。これから、本2議案について質疑を行います。

質疑はありませんか。

○議員(池田 正人君)  議案第39号「特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について」でありますが、提案理由の説明また補足説明でありましたように、6月2日の諮問を行って、これには常勤特別職給与、それから町議会議員の報酬につき諮問を行って、その結果、答申を得たということによる・・・その答申に沿っての提案のようであります。私は、報酬等審議会・・・町議会議員、あるいは常勤特別職の報酬等審議会の答申を尊重するという点では、これまで大体そういう立場できておるわけですよ。ただ、これは6月に諮問をされて、どの段階で答申がされたのか知りませんけれども、町当局として今の状況に対する一定の執行部としての判断、あるいは町の政策的な見地で、白紙諮問という形じゃなくて、一定の見解を示しつつ、それで今日審議を求めると、答申をいただくというような考え方はなかったものか、いうふうに思います。それから、昨日の質問の中で、私の質問に限らず合併との関係で出たんでありますけれども、7月26日の私たち議会の議決、つまり合併協廃止の議案の提案をされる、これに対する前回・・・本町議会の議決、前後して関係町村の議決で事実上・・・事実上じゃありません、解散議決が成立をするという経過を得ているのです。そういうことに対する町長の評価といいますか、町長のこれに対する受け止めての、今後の川南町の町政運営に対する明確な合併路線とは違う見地が取られておるかに私も理解しておったわけでありますけれども、どうも昨日の町長の答弁の様子では、まだ模索中だということが明らかになったようであります。もしそうでなければ、自立を決意したときも同様な提案になったのか・・・いま全国的にこの合併、非合併を問わず論議をされている中で、特に自立を選択する町のあり方のひとつとして、こうした自ら行革、行革と言っているわけですから、まず執行部、常勤特別職、あるいは議員のそこあたりからきっちり見解を取りながら、そして人件費全般に対する検討も要るし、それからもろもろのそういう町の財政に対する考察を深めていくと、提起していくということになるんじゃないかと思いますが、そういう点で私は、今度の提案というのは6月2日時点の諮問をされた時の見地というのは、そういう切迫したといいますか、あるいは本町のそういう新たな決意を示すという、そういうのが伝わってこないというふうに思うんです。ですから、その点でこの提案について、町長の考え方をもう一度伺いたいと思います。

○町長(内野宮 正英君)  この諮問のあり方につきましては、いろいろな方法があるかと思います。ご指摘のように明示して諮問をするのか、あるいは白紙諮問といいますか、そういう形と方法はあるかと思いますが、今回につきましては、他町村との関係において白紙での諮問をいたしました。確かにこの給与問題というのは、ひとつの起爆剤的な考え方もないではありませんけれども、少なくとも現状の他町の関係からしますと、それぞれ引き下げられているということ、あるいは諮問については、必要の都度とこういうことでなくて、せっかく委員会があるわけでありますので、毎年開催をしてその判断を仰ぐと、こういう2つの側面から実は提案をいたしたところでございます。ただ、ご意見ございましたけれども、合併か自立かとこういう観点での中のですね、提案ということでは考えておりません、と言いますのは、給与改定ということになりますと全体的なこの中での検討が当然必要であります。そういう意味では、これは非常に多岐にわたっておりますので、これを全て改正をすると、こういうような事になりますと、これは大変な作業も必要でありますし、またそれなりの期間を要するとこういう関係もございますので、今回の関係につきましては、他町との比較について特に諮問をすると、それからもう一点は、先ほど申し上げましたように、毎年度この適正かどうかについては、この審議会のご判断を仰ぐと、こういうシステム的なものもございますので、そういう意味合いで提案をいたしたところでございます。ただ、行財政改革とこういう観点から申し上げれば、賃金等の問題もありましょうけれども、この組織機構の問題、あるいは補助金の問題、いろいろこれは非常に多岐に渡っているわけでございますので、それらを総合的な改革を目指すと、そういうことが部分的な改革だけで改革をやりますと、非常に全体的なバランスを崩すとこういうことにもなりかねないと思いますので、慎重なそこあたりの問題については、やはり慎重に対応してまいりたいとこのように思っております。

○議員(池田 正人君)  諮問に対する議会・・・特別職の報酬等審議会の答申を尊重したと、それから財政問題とか、機構の色々なもろもろの改善問題との関係で、そういう全般の検討なしにこの部分だけを何かパフォーマンス的に取り上げることは、いささかいかがなものかという、そういう判断もあったということのようです。これは、なるほどそのとおりだと思います。しかし、これは当然引き続きいろんな部門の自己改革といいますか、これは迫られておるわけでありまして、こうして議案として出てくるわけでありますから、しかも、その中では現在にふさわしい、この問題だけが提案されているわけでありますけれども、この問題についても一定の町の見解、町長の姿勢というのがここに表されてくると、にじみ出ているという、そういうことで町民の受け方というのはあると思うんです。それについて私は昨日一般質問の中でも一般質問の課題として、まちづくりの問題が絡みましたので触れましたけれども、町長の1万5,000円、助役1万2,000円、収入役、教育長・・・教育長は一応別として、収入役1万1,000円と、こういう1.96、1.95、1.89という、こういう比率です。ですから、少なくとも2桁を一定の視野に入れたそのくらいの検討があってもしかるべきじゃないかと思うし、そういった跡というのは、これじゃぜんぜん伺えることができないという点で昨日言ったわけでありますけれども、私は確かにいま町長もおっしゃったように、この諮問の観点として財政状況、それから県下各町村、また特に隣接する郡内の町、あるいは一般職との均衡、こういった4点の一応の基準、下敷きを示してされておるわけですから、これはこれとしてあれですけれども・・・それにしても、この中に出てくる各町との比較で言えば、もちろん川南だけが突出していかがかという問題もありましょうけれども、一般職との均衡等については昨日も申し上げましたが、これは2桁を展望しても・・・展望というか想定しても、それに越されるのでもありませんし、それから仮にそういうふうなことになっても三役給与のあり方としては決してもうそうでなけりゃならないと、絶対的なものではないわけでありますから、その辺で多少町民に対する町長の姿勢としての積極ぶりが伺えないんじゃないかという点であります。それと議員に関する問題では、これは諮問しているのですが、だけど答申は、議員についてはいただいてないということだろうと思うんですが、議員に対するそういう見解でも当然審議会がそれなりの検討を特別職については、私は額面としては、これは低いと思いますけれども、しかし議員については何ら触れられないというのも、何かいわばお付き合い的なこういったもののような感じもするんであります。ですから、議員については、私・・・これは私たちの問題ですから、昨日も触れましたけれども、なかば常勤的なそういう感覚で我々が日常活動を求められておるという課題、だけど生活給ではありませんし、そこに責任報酬としての限度額を決して・・・影響するものではないという点とか、あるいは町の意思決定に一定の議決権を持っているという立場で、議会の共同責任というのはあるわけですから、額面はともかく議員についても当然そういった答申があってもしかるべきなのであります。ですから、そういった面からも考えても、やっぱり議会の意見等も含めて町長がやはりイニシアティブを発揮して、その分だけの扱いになりますけれども、やはりこの部分については、やはりこういう姿勢だという、そういうのが必要じゃないかという考えであります。もう一度、お答えを求めておきます。

○町長(内野宮 正英君)  いろいろなお考えはあると思いますので、ご意見として伺っておきたいと思います。

議長(今井 伸二君)  ほかに質疑はありませんか。これで質疑を終わります。お諮りします。ただ今、議題となっています議案を慎重に審議するため、所管の常任委員会に付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

「異議なし」と認めます。従って、議案第39号及び議案第40号は、総務常任委員会に付託します。

日程第 3

議案第41号

町道路線の認定について

日程第 4

議案第42号

町道路線の変更について

以上2議案を一括議題とします。これから、本2議案について、質疑を行います。

質疑はありませんか。

○議員(和田 稔君)  議案第41号並びに議案第42号ですが、今までは町道路線の認定、また一部変更等は図面を添付してあったような気がするんですが、今回に限ってどうしてこれがしてないか、ちょっと、どこからどこまででは、私たちはちょっとピンと来ないわけですが、その図面を提出してもらえるか、また何か別に意図があったか、そこ辺をお願いします。

○建設課長(河野  寛君)  和田議員の質問にお答えいたします。別に意図はないわけですけど、手落ちで、図面は作っておりましたけど漏れておりました。早速準備してお配りいたしたいと思います。以上です。

議長(今井 伸二君)  ほかに質疑はありませんか。これで質疑を終わります。お諮りします。ただ今、議題となっています議案を慎重に審議するため、所管の常任委員会に付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

