取材ノートから

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玉こん工場で /山形

 鶴岡市の市街地などで新暦のお盆に入った13日の昼下がり、こんにゃく工場から従業員3人が病院に運ばれたと聞いて青くなり、現場に急行した。3台の救急車と入れ違いで工場に着いた▲工場は同市宝田3の「まるい食品」(加藤修社長)敷地内の約50平方メートルの工場。鶴岡署の発表によると、25~34歳の男女3人が玉こんにゃくのタレを製造中、気分が悪くなったという。駆けつけた市消防本部の隊員はガス検知後に「ガスコンロの火を付けようとして着火せず、LPG(液化石油ガス)が漏れたことによる事故ではないか」と話した▲いつも現場に向かう時は最悪の事態を考え、取材前から心が痛くなってしまう困った癖がある。3人の命に別条はなく、大事にならなくてまずは少し安心した。【長南里香】

毎日新聞 2010年7月15日 地方版

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