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2010年7月14日(水) 19:30 |
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「ファスナーの船」が進水式
「ファスナーの船」と聞いて皆さんはどんな船を思い浮かべるでしょうか? 今月19日に開幕する瀬戸内国際芸術祭に出品される作品でもあるユニークな船が、14日お披露目となりました。
お披露目された「ファスナーの船」、形はまさにファスナーのスライドさせる部分そのものです。 全長は約11メートル、発泡スチロールを表面加工してファスナーの形を作ったこの船は大人11人が乗ることができます。 デザインしたのは、静岡県生まれの現代アート作家・鈴木康広さんです。 今月19日からの就航を前に、高松港で進水式が行われました。 船の引き波がファスナーを開いているように見え、アイデアが浮かんだということです。 この「ファスナーの船」は、芸術祭の開催期間中に高松港と女木島の間を1時間に1往復程度運航されます。 鈴木さんは、展望台などの高いところから、瀬戸内海を切り開くファスナーを見て楽しんでほしいと話しています。 この船の乗船料は、片道・中学生以上が1800円、小学生以下が1000円だということです。
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