「異議なし」と認めます。従って、議案第41号及び議案第42号は、産業建設常任委員会に付託します。 

日程第 5

議案第43号

平成16年度川南町一般会計補正予算(第2号)

日程第 6

議案第44号

平成16年度川南町営農飲雑用水事業特別会計補正予算(第1号)

日程第 7

議案第45号

平成16年度川南町介護保険特別会計補正予算(第1号)

日程第 8

議案第46号

平成16年度川南町水道事業会計補正予算(第1号)

以上、4議案を一括議題とします。これから、本4議案について質疑を行います。質疑はありませんか。

○議員(久木野 清人君)  議案第43号「平成16年度川南町一般会計補正予算(第2号)」中、20ページのですね、5款、1項、5目、園芸振興費、19節、負担金補助及び交付金の補助金中、構造改革支援事業の140万4,000円と、それから構造改革産地整備事業236万3,000円、これは内訳が書いてありますから、これについてはまた所管でいろいろと審査されると思いますので、追求いたしませんけれども、次の畜産業の19節、負担金補助及び交付金の補助金、環境と調和した畜産経営推進緊急対策事業225万4,000円についてですね、JA尾鈴が2トントラック、また野田原堆肥利用組合が堆肥舎を県単事業の10分の4で事業するとの説明があったんですが、この価格の振り分け等についてまずお聞きしたいと思います。2トントラックにどのくらいの補助がいくのか、野田原に、利用組合にいくら要って、何人でやっているのか。まず、質問いたします。

○農林水産課長(横尾  剛君)  久木野議員の質問にお答えいたします。まず、JA尾鈴のトラックにつきましてはですね、164万8,000円が補助金を支出するということにしております。それから、野田原につきましては、当初546万2,000円を計上いたしましたが、ちょっと事業費が膨らみまして606万8,000円になりましたので、その差額分の60万6,000円を補助するということでございます。野田原につきましては、あそこにおられる杉尾さんという方が養豚を営まれておりますが、その方を中心とした堆肥利用組合ということで、堆肥舎を建設するということでございます。人数につきましては、ちょっとお待ちください。人数につきましては・・・人数につきましては、後でお答えいたしますので、すいません。

○議員(久木野 清人君)  ただ今の野田原堆肥利用組合については、先ほどもお答えがあったんですけれども、当初予算でも組んであります。それから、当初予算で・・・番匠堆肥利用組合と合わせて確か1,038万6,000円の補助金が計画してあったと思います。それと、川南町有機堆肥センター利用組合への2,063万9,000円、これもまた3回目だと思うんですけれども、15年度、今年の当初予算、そして今回と、そしてまた11月1日からは家畜排泄物法が施行されるのにあたって、11月からそういうのが施行されれば、確かに私は多くなるのではないかと思っております。それもまた、半年間も予算を計上するということには、何か職員の・・・昨日も一般質問でも出たんですけれども、怠慢じゃないかと、もう少し努力すれば、こんな予算組まなくてもいいんじゃないかと、かように思っております。それで、堆肥利用組合の建設をさせながら、こういった人たちは一切出さないと思うんです、堆肥センターには。そういったことを補助事業だからといって、させながら、こういった町の持ち出しを、こんな多額の持ち出しをしなければいけないと、なんか矛盾しているんじゃないかと思っております。そこら辺の考え方、11月から施行されるそれに対して、今一度聞きますけれども、今現在、畜産農家の方が何名おられるのか、そして何名その有機堆肥センターに登録されているのか、それもお聞きいたします。この、今からのここに組んであります2,063万9,000円については、これはちょっとこんなに組まんでも努力すれば・・・当初、日量800トンの排泄物が出るということを聞いております。そして、200トン規模の工場を作ると、当初までなかなか量が出ないので、100トン規模を作ってありますけれども、もう2年近くなるわけですが、それでもまだこういった予算組まなければいけないのかというのをまずお聞きします。

○農林水産課長(横尾  剛君)  堆肥センターの予算につきましては、補足説明でも申し上げましたように、当初予算では半年分しか計上しておりませんでした。財政上の都合で、ちょっと半年分しか組めないということで、80トンの半年分を組んでいたわけでございます。それで、今回平均が4月から8月を見ますと、68トンぐらい・・・平均で、その差額がまだあるということで、残り80トンぐらいを半年分見ればいいんじゃないかという試算を立てまして、81トンぐらいですか、その差額分を引きまして60トン平均でいけば今回のこの2,063万9,000円ほどで、いくんじゃないかという計算のもとで、今度の補助の予算を組んだところでございます。畜産農家の内訳がどのくらいかと、おっしゃいましたが、ここでちょっと資料が申し訳ありませんが、はっきり、大まかな数字は分かるんですが、きちんとした資料がございませんので、後ほどお示したいと思います。

○議員(久木野 清人君)  資料提出いただきたいと思います。私が言わんとするのは、堆肥舎を作るのに補助をどんどん出して堆肥舎を作らせながらですね、こういった堆肥センターを作ったのに対するそういった人たちは全然持っていかないと、ですから今のまだたくさんな放置堆肥があると思うんですけれども、それはまた所管の審査で追及されると思いますけれども、堆肥センターにはですね平成15年度についても3,496万5,189円、これは間違いないと思うんですが、平成16年度の当初、今言われたように3,759万4,000円、今度9月で2,069万9,000円、約もう9,325万円という多額な補助金が出ているんですよ。ですから私も産業建設常任委員会におりましたので、堆肥センターを作る時には一生懸命努力した一人でありますので、もう今頃になったら私は満杯になるんじゃないかと期待しておりました。ですから、昨日も一般質問でも言われたと思うんですけれども、もう少し職員の人たちが畜産農家の方とひざを突き合わしてやれば十分いけるんじゃないかと思っております。まして、11月からの規制がなされれば農家の人たちも大変なんですよ。畜産農家の人たちも。そこ辺の努力をもうちょっと前向きに努力していただいて、そして畜産川南の誇りになるような、ひとつ努力をしていただきたいとかように思います。先ほどの戸数の件と、こういった補助事業を・・・これはまったく国、県の補助は一切ないわけですよね。全部町の持ち出しなんです。そういったことを、これは畜産農家以外の町民が聞いたら、私はもう本当びっくりすると思うんですよ。以上、ちょっと質疑の仕方が悪かったかもしれませんけれども、畜産農家の戸数、加盟戸数、素掘りといいますか、放置戸数を調べて、聞いておかないと私たちも落ち着きませんので、そこ辺のところお答えいただいて質問を終わります。

○農林水産課長(横尾  剛君)  再度、久木野議員のご質問にお答えいたします。私たちも農家指導につきましては、職員一同相当な時間をかけて、呼び出しもかけながらですね指導をしておるところでございます。ふん量の集まるか集まらないかは、畜産農家が自己負担部分があるということで、畜産経営がなかなか畜ふん処理にかけるものになかなか今までお金をかけていなかったということがありまして、なかなか理解が得られない状況があるわけですが、ここに来てようやく60何トンと70トン平均ぐらい出てきたんですが、これでも今90名の利用組合参加者がおるんですが、この10パーセントそこそこだということで、まだまだ平均しますとそういう状況でございますので、まだまだ自分とこの処理に回っているのか、まあそこ辺は私たちも分かりませんけど、そういう状況がございまして、喚起を促す中でなかなか理解ができていないと、この11月の法施行以降は理解が出てくるんじゃないかと期待をしておるところでございます。この予算につきましても、畜ふんが増えればそれだけ処理量が増えるということでございますので、処理量に対して半分補助するということできておりますので、あながちここが減るというようなことがなくて、増えればその分は持ち出しがあるということでございます。他の畜産農家はどうかといいますと、これに入ってない方は自分で処理をされているということでございます。その中で、自分とこの経営をこちらの堆肥センターに利用されるのか、それとも自分とこの堆肥舎で処理されるのかという判断のもとで事業を取り組まれておりますので、その分につきましては、このように環境と調和した環境の経営推進緊急対策事業とか、または農協等が行いますリース事業等に絡めまして補助事業で対応しているというところでございます。以上でございます。

議長(今井 伸二君)  ほかに質疑はありませんか。

○議員(和田 稔君)  ただ今の関連質問になりますが、これは補助事業で10分の9ですね・・・しかし、歳出で見ますと一般財源が117万5,000円ですね。そうでしょ、堆肥センターのほうが2,063万9,000円ですから、これはもう純然たる一般財源ですわね。一般財源の歳出でみますと、2,481万4,000円ですから、単純に2,063万9,000円を引くと、この事業費でしょ。違うんですか。これでは合わないから、まだ他にあるかどうかですよ。

