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<近畿>各地で大雨被害 |
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(7/15 01:19)  |
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13日夜からの大雨により、近畿でも被害が続出しました。各地で土砂崩れや浸水などの被害が出たほか、JRや南海電車で運休や遅れが相次ぐなど交通機関への影響も続きました。
普段は風情のある鴨川ですが、きょうはきのうからの雨で大変荒れています。とても危ない状態です。京都市では午前8時からの1時間に35ミリという強い雨が降りました。この影響で、右京区の国道162号で大学生の乗った車が崩れてきた土砂に埋まりました。流れてきた土砂は車を対向車線まで押し出し、衝撃で車の窓は粉々です。2人は車から逃げ出し、けがはありませんでしたが、162号は午後6時現在も通行止めとなっています。大津市では木原春さん宅の西側にある山の斜面が幅およそ30メートル、長さ50メートルにわたり崩れました。住民は、「どんどん崩れてこんな状態で」「(Q.こんなことあった?)なかった。大昔に近所であったぐらい」と話しています。木原さんに避難勧告が出されたほか、大津市は近くの住民25人に避難を呼びかけています。和歌山市では一部の道路が冠水し、床下浸水が2件、土砂崩れが、7ヵ所で起きています。加太地区の友ヶ島では1時間に46ミリという7月の観測史上最大となる大雨が降りました。住民は、「いっぱいなったら水をはけ、そればっかりしてた。夜通し」「気がついたらここまで浸水していてびっくりした」と話します。和歌山市は加太地区の4世帯15人に避難勧告を出しています。また、加太にある国民休暇村では進入路が土砂崩れで通れなくなり宿泊客や従業員ら100人近くが孤立状態になっています。「『ボンボン』という音。下が崩れたんやと思う。もう5秒逃げ遅れたら、嫁が危なかった」と池本保夫さん(60)は話します。兵庫県淡路市では、池本保夫さんの自宅に接する川の斜面が崩れ、家屋の一部が川の方へ崩れ落ちました。当時、池本さんは、崩れ落ちた方の部屋で寝ていましたが、異変に気づき、家族を起こして避難。家が倒壊したのは、そのすぐ直後でした。「危機一髪危機一髪。嫁がかばんだけもって、こっちに来た瞬間に。1秒か2秒の差だった」と話します。奈良市中町では、がけ崩れで大西富夫さんの自宅の居間に、土砂が流れ込み、寝ていた妻(74)が割れたガラスなどでけがをしたということです。
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