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【政治】

普天間移設 『11月合意』先送りも

2010年7月15日 夕刊

 仙谷由人官房長官は十五日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設先や工法について、十一月に予定される日米首脳会談までに両政府で最終合意には至らない可能性を示唆した。

 仙谷氏は、同月にオバマ大統領が来日するまでに日米で最終合意するのかとの質問に対し「大統領が来るから(その時までに決着させたい)という連想ゲームの世界だ」と述べ、大統領来日と普天間問題の最終合意には関係がないとの考えを強調した。

 五月末の日米合意は同県名護市辺野古周辺を移設先とし、八月末までに滑走路の場所や工法などについて専門家の検討を終えると明記。最終合意時期は明示されず、十一月の日米首脳会談で確認されるとみられていた。

 大統領は十一月、横浜市で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席する予定。

 

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