○農林水産課長(横尾  剛君)  和田議員のご質問にお答えいたします。この足りない部分につきましてはですね、町の義務負担がございまして、それが22万5,000円がこれにプラスされて支出の方はその差額が増えているということでございます。

再度、お答えいたしますが、事業費が225万5,000円、それから国庫支出金・・・県も合わせまして202万9,000円ということで、その差額が町の負担と、町の持ち出しということでございます。1割が負担ということになります。

○議員(和田 稔君)  そしたら、合いませんよ。

議長(今井 伸二君)  しばらく休憩します。10分間休憩します。

午前 9時41分休憩

午前 9時52分再開

○議長(今井 伸二君) 会議を再開します。休憩前に引き続き、議案質疑を続行します。

○農林水産課長(横尾  剛君)  和田議員のご質問に再度お答えいたします。環境と調和した経営の緊急対策事業の中の、野田原堆肥利用組合につきましての全体の事業費が1,213万8,000円になります。これの45パーセントが県の補助金ということで、546万2,000円、それから5パーセント町ということで60万6,000円、それから尾鈴農業協同組合が購入しますトラックにつきましての事業費が329万7,000円、これの45パーセントが県ということで、148万3,000円、それから、そのうちの5パーセントが町ということで、16万5,000円という内訳でございます。一般財源が、残りの部分がここに工事請負費というのが住吉の部分が95万円出てきますので・・・当初ですね、予算を計上しておりました部分がございますので、その差額を含めまして町の持ち出しが22万5,000円ということでございます。それと、久木野議員のご質問の中で、「野田原利用組合の参加農家は」、ということでございましたが、杉尾忠満さん、原口さん、それから甲斐さんという園芸農家の方が2名参加をして堆肥利用組合を作っておられます。以上でございます。

○議員(和田 稔君)  ますます、こんがらがってしまったんですが、私は、県の補助が45パーセントですか、町が5パーセント、県の補助金の方は10分の9としてありますよ。

○農林水産課長(横尾  剛君)  10分の9はですね、歳入につきまして2分の1補助なんですけど、2分の1のうちの補助金ベースでいきますと5パーセントが町、それから45パーセントが県になりますので、その部分が・・・10分の9が県という見方で、ここに書いてあるところでございます。

○議員(和田 稔君)  委員会で審査してもらえると思いますが、それで、この総事業費はいくらになっているのですか。

○農林水産課長(横尾  剛君)  当初予算で、事業費で1,092万4,000円、それから、この度変更で1,543万5,000円ということで、事業費ベースで計上をしております。

議長(今井 伸二君)  ほかに質疑はありませんか。

○議員(稲田 勝重君)  議案第43号「平成16年度川南町一般会計補正予算(第2号)」について、1点だけ質問いたします。18ページでございます。塵芥処理費の中の19節、負担金補助及び交付金、補助金で生ごみ処理器購入補助、これは追加15台分だと思っておりますけど、本事業は補助事業交付要綱によりますと、3年間ということで本年度が最終年度だと聞いておりますが、未だに購入希望者が多いということで抽選されていると聞いております。それだけ多いということは、良い事業だと思っておりますが、今後また延長される考えはないかお伺いします。

○環境対策課長(米田 正直君)  稲田議員のご質問にお答えをしたいと思います。この事業はですね、今言われたとおり本年度で終了いたすわけであります。私どもといたしましては、一応所期の目的は達成したと考えておりますが、次年度以降につきましては、ご意見のとおり検討させていただきたいというふうに考えております。以上です。

○議員(稲田 勝重君)  本事業の目的を達成したとおっしゃいますけど、どのようなことか分かりませんけど、本事業により生ごみの搬出はかなり減少していると私は思っております。そういうことになりますと、ごみ収集事業にも良い結果になり、またごみの減量化にもなると思いますので、今後さっき言われましたように、検討して、希望として質問を終わります。以上です。

議長(今井 伸二君)  ほかに質疑はありませんか。

○議員(川越 忠明君)  議案第43号「平成16年度川南町一般会計補正予算(第2号)」ですが、16ページのですね、児童福祉の2目の20節ですね、これの被用者と非被用者の・・・今度3年生までの給付になると思いますけども、これはどのくらいの人数で、金額になったか・・・4月から遡って支給はいつですか、9月からですかね、それとも10月までの分ですかね、それとこの被用者の人数とか非被用者の人数を分けて教えてもらいたいと思います。それから、この24ページの都市計画費の街路事業費ですか、1,650万円だと思いますけど、この中里〜垂門とは、だいたいどこからどこですかね、この補足説明では宮銀の裏からと書いてありますが、垂門というのは町道でずっと・・・どこまでが町道が終わりなんですか。裏の方も町道なんですかね、どの辺までが・・・私、あまり分かりませんので、ご説明よろしくお願いします。以上です。

○健康福祉課長(橋口 智郷君)  川越議員のご質問にお答えいたします。児童手当の件でありますけど、これは今回、今までが小学校入学前までの対象者が小学校第3学年終了前までに拡大されたわけでありますが、この改正は今年の4月1日からですね・・・対象者は4月1日から支給されることになります。これは、9月30日までに受け付けたものに限るという、要件があるわけであります。4月に遡って支給されます。支給の時期につきましては、ちょっと、はっきり聞いていないところですけど、後ほどまた報告したいと思います。それから、児童手当の被用者、非被用者、特例給付の人数ですけど、ちょっと私ここに来まして控えてきた人数を足したら、かなり多くになっておるもんですから、多分私がだぶってですね、積算しておる可能性がありますので、これ、大変申し訳ありません、後ほどにさせてもらいたいと思います。大変申し訳ありません。

○建設課長(河野  寛君)  川越議員のご質問にお答えいたします。議案第43号中、24ページの3項、2目、街路事業費、15節、工事請負費の1,650万円、中里〜垂門街路線ですが、これは工事を、今回工事をいたしますところはですね、工事区間は県道の尾鈴・川南停車場線に接続しているところからですね、喜多医院のトロン調剤薬局ですかね、あそこに十字路がありますが、あそこまでと喜多医院のとこに交差した十字路ですが、七輪という料理屋がありますが、あの前ですね、だからT字型で今回は工事を、特に舗装の路面の悪いところを計画しております。以上です。

議長(今井 伸二君)  ほかに質疑はありませんか。

○議員(押川 幸郎君)  43号の補正予算第2号ですが、この中の23ページ、6款、1項、4目、11節、需用費、温泉の修繕費でありますが、つまりこれは補修費だろうと思うんですが、毎年だいたい定額に近い金額で拠出されております。これ直接的には関係がないのですが、温泉を今後管理する上において、また収入に見合う運営にするためにですね、いろいろ考えられるわけでありますが、河野寛一元町長の時代に噂になりました高速道路のインターチェンジが出来ないんで、そのサービスエリアを川南に作ってくれると、そのサービスエリアの中に温泉を作りたいという話がありましたが、これに関連してすれば当然水中ポンプなども取り替えなければいけないんじゃないかというふうに思うんですが、そういう補修費がどんどん上がっていくのかなと考えるわけですが、町長に姿勢をお聞きしたいんですが、このサービスエリアにその方向があるのかどうかですね、あればちょっとお聞かせいただきたい。

○町長(内野宮 正英君)  予算外の話なので、ちょっと答えるのはまずいのではないかと、公式に話をするのは・・・。

○議員(押川 幸郎君)  当初、お詫びを申し上げておきまして、お話をしたわけでありますが、直接的には補正予算に関係ありませんけれども、この補修費が年々増額していく可能性を考えて質問したわけです。

議長(今井 伸二君)  議案質疑案件ではなくて、一般質問案件に入るような気がいたしますので、了解を願いたいと思います。ほかに質疑はありませんか。

○議員(児玉 助壽君)  議案第43号「平成16年度川南町一般会計補正予算(第2号)」の20ページの、先ほどから質問があります畜産業費、自分が質問されるようで少し頭が痛かったのですが、この68トンは見込んでいるということでしたが、3月は80トンでしたね、3月は80トン、そしたら平成16年11月、あと2、3カ月しかないのに80トンが68トンに割り込むというのは、これは当たり前だったら100トンとしたらいくらになりますか、3,400くらいか・・・その計算にならないといけないわけですが、昨日から一般質問でしたのですが、この量が増えないことには補助効果がないということに、事業効率ですか、事業効果ですか、いまその効率化なんて言っていますが、補助事業効果がないということになるわけじゃないですか。そこ辺のとこは、どういうふうに思っていますか。補助に対しての事業効果が出てないんですが、補助するに足りる事業かどうかお聞きします。

