羽幌

はぼろバラ園

バラを300種以上も集め、豪華な雰囲気と芳醇な香りの世界に誘います。ここでしか観賞することの出来ないと言われるフェアリーダンスやマクランサローブリッターなどが含まれる等、豪華な気品に満ちたガーデンです。

愛の鐘
はほろバラ園の中にはホワイトカラーのチャペルがあります。チャペルの鐘は「愛の鐘」。カップルが愛を誓い合うセレモニーの場として利用されています。

せせらぎの丘
白亜のモニュメントが建つ小高い丘からわき出た水は、心地よい流れをつくる。バラの花が最高潮となる夏、きらきらと輝くその躍動は、涼しさをたっぷりはこんでくれる。

芝生公園
ドライブの途中寝転んだり、お弁当をほおばったり、また、味祭りなどのイベント会場になる多目的な交流広場。

北方種2000株が風に揺れる・・・・

道の駅 ほっと はぼろ

温泉と多目的交流プラザ「はぼろ温泉サンセットプラザ」を核に、世界のバラガーデン「はぼろバラ園」、絶滅のおそれがある野生生物の保護や研究を進める施設「北海道海鳥センター」等、多彩な歓迎と交流の施設を備えたほっとステーションです。

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朝日公園「花菖蒲園」 北の大地を彩る華麗な華

花の観賞と共に、古くから体を温める薬草や、芳香剤の香料として使われてきた菖蒲。市街から5分の朝日公園に、丹精込めた菖蒲のガーデンが広がっています。7月いっぱい白、ピンク、紫の花をつけ、静かに華やぐ菖蒲が一面を染めます。公園内の池のすい蓮もこの時期に開花しますので合わせて鑑賞できます。

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天売

ウトウ(ウミスズメ科)天売島での繁殖数約100万羽

北太平洋に分布する海鳥。天売島には3月ごろ多数飛来し、4月はじめ頃から抱卵する。ヒナのふ化が始まる5月中旬から、魚をくわえて日没と同時に帰巣する。天売島はウトウの世界一の繁殖地で、その壮観な夕景を観察できるのは世界でも天売島だけ。ウトウがぶら下げて来た魚をウミネコが奪おうとする争奪戦も見物。ヒナが巣立ちを終える8月に入ると親鳥の数も極端に少なくなり、中旬には姿を消す。冬には東北や北陸地方の日本海などで過ごし、陸には上がらない。

赤岩 天売島のシンボル最西端の「赤岩」

多数のオロロン鳥の繁殖地であった天売島。そのシンボル・赤岩は、海中から突き上げる鋭い矢尻の形をした、海抜48メートルの垂直岩です。周辺は「赤岩展望台」として整備されています。赤岩を望む険しいルートは階段に取り付けられ、赤岩が間近に迫る展望台から海鳥観察ができます。赤岩展望台一帯の斜面は直径20センチほどの穴を掘って巣を作るウトウや草地に営巣するウミネコの繁殖地で、5〜7月には海鳥たちの子育てが間近で観察できるチャンスがあります。

赤岩を望む赤岩展望台。周辺の地表にウトウの巣穴が密集している。
ヒナの餌を運ぶウトウ、ウミネコの攻防。
日中は海上で生活し、夕暮れに口いっぱい小魚をくわえ、ヒナの待つ巣穴めがけてすごい勢いで帰ってくるウトウ。この餌のおこぼれをねらうウミネコが巣穴周辺で待ちかまえます。ウトウはウミネコよりも遙かに小柄で体力ではとてもかないません。しかしウトウには、水平線の彼方からツバメのような早さで飛来し、正確に自分の巣穴めがけて飛び込めるというレーダーのような優れた才能があります。60万羽ともいわれるウトウが、夕暮れから一気に帰巣する光景、巣穴付近でもたついたウトウとウミネコの餌攻防。野生の習性と優れた才能に圧倒される瞬間だ。

