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本田、意外に遠い名門への道 欧州3大リーグからオファーも

7月14日16時57分配信 夕刊フジ

本田、意外に遠い名門への道 欧州3大リーグからオファーも
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欧州の移籍情報にいまや本田の名前がのぼらない日はない(写真:夕刊フジ)
 サッカーW杯南アフリカ大会が閉幕し、欧州の移籍市場はいよいよ本格化。日本代表MF本田圭佑(24)=CSKAモスクワ=に対しては、欧州3大リーグ(スペイン、イングランド、イタリア)以外に、ドイツやフランス、トルコからも動きが出てきた。

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 12日にロシアに戻った本田は、19日のリーグ戦から復帰の予定。注目はその起用法だ。ロシア人の若手MFザゴエフを育てるチーム方針から、本田は本来のトップ下に入れず、ボランチで起用されることに不満を募らせてきた。W杯で抜群の攻撃力を実証した本田は、合流前にも「ボランチをやるつもりはない」と断言。だがチームは今夏も前線の選手ばかりかき集め、ボランチの補強はなし。雲行きは怪しい。

 そんな中、CSKAがトルコリーグの強豪ガラタサライからボランチ候補を獲得する交渉が大詰めであると、13日付のトルコ地元紙が報じた。標的はW杯でも活躍したブラジル代表MFエラーノで、CSKAが出した条件は約5億5000万円に、なんと本田をつけるというもの。昨夏も本田の獲得に動いたガラタサライにとっては、魅力的なオファーに違いない。

 一方でフランスからは、マルセイユの名前が浮上してきた。発信源は同クラブを長年追う名物ジャーナリストのブログで、「最新の情報によれば、マルセイユは日本の若手、本田を連れてくるようだ。速さと攻撃性を加える素晴らしい補強だ」との記述に、仏メディアが一斉に反応した。

 欧州王者の経験もある名門は、ウルグアイFWスアレスとの両獲りのため、現在の主力3人を売却することで高額な移籍金を工面するという。

 また、13日付のイタリア「イタスポーツプレス」は、ドイツからのラブコールを報道。今夏にC大阪からMF香川真司を獲得したばかりのドルトムントが、本田の争奪戦に加わるとしている。

 右肩上がりできた本田にとって、こうした欧州3大リーグ以外への移籍は遠回りといえる。だが不本意なボランチ起用でロシアに“抑留”されたら、成り上がりまでさらに余計な時間がかかるかもしれない。

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最終更新:7月15日10時14分

夕刊フジ

 

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