○農林水産課長(横尾  剛君)  児玉議員のご質問にお答えいたします。堆肥利用組合のセンターの補助金なんですが、当初80トンでみておったわけです。半年分ということで。その中で、この8月までの平均68トンが出ているということでございます。その80トン見越して、なぜ68トンかと言われますと、また、いろいろあるんですが、農家にいろいろ関係していますが、4月、5月あたりが・・・

○議員(児玉 助壽君)  事業効果について、どう考えているのか・・・、だから補助効果が出ていないから、もう必要があるかないかを聞いているんです。

○農林水産課長(横尾  剛君)  事業効果につきましては、100トンがあそこの処理能力があるわけで、100トンを目指して行っております。その中で、ただ今現在は68トンぐらいの処理がされております。今後も、11月から法施行が始まるということで、それをめがけて私たちも畜産農家には推進を促しておるんですが、今のところ出て来たのがそれぐらいだということですが、今後の効果としましても十分これで出てくるんじゃないかと、私たちは見ておるところでございます。

○議員(児玉 助壽君)  これは、今年の12月で2年になるんですか、それで100トンにならないというのは、補助効果がないということです。これは通浜のことと比較しますが、通浜の事業は3億5,000万円見込んでいて、6億水揚げしているんですが、こんなのが本当の補助効果というのですが、そんなのが上がらないというのは補助する効果がないということだから、打ち切るべき、打ち切らないといけない、それが本当の補助金の姿じゃないんですか。私は、所管の問題だからあまり質問はしたくないんですが、委員会ですればいいことなんですが。何でこうなるかという・・・町長の姿勢を問うのですが、西諸県、東諸県町村は畜産課というのを設置しているのですが、調べると川南町より畜産の生産額が低いのに、そういう畜産課というのを設置してまで、そういう対策を採っているのに、うちでは、そういうのを持っていてそれを解体したという、そういう姿勢で利用料が伸びてないんじゃないんですか。私は、そういう姿勢にその補助効果が出ていないと思うんですが、やっぱり畜産環境に取り組むのだったら、そういうちゃんとした対応ができる機構組織を作ってしないと、これは平成17年になったら課長は夢みたいなことを言っていますが、100トンになると今のような取り組み方だったら、姿勢だったら、これは100トンにはなりません。絶対、もう、いま無駄な補助だから打ち切った方が懸命だと思います。今のような姿勢だったら、だいたい産業形態というのですか、うちの農業の形態というのを町長は認識していません。認識していたら、こういう状態にはなりません。こんな補助効果のない事業は打ち切るべき、どう思いますか町長は、それに対して・・・。

○町長(内野宮 正英君)  この畜産の問題につきましてはですね、補助効果については総量的な総排出量、そういう点から行けば、それ相当の効果をあげているのだと、このように考えております。ただ過去の川南町における畜産廃棄物の処理について、この養鶏、ブロイラー事業、これが非常に盛んな時代、これに過剰投入をされたことによって、土壌的な問題もあると、そういうことから堆肥の対応については、現実的には抑えられているという現実があります。また、このコストといいますか、処理コスト、これはひとつの経営コストの中で今後考えていかなければ畜産はやっていけないという、こういう環境に今後なるわけでございますけれども、まだまだですね、そういうコストに対する意識というのは、大型農家になりますとかなり高いんですけでれども、やはり小規模農家につきましては、経営コストの関係から処理に対するこの認識というのが低いと、このことがいろいろ農協、あるいは農協系、商社系集まっていただいて、この啓蒙について、処理対策の啓蒙について努力をいたしておるわけであります。また、当然補助効果をあげるという観点から、また将来、将来といいますか、この100トン以上の処理ができない場合、この場合にはさらに処理コストがアップするんだと、そういうことを努力いただくことによって、先々の処理コストが下がるんだと、こういうこと等をPRしながら努力をいたしておるわけでございますけれども、以前ですね理解といいますか、処理に対する、あるいはまた環境に対する認識がなかなか向上してこないと、こういうことではないかと、特に法施行が今年の11月からということが、大きなネックになっているということは間違いないだろうと、こう思っております。そういうことから、ここで全体量的な処理と、それからそれぞれの個々で施設補助等をやって、そして堆肥作りをやっていただく、そして耕種農家との連携の中で、野田原の補助事業がでていますけれども、耕種農家の連携の中でその堆肥を消化いただくと、こういうような総量的には、これはもう量だててやっていきませんと今後の畜産環境対策は解決しないと、このように思っておるわけでございまして、今後とも畜産農家の皆さんの理解を得ますために農協、あるいは系統の関係者の皆さんと連携を強化しながら取り組みをしていかなければならないと、またそのことがですね、他の耕種農家、また生活環境としての、場としての川南町のより良い住みよいまちづくりを作るんだと、こういう観点にたっての事業を進めておるわけでございまして、さらなる努力をしていかなければならないと、このように思っているわけでございます。そういうことで、ひとつご理解をいただきたいと思っております。

○議員(児玉 助壽君)  その加入率を高めるための組織を解体したら、指導するとこを解体したら増加しないというだけですが、そして70パーセント補助をきったら監査請求ものじゃないんですか、だいたいそういう・・・聞いたことですが、だから漁業集落排水事業もあまりいいとは思ってないんですが、70パーセントをきっと、どうか悪いような話を聞いたのですが、監査委員長はどう思いますか、70パーセントきった補助事業は。

○監査委員(三角  巌君)  ただ今、児玉議員の質問でありますけれども、町が補助金を出すと、それに対する事業効果、費用の効率化といったようなことでありますけれども、70パーセントきっておると、100トン出す予定が68トンということであります。ただ、もう2年が近くなるわけであります。しかし、堆肥センター設置のときの課題、いろいろ条件があったと思います。畜産のまちということで、臭いとかいろんなことがあります。そういった中で、今年の11月からの肥料の問題、堆肥の問題ですが、これに備えた事前からの問題だと考えております。私たちが見ておりますのは、今後11月以降、そういった法の規制が厳しくなった後に、どう対処していくのかといったようなこともあろうかと思います。それに対する事前の作業といいますか、事前の準備そういったものでもあろうかと思います。これにつきましては今後、担当部署、執行部の方でしっかりと農家指導をやっていただきまして、そういった法に触れる農家がないようにやっていただきたいと、今後の課題というふうに考えております。これが、まださらに1年も2年も続くようなことであれば、今言われたようなことが当然起こってくるというふうに思っております。以上です。

議長(今井 伸二君)  ほかに質疑はありませんか。

○議員(池田 正人君)  議案43号ですが、ただ今出ている問題になろうかと思いますけれども、20ページの農林水産業費、畜産関係の件であります。昨日、関連するこの立地協定の違反問題で昨日は質問したわけですが、利用補助の関係も関連がありましたので若干触れたことであります。ですから質問に入る前に、昨日言ったことで多少数字の面で15年度に3,176万円の支出というふうに言っておきましたけど、これは私の数字の間違いでありまして、3,496万5,000円でありましたので、15年度は、これは私の期間のとり方で違った数字で聞いておりましたので、これは訂正をしときたいと思います。そこで、先ほどから環境と調和した畜産経営推進・・・、あ、ごめんなさい、違った、川南町有機物堆肥センター利用組合にかかる2,063万9,000円の関係ですけれども、これは先ほどから数値の問題で、ひとつは、どうも数字があんまりきちんと捉えられてないんです。まず、当初予算では80トン規模で予算を計上して2,759万4,000円が計上されておりますし、今度は60トンというふうに見通して2,063万9,000円という数値であります。その辺の若干の誤差は、以前まだこれだけ・・・実際は80トンで計上したけれどもこの6カ月間を推計した場合に、そこまで至らないと、その不足分をという意味でもなさそうですね。それを加えると60トン、これから予測される60トンでするということになると、半年では2,000万円にはならないんです。1,971万円あたりですね。ですから、当初予算の分が繰り越されておるという立場からみれば、かえって計上が多いということになりますので、ここら辺については、また数値のとり方についてはここでは、どうせ委員会で議論になると思いますから省略したいと思います。その辺の正確な示しができるものがあれば、お示しいただきですけれども、あえて、それはいいと思います。そこで、まずこの、いま同僚議員も言いましたが、当初で80トンを計上して80トンを予測して、そしていよいよ11月が迫るという今の段階で60トンで目標設定をすると、これ自体については今同僚議員が質問したとおりだと思うんですけども、あらためて、課長・・・、当初予算で、当初は60トンを想定して、もちろん年間予算じゃなかったけれども半年分、それから今度はいよいよその80トンを総括しながら、そしていよいよ後半の部分にどうこの利用促進を計っていくかという立場のこれは補助でしょ。だから、すでに80トンで当初計上予測したやつが、この段階で60トンに落として、それで来年の3月までに見通すというそういう利用促進の考え方はどうなのかという点がありますよ。いま、同僚議員が言ったとおりであります。ですから、その辺の意義付けについては、確かに今まで推移してきた4月以降の取扱高が1,800トン前後ですから、6月に1,900トンという時期がありますから、1,900トン超える、この時期が68トンを先ほどから言われているのかなと思うけれども、平均するとだいたい60トン前後できているんです。どうしてもこの辺を基礎にした予算を、そう不当な予算の組み方もおかしいですから、当然現状の実績に基づいた予算計上になったと思うんです。しかし、そもそもそこ辺りから、すでに補助の利用促進の目的に合致するかという問題が、先ほど指摘されたような見解が出てくるのです。それについて、あらためて聞きたいわけであります。それから、もう1点は昨日から利用が少ないから、町外あるいは計画外の搬入を認めようとこういう立地協定の違反に関わるものです。これが新しく今出てきている問題でありますが、その辺は、私はこれは利用促進の計画以前の問題として、町長、この問題は聞きたいですけれども、利用促進の課題と利用促進以前のこうした町外からの処理物権の拡大、それから計画外の投入、これが今新しい焦点になってきようとしているのです。しかも、これが理由としては、取り扱いが少ないからだと、ところが私は量だけかと思っておりましたら、昨日の町長の答弁を聞きますと、どうもYM菌が働かないから質的な問題として処理量が限定されるという答弁に昨日はなっていたと思います。量が少ないから全体として問題があるだけじゃなくて、今度はYM菌の働きが少ないために50トンぐらいの処理しかできないんだと、100トンを処理しようと思えば、そういうYM菌をどれだけ投入するかにかかっていると、こういう正に答弁じゃありませんでしたか。ですから、その内容はともかくとして、いずれにしても計画外、町外の搬入というのは今の、うちの立地協定あるいは公害防止協定、それから補助金要綱、これに全て触れるんだということをあなたたちがはっきり念頭において利用促進の計画を立てているかということなんですよ。その点について、これは聞いておきたいと思います。そうでないと、利用促進もナンセンスです。こういう前提が崩れていたら、そこのところで2点について聞いておきたいと思います。

