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【千葉】

『気味悪い』と憤り 帰宅中の女子高生ロープで転倒

2010年7月15日

ロープが結ばれていた木を調べる捜査員。もう一方は右下の遊具の取っ手部分に結ばれていた=印西市で

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 印西市西の原一の遊歩道で十三日夜、高校二年の女子生徒(17)が張られたロープに引っ掛かり大けがをした傷害事件。県警は十四日、現場検証を行い、地元住民からは驚きや不安の声が上がった。

 現場周辺は高層のマンションが整然と並ぶ。遊歩道は長さ約二百メートルで、道の両側には健康遊具が設置され、最寄り駅への近道として利用する住民も多いという。

 近隣住民によると、夜は街灯があるが、比較的暗い。近くの男性会社員(48)は「このような事件は初めてで、女子高生が気の毒」と驚き、無職男性(67)も「いつも通るが、気味悪いね」と憤りを見せた。市都市整備課の職員も「このような事案は例がない」と怒りをあらわにしていた。 (那須政治)

 

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