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「全国消防音楽隊フェス」まで3カ月-奈良市消防音楽隊、訓練に熱
(2010年07月14日)
全国の消防音楽隊が集まる「第6回全国消防隊フェスティバル」が10月10日・11日、奈良市内で開かれる。初めての奈良での開催で、主催する地元の奈良市消防局音楽隊の訓練にも熱が入る。
奈良市消防音楽隊は1986(昭和61)年に結成。現在は32人が消防行政と防火思想の普及を目的にイベントなどで演奏を披露している。全国大会にもこれまで4回参加。
奈良市中央第二体育館(法蓮佐保山)で7月13日に行われた練習には20人が参加。通常業務の合間を縫って行う2時間ほどの練習は週2回。普段は消防局の会議室で行う練習だが、動きを取り入れた練習はできないためこの日は体育館で行った。限られた時間で息を合わせた演奏と動きを習得しなければならず、隊員らは真剣な表情で練習に臨む。
演奏はもちろん消防職員ならではの整った機敏な動きも魅力の一つに挙げられるマーチング。この日は新しいフォーメーションが加わり、演奏に動きが加わることで難しさが増すことから練習開始当初は困惑した様子を見せるも、持ち前の集中力を発揮し短時間で習得した。
平城遷都1300年記念事業の一環として開かれる同フェスには、全国から21消防局が参加する。初日の10日は、10時30分~平城宮跡会場のまほろばステージ、12時50分~東大寺で演奏とパレ-ド、15時30分~三条通りをパレード。翌11日12時からは、「なら100年会館」で演奏を披露する。
楽長の藤村正弘さんは「念願だった全国大会を奈良で開くことができることになった。参加できなかった消防局のためにも、隊員一丸となって防火防災のPRを図りたい」と話す。
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