○農林水産課長(横尾  剛君)  池田議員のご質問にお答えいたします。堆肥の見込み量のご質問でありましたが、私たちは残りの半年を81.8トンぐらいを見たわけです。182日間、1,800円掛けますと、2,813万9千円ぐらいの支出がいるだろうとしたわけですが、今現在9月分がもう残りが750万円ほどあるということで、その差額分として2,063万円ぐらい、それをトン数に割り換えしますと60トンぐらいになるというとこで説明したとこでございますので、60トンを最初から見越した計算ではありません。81トンで計算して、残りまだ残額があるということでそれを割り戻すと60トンぐらい平均になるというとこでご説明したとこでございました。だから、81トンというのは81トンぐらいの半年は出るだろうというふうに見越しております。まあ、これ以上は出るのかなあと期待はするんですが、それくらいで一応考えとこうというとこで計算をしたとこでございます。以上でございます。

○町長(内野宮 正英君)  昨日、答弁した内容について池田議員からご質問がございましたけど、池田議員からご質問のあったような答弁はしておりませんので、改めて答弁申し上げますが、この町外利用の問題は、あくまでも菌体を増殖をする、よそから入れるものをより少なくすると、これは鹿児島から菌体を入れているわけでありますけども、これを地元で作ることによってコストが下がるじゃないかと、こういうことで搬入をさしていただきたいと、こういうことを協定協議所の中で議論をしているとこういうことであります。また、YM菌が少ないからとこういうことで、処理量が少ない、搬入が少ないと、そういうことではない。先ほど、児玉議員のご質問にお答えいたしましたけれども、やはりまだまだですね農家サイドのご理解が低いとこういうことが、大きな要因になっているとこのように思っております。今の処理量にいたしましても、これが毎日の話でありますので、これが処理をこれほどされておると、こういう事だけでも、畜産の効果あるいは環境対策とこういう意味では効果は大きいんだと、このように理解をいたしておりますし、また一般の施設堆肥舎補助等によります堆肥造成、堆肥生産にさらに協力をしていただくことも、この堆肥処理としての効果をあげていただけなければ、堆肥センターと合わせてここの施設もそういう意味で指導をしていただけなければ総体的なこの廃棄物処理・・・畜産廃棄物の処理はできないとこういう環境ではないかとこのように思っておるわけでございますので、さらに努力をしてまいりたいと思っております。

○議員(池田 正人君)  目標設定については、理解はできます。私は、9月の補正の2,063万9,000円というのが60トンを想定したというふうに説明を、そのように聞き取れましたので、しかし今、要するに80トン、81トンで見越したと、当初80トンで計上しておりましたから2,700万円、だからこれが、今までの推移でしたらだいたい60トンで来ていますから700万円ぐらい残っていると、それを合わせると80トンで計算して、足りない分は前の分があるので、引き続き80トンを目標にする利用促進の補助金の計上だとこういうことですね。それはそれでいい。それだったら、先ほど同僚議員が質問に対して70パーセント、困るじゃないかと質問に何で答えないの。80パーセントのその目標で設定にされているんですよ。今始めて訂正がされたわけですね。つまり80トンで行くんですよと、成るか成らんかは別として、とにかくそういう目標だということですね。確認しておきたい。先ほど同僚議員はわざわざ監査、もう70パーセントくらいのことでいいのかと聞かれましたから、そうじゃないんだということですね、これは。それが達成するかという、これからの利用促進のあなたたちの指導がどれだけ果たしていくかということですね。それとの関係で、昨日私は山有とのそういう利用促進の関係で引き続き予算を計上しようとしているが、これは一方では量が集まらないから計画外、あるいは町外の利用をさせよう、あるいは来年からのこの利用補助金等のあらたな策動じゃないかということを言いましたら、町長はどうも暗にこれは来年からもそういう引き続き補助を継続するかのような答弁として、昨日は受けたんですが、この辺について、私は来年のことを聞いたわけじゃないんです。つまり、後半のその部分にかける補助の計上がされているから、これに対してその効果の立場で聞いておったわけですから、その点について、これは町長が来年の問題について話されたのか、その辺をここでもう一回確認しておきたいと思います。それからもう一つ先ほど聞きました町長がお答えなりましたが、私がこの菌体が少ないと処理量が・・・処理対象物件が制約を受けるから、従って農家のためにも良くないというふうに私受け取っておりましたけれども、そうじゃないんだということで、それはわかりました。だけども、その町外もしくは計画外の処理物件の搬入というのは、立地契約書それから今表に出てきているのは、公害防止協定書でありますが、あるいは地元との公害防止協定書でありますけれども、これにも、両方にも、それからもう一つはですね、いま補助金を交付する根拠になっている補助金交付要綱、交付要綱にも触れるんですよ。こんなことをやっていたら、今までの補助金の交付、約1億円近い補助金についても、この根拠がおかしくなってくるんです。この根拠、補助金要綱にはどう書いてあるかというと、町内から発生した家畜のふん尿のみを処理する施設に処理委託をする費用、こうしてあるんです。「のみ」とわざわざ書いてあるんです。これは、なぜ書いたかについては、当時のいろんな関係の考慮もあって、こういう表現にもなったわけですけれども、しかしこれはもともと立地協定の精神でもありますから、立地協定の基本的な枠組みですから、これは「のみ」を書いても当然なことで、つまり町内から発生した家畜のふん尿のみを処理する施設に委託する生産者、利用組合、こうなっているのです。ですから、補助金の返還になりますよ、これは。そういう計画外、あるいは町外、町外では、これは町内の循環型でかえっていいことじゃないかという、それはそういう面もありますよ。ここに4つありますが、川南町漁協内で発生する魚の残渣、それからカネイワ食品株式会社宮崎工場から発生する玉子の残渣、モリ孵卵場株式会社宮崎支店から発生する卵の殻、これは町内ですね、この3つは、そしてプライムデリカ株式会社宮崎工場、これは佐土原の工場だと思いますが、から発生する食品残渣、どんな工場かこれは課長説明してください。この工場は、あとの卵の残渣やら、漁協のことについてはだいたい想定がつきますが、こういう計画外、いづれにしてもこれはかえっていいんじゃないかなという気がしましても、計画外は計画外なんです。実施計画からすれば。それと、この2項についてのプライムデリカの、これは食品会社だと思いますが、食品残渣、これは明らかに町外。そしてこれをもって、種菌の確保のために必要な搬入とこうなっています。これ自体は、種菌じゃないでしょ。卵の殻でも、あるいは魚の残渣、これ自身は種菌じゃないですよ。今まで川南で処理する同量のものを鹿児島から持ってきた、この分は種菌として私はその正体は何かということで、ずいぶん論議をしてきた経過があります。町長はそれを同等くらい入れるのが当たり前だという答弁を前にされたことがあった。しかし、それはだんだん減って、1割、あるいは5パーセントくらいに減ってきていました。最初、1対1というやつが。それが、10対0.5ぐらいのところまできたんです。だからそれで、種菌の確保ができたから、あとはわずかな搬入でもそれができるという形で、その後には訂正された担当課の説明がずっとされてきた経過があります。しかし、今度こういうのを入れるこれは種菌の名前で、種菌の名前で、名目でこれを入れることによってYM菌の増殖が図れるんだと。こうなりますと、これは、これは種菌じゃない、物体、処理物体でしょ、言ってみれば。だからそういう事に、この地元ともまことしやかに認めてくれますかということで、まず説明をする、そして川南町はそんな基本的な議論もしてない間に、まず地元で突破口をあけて、そして協定やら、あるいはその補助金の要綱なることがあるのを知っていて、こういったことが許される。だから、補助金の要綱まで含めまして、これは今までの補助金まで無効になります。いかがですか。