海鳥観察舎 海鳥繁殖を観察するポイント

島の最高点に近接していて、西海岸の壮大な断崖絶壁群のスタート地点であり、海鳥繁殖地の中心ポイントに設けられています。海鳥の繁殖期は4月から8月まで、シーズン中、観察舎内に設置されている50倍の無料望遠鏡を覗くと断崖の岩棚ではウミウの子育て、海岸にちりばめられた岩礁で遊ぶ赤い足をしたケイマフリなどを見ることができる。 目も眩むような西海岸100メートルを超える断崖絶壁が海鳥観察舎付近から始まります。日本海の強風と荒波をもろに受けた厳しい自然の爪痕は、海鳥たちにとって外敵から身を守る最適な繁殖地なのです。海鳥観察舎からの眺望は野生の厳しさ、たくましさが伝わってきます。

観音岬展望台 ウミネコの乱舞が撮れる

海鳥のラッシュアワー、夕暮れの観音岬展望台。一日の営みを終えたウミネコは群れをなして帰巣します。一日の無事を確認し呼び合うかのようにミャー、ミャーと啼きながら上空を旋回し、やがてそれぞれ巣に帰ってゆきます。

百数十メートルの断崖絶壁群を恐々覗く「観音岬展望台」
断崖絶壁の終点が観音岬展望台で海鳥の繁殖地の終点でもあります。島内きってのウミネコの繁殖地で、カモメが空を覆い尽くすその数の多さと鳴き声に圧倒されます。観音岬の6月以降はウミネコの孵化が始まり、咲き乱れる原生花の茂みからかわいいひなが顔を出してくれるかもしれません。

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焼尻

百年の計をたて、森を譲った焼尻人の先人たち。空を覆う自然林と、野鳥、野生の花の宝庫。

オンコ荘 強風と豪雨に耐える“地を這う森”

10メールもの枝を広げる老樹、「オンコの荘」
焼尻島の森は本道の森とは趣を異にしています。一部の樹木は天高く延びずに、上から押しつぶされたように得たが横に広がった匍伏型樹形や風圧に押されたように風下に傾いたまま成長した風衝型樹木。「希有性森林相」と言うのだそうで、この自然の力を素直に受け入れた樹木はミズナラやイチイに多く見られます。大陸からの強く激しい季節風や、雪の重みによるものだといわれ、森が深いために、若木は陽光を求めて木漏れ日を探しながら成長したためだと言われています。特に普通だと高さ15メートルに成長するオンコ(イチイ)が焼尻島の「オンコの荘」は高さわずか1メートル、その枝の広がりは直径10メートルを超える末広がりの巨木ぞろいなのです。

ウグイス谷 広葉樹、針葉樹が密生する

ちいさな島の深い森。空を覆う緑のトンネル状態の密林。原生林に囲まれた静かな泉、緑の峡谷に架かるワイルドな橋・・・・。焼尻島の森は、小振りながらも変化に富んだ大自然の森が凝縮されています。
ウグイス谷は広葉樹、針葉樹が混成する密林に覆われ、野鳥がさわしなくさえずる峡谷で、バードウォッチングすのポイントです

雲雀ヶ丘公園 緑のオアシス、水辺のある森林

森の中は小径が縦横無尽にはりめぐり、森林浴やバードウォッチング、草花鑑賞に、うってつけの広さ。危険な動物もいなく、道しるべや植物解説の標識も充実していて、安心して楽しい森の住人気分にハマってしまいます。
雲雀ヶ丘公園の散策の休憩ポイントで、森の中の泉が清涼感を誘ってくれます。水面にゆれる神秘的な緑や、大振りな蓮の花(開花期・初夏)が浮かび、ミドリシジミチョウなど様々な昆虫に出会うことができます。

鷹の巣園地には休憩施設が整備されています。ここから見渡す360度のパノラマは一押しのビューポイント。前方は天売島。

鷹の巣園地 天売島が目前に浮かぶ開放的なパノラマ

島の西南部の岬に広がる草原で、さえぎるものは何もない開放的な空間です。目の前には武蔵水道を挟んで約4キロ離れた天売島、東は天塩山系が連なり、南に暑寒別岳と雄冬岬の海岸線が走っています。そして北は、利尻島が陽炎のように水平線に揺れるなど、北の海全体が見通すことができ、記念撮影の名所になっています。また、この付近は英語教師第1号として日本史にも登場するラナルド・マクドナルドが上陸した地と言われています。
天売島を隔てる武蔵水道とは、1925年旧日本海軍測量船「武蔵」が測量したことから名称となり、好漁場として知られている武蔵堆の発見もこのときの調査によるもの。

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