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2010年7月14日(水) 19:30 |
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土砂崩れや落石による通行止めに
活発な梅雨前線の影響で、岡山県内は13日から14日にかけて大雨となりました。 県下のほぼ全域に大雨警報が出されたほか、土砂崩れや落石などにより道路が通行止めになるなどの被害が出ました。
大雨の影響で県北では、土砂崩れなどの被害が出ました。 津山市上横野の県道は、土砂崩れのため現在も通行止めとなっています。 同じ県北では、今月10日からの総雨量が200ミリを超えているところも数か所あり、気象台では引き続き土砂災害などへの警戒を呼びかけています。 高梁市高倉町飯部の国道180号では、午前7時半ごろ、斜面が崩れ土砂が道路をふさぎました。 土砂の撤去作業の結果、現在は片側交互通行となっています。 また、総社市井尻野から種井の間と高梁市松山と段町の間も高梁川の水位が増したことから通行止めとなっています。 小田川の井原市井原、芳井付近と、高梁川の高梁市広瀬付近などが、大雨による増水で避難勧告や自主避難の目安となる避難判断水位に達しています。 旭川も13日夜からダムの放流量を増やしており、岡山市内では通常よりも1mほど水位が高くなっています。
交通機関への影響です。 JR山陽新幹線は、山口県内の大雨の影響で一時広島駅と小倉駅の間で上下線とも運転がストップしました。 現在は運転を再開していますが18本が運休したほか、下り博多方面に最大で3時間6分の遅れが出て2万2千人余りの足に影響が出ました。 現在はほぼ正常ダイヤに戻っています。
岡山県のまとめによりますと、この大雨で井原市美星町で1世帯5人が近くの公民館に自主避難しています。 また、朝の登校時に警報が出たため岡山県内の287の学校が臨時休校となっています。
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