議長(今井 伸二君)  しばらく休憩します。10分間休憩します。

午前10時45分休憩

午前10時59分再開

○議長(今井 伸二君) 会議を再開します。休憩前に引き続き、議案質疑を続行します。

○農林水産課長(横尾  剛君)  池田議員のご質問に再度お答えします。まず地元と山有とで覚書を交わしておりますけど、その中の、4つほど今回食物の残渣等を入れるということでございますが、一つは川南町漁業協同組合内で発生する魚の残渣ということで上げております。それから2つ目が、プライムデリカ株式会社宮崎工場、これは佐土原にあります野菜の・・・野菜というか食材を加工する工場の残渣ということでございます。それから、カネイワ食品の残渣、それからモリ孵卵場から出る卵の殻、ということでございます。以上4つを今回菌体として利用したいという状況でございます。それと今回、菌体を入れるわけですが、堆肥利用組合に補助します今回の補助金もそうですけど、両組合の補助というのは、他から入ってくるわけではございませんで、今までどおり川南町の畜産の廃棄物が入ってくるということでございます。それだけのみを補助するというとこでございます。ほかのものに補助するわけでございませんで、ただ畜産の廃棄物処理に対しましての補助ということでございます。以上でございます。

○議員(池田 正人君)  補助金の継続を来年にまたがるかのように言われた件について、どういう意味だったのか、そうでなければ、そうでないんでいいんです。

○町長(内野宮 正英君)  いま、2年余りの状況にあるわけでございますが、基本的にはこの3年という期限設定もされております。そういうこともありますし、また環境対策としての成果が十分上がらないと、こういうことに仮になったとした場合は、またその時点で検討すべき課題であろうとこのように思っております。

○議員(池田 正人君)  補助金のその利用促進の立場というか、町長の利用効果を狙う補助金の事由については言われましたが、私は、昨日は山有の狙いとして補助金に対する要請等に町が安易に応えるのかということで聞いたわけですが、町長は効果が上がるまで必要があるんではないかと、こういう答弁しましたからね。これは、予算の問題でいえば、予算はこの16年度の後期をどうするかという、その利用促進に関する補助なんですから。しかも、補助要綱には、いま町長はご認識されておるように来年の3月31日限りというふうに明示しておる補助金要綱です。ですから、これが最終段階にきて、一番最後の四半期の一番最後に来て・・・あ、四半期じゃない、二半期の三年目の後半に入ってどうそれが利用促進が図れるかというのは、そういう問題ですから。先のことまで考える段階じゃないんです。これは3年きて、これで勝負がつくという問題ぐらいの考えがなければだめです。だから、そういう面で聞いたわけですから、これは来年の話をもしされておるとすれば、これは重大だということで聞いたんだけど、いまどうも町長の答弁を聞いていますと、やっぱり昨日言われた効果が上がるまでというのは、これは来年も再来年も続くみたいな、川南畜産情勢考えたときにどうこうという、こういう事になりますと、やっぱり3年間の補助金の利用促進の目的意義というやつがどうもやっぱり、先ほどから言われているように、どういう目的でやるかということの受け止めが極めて弱いんじゃないかというふうに考えます。その点を指摘しときたいと思います。それから、課長が4つ上げてそしてこれが覚書になって、一応地元との合意ができているんだというふうに言われましたが、これは地元では合意したかもしれませんけれども、これが発動するには発動するなりのこれは十分なこれから手続きが、あなたたちがどういうようなその手順を経てこれが発動できるふうに考えているのか、これはもちろん当然議会、あるいは私たちのこれまでの経過、それから議会の議決も含む関係だと思うんです。それから、一番最後に言われた種菌、これは私が言ったように、これは種菌じゃなくて処理物件じゃないかと、何でこれが種菌かと、これは種菌を作るうえで効果のある物体かもしれませんけれども、やはり媒体物です。ですからこれ自体は、種菌とは言わないです。だからそこら辺を、そこら辺すらやっぱ区別した、きちんとした言い方をされないようじゃだめだと思います。それから、補助金要綱の川南の・・・のみ、つまり町内から発生した家畜のふん尿のみを処理する、その後です、処理する施設に処理委託する企業、いま横尾課長は何と言われた、プライムデリカとか私がこういうとこまで補助金するのかと聞いているかのように取っているかもしれませんが、これは当たり前のこと。その町外の・・・しかし、町外の・・・これになぜ補助金要綱に触れるんだということを強調するのはこれにも触れますよというのは、つまり町外の取扱いの・・・これでもいいです、これを新しくこれを含めた場合に、この食品残渣を含めたときに、これは町内の残渣も取り扱う処理施設ということになるんです。だから、あなたは川南町の町内の人にあげる補助ですよという意味は、それは当たり前のことで、ところでこの要綱に書いてあるのは、町外からのものもいろいろ処理する工場ではだめですよと、そういう工場に持ち込む・・・そういう工場に持ち込むのには適用しませんと、つまりこれは例えば、山下商事のこういう町外の扱いを想定して「のみ」というのが出てきたはずなんですけど、当時ね。ですから、これは町内町外のいろんなものを処理しますから、だからそこに町内のものが町内の処理を委託した場合に、それの対象には今までなっているということをいろいろ警戒されて、こういうのが出てきたと思うんです。これは、いろいろ苦心の結果「のみ」という言葉がはめられた規定なんです。しかしこれは、当たり前のことだし、またそういう規定をすることによって町内のこれを処理するこれは堆肥センターなんだということの性格もきっちりするという意味で、あれしているわけで、そういった点で今課長のもともと前提の話しなんていうのは、ぜんぜん通用しない答弁じゃなかったかと思いますから指摘をしときたいと思います。私は、質問はこれで終わりますが、お答えいただきたいと思います。

○農林水産課長(横尾  剛君)  池田議員のご質問にお答えいたしますが、先ほど答弁いたしましたように、菌体の製造部分での処理ということにはなりますが、町内の家畜ふん尿を処理する施設ということで補助金を出そうと思ってはおります。以上です。

町長(内野宮 正英君)  非常に、今年の11月から家畜排泄物処理法が施行されると、こういうことが法を遵守をしていく、そういう中でやはり畜産の経営がやれないとこういうような状態になると、あるいは経営安定上やっぱり過度的な時期における対応がどうしてもやらなければやはり問題だとこういうような事が起こった場合、こういう場合には、これは改めて検討をしていく課題として取り組むことはありうるとこういうふうに思っている。これはほかの事業におきましても、そういうものは、あり得るわけでございますので、やはり川南町の畜産の町とこういう意味での畜産の振興を図っていくとこういう意味では非常な、堆肥の処理というのは非常に重要な意義を持っていますので、そういう今後十分な処理ができて、もう問題がないとこういうことであれば問題はないと思いますけれども、今後の11月以降のですね法施行後の状況を十分見ながらですね、そこあたりは今後検討するべき課題であろうとこのように思っております。

○議員(池田 正人君)  これは、予算提案の、予算提案の立場からすると今の町長の発言というのは非常におかしいと思います。その次の期にまたがるそういった構想の問題じゃないんです。9月度の補正予算として提案されている意義としては、今の町長の答弁というのは、これは承服できない。そんなことを言っていたら、これは要綱に基づいてこの予算も出ておるわけですから、その範囲の答弁じゃないとおかしくなりませんかということを聞いているんです。

