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<神奈川県警>科捜研が鑑定取り違え 別人に逮捕状

7月15日22時11分配信 毎日新聞

 神奈川県警が警察庁のDNA型データベースを誤登録し、窃盗事件で無関係の男性の逮捕状を取った問題で、県警は15日、県警科学捜査研究所の鑑定員が別人の鑑定資料を取り違えたことが原因だったと発表した。この事件で県警は同日、住所不定、無職、大井貴夫容疑者(49)を窃盗容疑で逮捕した。

 県警は当初、それぞれ別の事件でDNAを採取した神奈川署が、科捜研に検体を送る際に取り違えたとみていた。しかし、調査の結果、科捜研鑑定員が07年11月、2検体をDNA鑑定した後、大井容疑者の鑑定結果と男性の書類を一緒にし、誤登録したことが判明した。

 県警は09年11月、窃盗事件があった横浜市内の飲食店の遺留物が、データベースに男性名で登録されたDNA型と一致したとして、10年1月に窃盗容疑で逮捕状を取り家宅捜索した。しかし、男性のDNAはデータベースの型と一致しなかったため、捜査をやり直していた。

 県警の常盤一夫・刑事総務課長は「明らかな人為的ミスで、何の関係もなくご迷惑をかけた方には改めておわび申し上げたい」とコメントした。【中島和哉】

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最終更新:7月15日22時11分

毎日新聞

 

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