町長(内野宮 正英君)  池田さんの質問をはずしてやってください。それなら。池田さんがそういう質問をされるから、そういう答弁をしてするだけで。

○議員(池田 正人君)  私は、言えないから。

議長(今井 伸二君)  ほかに質疑はありませんか。

○議員(黒木 則人君)  議案第43号平成16年度川南町一般会計補正予算(第2号)について、まず16ページの3款、2項、1目、13節ですが、委託料の児童遊具撤去の件でございますが、いま遊具で事故があったりするのが相当ありますから、古くなったのは撤去するのは当たり前と思いますけれども、撤去した後にまた新たに遊具を入れるというような予算は組んでないので、その後どうなっているのかなというふうに思いますので、ひとつお聞きを申し上げます。なお、27ページですが、9款、5項、1目、11節ですか、地蔵谷遺跡の発掘調査の件ですけども、ここは勉強不足で申し訳ないんですが、場所はどこでどういう発掘がされてですね、今度は報告書作成もされるようですが、その結果についてちょっとお聞きをしたいというふうに思います。よろしくお願いします。

○健康福祉課長(橋口 智郷君)  黒木則人議員のご質問にお答えをいたします。16ページの13節、委託料、20万円の件でありますが、児童遊園遊具撤去を今回20万円上げておりますけど、撤去したあとには新たに入れないかということでございますが、最近は児童遊園でも子供さんたちが遊ぶことがなくて、たしか古くなって利用してなくて危険がありますので、撤去するものでありますが、新たには設置するような考えは持ってないとこであります。以上です。

○文化振興室長(杉本 陽一君)  黒木則人議員の質問にお答えいたします。1目の11節、需用費の消耗品費と印刷製本費ですけど、地蔵谷遺跡の発掘調査、これは昨年度に委託費で事業、発掘調査を行ったわけですけど、場所につきましては、これは農林振興局のふるさと農道整備事業、西ノ別府から木城町に降りる道路でございます。場所は地蔵谷、これ宗麟原供養塔があります反対側の斜面地といいますか、あそこに西ノ別府大橋がありますけど、それを迂回してから下に降りるところに遺跡がありまして、発掘する必要が出まして昨年度に一応発掘を行っております。今回は、昨年度に報告書が作成できませんでしたので、その報告書を30部、一応作るということで、この需用費を組んでおるところでございます。以上です。

○議員(黒木 則人君)  児童遊具の撤去は、これは古くなってやるのは当たり前だと思いますけれども、あと設置しないということになると、いま少子高齢化といわれる時代の中で、そういう撤去されたとこの子供たちの遊び場といいますか、それがだんだん少なくなると、そしてまた、なお、遊ばないから外に出ないと悪循環をきたしているのではないかと思うわけですが、そういうことがないようにですね、地区にはひとつの遊び場といったようなのも必要ではないかといふうには考えております。また、今後とも考えていただきたいなというふうに思いますし、あと地蔵谷のほうはですね、昨年からして今年結果が出たというようなことでございますが、十分成果が得られて30部の報告書がでたら、また十分見せていただきたいなというふうに思いますが、そういうできた成果を町民幅広くケアといいますか興味を持っていただくように宣伝をしていただきたいなというふうに思います。以上でございます。

議長(今井 伸二君)  ほかに質疑はありませんか。

○議員(江藤 和利君)  議案第43号「平成16年度川南町一般会計補正予算(第2号)」についてですね、2点ほど確認したいと思います。13ページの1款、1項、6目、7節の、直接この賃金に関係はないんですけど、この前、全員協議会の中で説明がありました行政事務連絡員ですね、あの件でちょっと確認したいと思うんですけど、来年4月1日からそういう方向で取り組みたいと、そういうこの前、全員協議会の中で説明があったわけなんですけど、そういう方向の進め方で今回こういう賃金を計上されたのか、ひとつお願いいたします。それから、20ページ5款、1項、3目、19節、JA尾鈴環境保全型農業推進協議会についてですね、この10万円ですけど、全体的に尾鈴農協で環境という形で取り組んでおりますけど、都農のバイオですね、あれを主体にして取り組んでおりますので、今回、川南町のこの有機堆肥センター利用組合の堆肥をどのくらい利用すると、それで計上されたか答弁お願いいたします。

○企画商工課長(杉尾 義秀君)  江藤議員の質問にお答えいたします。実は、8月31日の日に議員全員協議会で、助役が委員長になりまして末端行政の説明を申し上げたわけでございますが、それ前に現在までの進捗状況について、ちょっと触れてみたいと思います。昨日までに、24分館中、18分館の説明を終えております。あと、6つの分館が残っておりますけども、一応、9月までには全ての分館の説明を終えたいといふうに思っております。この31日の日にご説明申し上げましたが、いわゆる個人という世帯、そういうふうに呼んでいいのかどうか分かりませんけども。いま掴んでおります個人世帯がこの前の資料にも載せておりましたように、807世帯についていろいろ振興班長さんたちの意見を聞きながら精査いたしましたところ、本当の振興班未加入者というのは425世帯になっております。昨日、4分館と6分館の説明会を実施したわけですけども、ここでも相当数の真の個人世帯というのも減ってきております。今後はですね、いわゆるアパート、個人が経営しておりますアパート、それから新興住宅地の世帯、これあたりにつきましては経営者の中にいろいろご相談を申し上げながらやっていきたいというふうには考えております。本論の地区の問題でございますけれども、この前いろいろ議員の皆さん方から指摘がございました点を十分勘案しながら、もう一回末端行政組織のプロジェクトチームの方でどういう形でいったがいいのか、もう一回再度検討をさせていただきたいというふうに考えております。以上です。

○農林水産課長(横尾  剛君)  江藤議員のご質問にお答えいたします。尾鈴農協が作っておりますJA尾鈴環境保全型農業推進協議会ですが、これは昨年度からできておりまして、昨年度は負担金は出さなかったんですが、メンバーといたしましてJA尾鈴の園芸の各部会、それからコンポスト代表で両町から2名、それから振興局、普及センター、両町の農林水産課等で組織をされているものでございます。16年度の実施項目の中に、有機性廃棄物コンポストの実証試験、及び使用マニュアル作成というのがございます。この中で、両町にあります堆肥、川南町で言えば・・・堆肥センターの堆肥、そのほかの堆肥もございますが都農町で言いますとグリーンガイアの堆肥ということになろうかと思いますが、そういう実証試験に向けた取り組みというのをこの中でやっていただこうかと私たちも思っております。そこで、川南町が10万円、都農町が10万円、尾鈴農協が20万円という、それぞれ出しまして協議会を運営していこうということでございますので、この中での成果を期待しているというとこでございます。以上でございます。

○議員(江藤 和利君)  この最初は末端行政についてなんですけど、いま末端行政組織に対しては、いま課長が申したそういう方向で進めていただきたいんですけど、この前説明を受けるとですね、行政事務連絡員とそういう形で説明がありました。そこの中で、いま分館長を、これは公民館運営あちらのほうで教育委員会のほうで委嘱されておると思うんですよ。やはり割る分館がありますので、一応30行政ぐらいにして行政事務連絡員という形でこの前説明があったわけなんですけど、これは・・・無駄と思うんですよ。いま松浦さんが役場に1日ですか、15日ですか、文書を取りに来てすべて回っております。これでもし不都合な点が出た場合にはですね、それはそれなり考えないといかんだろうと思うんですけど、それで各振興班長にすべて届いて、そして今度、役場の職員を30なら30行政、そういう形にした時に張り付けると、これも無駄です。それを各振興班長に持っていく、二重、三重にも手が要る。今のやり方が一番経費節減にもなりながら、振興班長に一番手っ取り早く確実に文書が届くと思います。こういう今の方向で一番いいと思うのをまた手を煩わせる、そういう方向のないようならですね、やはり行政事務連絡員というのは考えなくてはいけないと思います。これをそういう方向で末端行政は先のほうでいいんですけど、行政事務連絡員をそのような方向で張り付ける、これはやめたほうがいいと思うんです。そこ辺は、十二分に答弁をいただきながら検討していただく。それと、この5款、1項、3目、19節、この件に関しては、会合に何回か行きましたけど、清本バイオの話ばっかりですね。川南の有機センターの堆肥ですよ、あの話は全然出てない、これは出す必要はないと思うんです。それとやはり、都農の姿勢が農業公社に対しましても、この前150万円しか入ってない。こちらが要求した金額は出してない、あんまり虫がいいですよ。利用率は向こうのほうが多いんですよ。そして清本バイオの話だけですよ、この会合では。やはり、川南の有機堆肥センターの肥料を有効に利用して、それを尾鈴全体で輪を持っていくと、広げていくと、そういう方向になれば、この10万円も有効だろうと思いますけど、やはり都農のほうが川南町に要求すればいつでも出すと、そういうようなお金のですよ死んだお金はですね、僕は、これは減額修正してでも最後にやりたいと思います。そこ辺をやはり農協なら農協なり、両方合わせて、向こう使うなら、こっちも使う、そのくらい行政の課長として両方で話し合いして、清本バイオ出すなら、こっちも出していただきたいと、そして、こういうデータが出ていますよと、そういう方向で環境保全に気をつけた環境農業をそういう方向に持っていく、じゃないと今後、今の転作も平成20年完全になくなりますよ。平成18年度から産地づくり交付金という形で、その地方団体で、公共団体で独自に行きなさいと、そういう方向にシステムが変わります。有機米やらいい方向で有機肥料を投入して、ブレンド米作れば売れます。そのための堆肥センターだろうと思うんです。それを投入して有機米、そういう方向に持っていく姿勢をいま示さなくては遅れると思うんです。だから、そこ辺を強く要望して、今回はこれを私は減額でさしていただきたいと、そんなに甘いもんじゃないと、厳しいんですよ。そこの姿勢は、徹底して貫いていただきたいなと・・・答弁をお願いいたします。

○企画商工課長(杉尾 義秀君)  江藤議員の質問にお答えいたしますが、先ほど申し上げましたように8月31日の全員協議会でたくさんの議員の皆さん方から意見を頂戴いたしました。その分については、十分配慮しながら、そして各分館長さんの意見等も交えながら今後の事務に進めていきたいという考えを持っております。以上です。

○農林水産課長(横尾  剛君)  江藤議員のご質問に再度お答えいたします。堆肥センターの堆肥利用につきましては、先日来、尾鈴農協の参事も含め、園芸部長と本町役場の職員といろいろ堆肥の利用について協議をしているところでございます。今後もこの推進協議会の中でもですね、大いに各園芸部の組織がございますので、その中で私たちもPRをしていこうと思っております。以上でございます。

○議員(江藤 和利君)  1回の会合に行ったときですね、畜産農家が都農1名、川南1名という形で参加さしていただきました。「都農が会長が出るから、川南が副会長になってください。」と、「それは、でけんわ。」と、清本バイオの話だけ出してですよ、「でけんよ」と、そして、この前話を聞きましたなら、やはり清本バイオの話だけする。そして、農協の担当部長はイオングループ、川南町の堆肥も認めましたよと、そしてイオングループもオーケーですよと、そういう言いながらですよ、いろいろ勉強会をしますと、こっちの堆肥の話はしません。これは、情けないですよ。両行政は別々ですけど、尾鈴農協は両行政を抱えております。そこ辺は、やはり農協の、清本バイオが本当に・・・またさっき同僚議員がああいう質問をされますと本当に悪いのかなと、そういう感じもします。しかし、イオングループが認めたんですから、堂々とこれを宣伝するPRする、そしてあなたはイオングループに行ったでしょ。そして、そこでも批判なかったでしょ。しかし、この環境保全組合で、JAの・・・あんまりよく言わないんですが、ここ辺に対してやはり課長として責任もって堂々と悪いことはありませんと、そしてこの前、農業新聞のトップに載っておりますよ、汚泥が物凄くバクテリアを含んでおるから土壌を還元して土壌改良剤になりますと、そして年間2万5,000トン堆肥を寄せて、いま製品が0.8パーセントという形で書いてありましたので、それはちょっと不思議に思ったのですが・・・いま800トンぐらいしかできないと、それでまだ完全に希望者には全員渡らないと、そういう方向で、そこは米の産地だから有機米というような方向で書いてありますよ。そこ辺を自信もって取り組んで、この中でも出なければ清本バイオばっかりの話でもあれば、うちにもこういう堆肥あります、使いますよと、そういう方向で堂々とやっていかなくては、この10万円を、死んだお金を持っていくというような考えですわ、都農も農業公社では少しずるいからでよ、少しうちも・・・お金がいくらでもあるわけじゃないから、やはりどうしても今回は削られたというぐらいの姿勢で、やっぱり臨んでほしいなと、対等ですよ、答弁いただいて終わります。

○農林水産課長(横尾  剛君)  江藤議員のご質問に再度お答えいたします。ご指摘のとおりですね、私たちもいい堆肥ができておるわけですから、十分今後耕種農家に宣伝していこうと、この会議でもどんどん発言していこうと思っております。以上でございます。

議長(今井 伸二君)  ほかに質疑はありませんか。これで質疑を終わります。お諮りします。ただ今、議題となっています議案を慎重に審議するため、所管の常任委員会に付託したいと思いますが、ご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

「異議なし」と認めます。従って、議案第43号は各所管事項別に、それぞれ所管の常任委員会に、議案第45号は、文教厚生常任委員会に、議案第44号及び議案第46号は産業建設常任委員会にそれぞれ付託します。

ここで、健康福祉課長、文化振興室長から発言を求められておりますので、これを許します。

○健康福祉課長(橋口 智郷君)  先ほどの川越議員の児童手当に関するご質問の中で、答弁ができていなかった件につきまして、追加して答弁さしていただきます。議案第43号の16ページであります。一番下の児童措置費の20節、扶助費、3,190万円児童手当の件でありますが、今回追加しておる関係の子供の数でありますが、被用者につきましては287名、それから非被用者につきましては142名、それから特例給付は8名であります。それから、当初予算ですでに予算措置しております関係の数でありますが、被用者につきましては468名、それから非被用者が411名、特例給付が13名であります。それから、児童手当の支給日でありますが、本来の支給は6月、9月、2月の年3回支給になっておりますが、今回の改正によりまして4月にさかのぼって支給する分につきましては、今月中に支給をしたいということで準備を進めているところであります。以上であります。

○文化振興室長(杉本 陽一君)  黒木則人議員の質問に対する答弁中で、議案第43号中27ページの9款、5項、1目、社会教育総務費、11節の需用費中の印刷製本費15万円、この中で発掘調査報告書30冊と申し上げましたけど、300冊、1冊500円なんですけど、300冊に訂正でございます。お詫びして訂正さしていただきます。

議長(今井 伸二君)

日程第 9

認定第 1号

平成15年度川南町一般会計歳入歳出決算認定について

日程第10

認定第 2号

平成15年度川南町特別会計等歳入歳出決算認定について

日程第11

認定第 3号

平成15年度川南町水道事業会計決算認定について

以上、3案件を一括議題とします。これから本、3案件について、質疑を行います。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。お諮りします。ただ今、議題となっています案件を慎重に審議するため、会議規則第39条第1項の規定により、各常任委員会から2名ないし3名を選出し、8名の委員で構成する「一般会計決算審査特別委員会」を、同じく8名の委員で構成する「特別会計等・水道会計決算審査特別委員会」をそれぞれ設置し、これに付託して審議したいと思いますが、ご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

「異議なし」と認めます。従って、本3案件については、8名の委員で構成する「一般会計決算審査特別委員会」、同じく8名の委員で構成する「特別会計等・水道会計決算審査特別委員会」をそれぞれ設置し、これに付託して審議することに決定しました。従って、認定第1号は「一般会計決算審査特別委員会」に、認定第2号及び認定第3号は、「特別会計等・水道会計決算審査特別委員会」にそれぞれ付託します。各常任委員会は、それぞれ委員を選出してください。しばらく休憩します。

午前11時42分休憩

午前11時42分再開

○議長(今井 伸二君) 会議を再開します。

お諮りします。「一般会計決算審査特別委員会」委員に、総務常任委員会から川越忠明君、黒木則人君、文教厚生常任委員会から久木野清人君、上田忠義君、江藤和利君、産業建設常任委員会から江崎稔君、池田正人君、河野幸夫君、「特別会計等・水道会計決算審査特別委員会」委員に、総務常任委員会から梅木憲治君、稲田勝重君、押川幸郎君、文教厚生常任委員会から長野義勝君、和田稔君、産業建設常任委員会から児玉助壽君、林田幸雄君、田中健一君、以上それぞれの決算審査特別委員会委員は、8名を選任することに決まりました。それぞれの決算審査特別委員会において、委員長及び副委員長の互選をお願いします。しばらく休憩します。

午前11時43分休憩

午前11時43分再開

○議長(今井 伸二君) 会議を再開します。

ご報告します。ただ今設置されました「一般会計決算審査特別委員会」の委員長に江藤和利君、同副委員長に川越忠明君が、委員会条例第7条第2項の規定により互選されました。また、「特別会計等・水道会計決算審査特別委員会」の委員長に児玉助壽君、同副委員長に稲田勝重君が、委員会条例第7条第2項の規定により互選されました。なお、それぞれの決算審査特別委員会は、21日の会議において審査結果を委員長から報告願います。

以上で本日の日程は全部終了しました。

本日は、これで散会します。皆さん、おつかれさまでした。

なお、引き続き、ただ今付託されました議案について、各常任委員会ごとの審査をお願いします。

午前11時45分閉会