\documentclass[10pt]{jsarticle} \usepackage{graphicx} \begin{document} \subsection*{●発明内容の概要} \begin{flushleft} 「レンズを前にスライドさせながらハイスピードカメラで連続的に画像を撮影し、どの画像でピントが合っているかを計算して各画素の位置における奥行き座標を割り出し、三次元形状を求める。」\\ \end{flushleft} \vspace{30pt} 立体をハイポリゴンデータとしてコンピュータへ取り込む3Dスキャナは、ゲーム・映画用3DCGの製作、土木工事時の地形の計測、文化財の記録などのために世界的に需要が高まってきており、その市場は今後大きな成長が期待されていますが(※1)、従来、この3Dスキャナには、主に「位相差方式」と「タイム・オブ・フライト方式」と「プローブ(光プローブ含む)方式」の三通りの方式が存在していました。\\ \\ この内、位相差方式のものは、「面」単位でスキャンできるため高速ですが、対象物にサーフェイサーを吹き付けなければいけなかったり、遠くの対象物をスキャンできないという欠点があり、また、タイム・オブ・フライト方式のものは、サーフェイサー不要で、かつ、遠くの対象物をスキャンすることができますが、黒っぽい物はスキャンできず、さらに、「点」単位でしかスキャンできないので、スキャンに長い時間がかかる(通常、数分以上)という欠点があり、また、プローブ方式のものは、サーフェイサーは不要で、黒っぽいものもスキャンできますが、遠くの対象物をスキャンできず、さらに、「点」単位でしかスキャンできないので、スキャンに長い時間がかかるという欠点があったため、三方式とも実用性が低く、限られた状況でしか使用できませんでした。\\ \\ 一方、先日、当方が発明した「FD 3Dスキャナ(\textbf{F}ocus \textbf{D}etection 3D scanner)」は、 \begin{itemize} \item 遠くの対象物のスキャンが可能 \item 黒っぽい物のスキャンが可能(※2) \item 遠距離のスキャンでも非常に高速(数十万点〜数百万点/秒など) \item サーフェイサー不要(テクスチャ同時撮影可能) \end{itemize} \begin{flushleft} という特徴を持ち、従来の3Dスキャナの弱点を全て克服した、機能的に完全上位となる革新的技術であり、現存する全ての3Dスキャナに取って代わることができるポテンシャルを有しています。\\ \vspace{10pt} ※1 2007年のレーザー3Dスキャナ世界市場規模が4億ドルで、2005年から2007年までの2年間で約2倍となる急成長中(http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/it/column/20080421/0912/参照)。\\ \vspace{10pt} ※2 従来の3Dスキャナの中にも種々の補正により黒っぽい物のスキャンを行えるようにしたものが存在しますが、FD 3Dスキャナは"動作原理上"色による品質劣化が生じないようになっているため、強引な補正なしにスマートに正確なスキャンを行うことができます。\\ \begin{center} \begingroup \begin{table}[h] \scalebox{0.7}{ \begin{tabular}{|c||c|c|} \hline &スキャン速度&テクスチャ同時撮影\\ \hline \hline 近距離型位相差方式&高速(面単位でスキャン)&不可(撮影対象がサーフェイサーで覆われてしまう)\\ \hline 近距離型プローブ方式&低速(点単位でスキャン)&可(別カメラを取り付けて撮影)\\ \hline 近距離型タイムオブフライト方式&低速(点単位でスキャン)&可(別カメラを取り付けて撮影)\\ \hline 近距離型フォーカス検出方式(当発明)&高速(面単位でスキャン)&可(照明を使用、または大型イメージセンサを使用、または別カメラを取り付けて撮影)\\ \hline \hline 遠距離型位相差方式&利用不可&利用不可\\ \hline 遠距離型プローブ方式&利用不可&利用不可\\ \hline 遠距離型タイムオブフライト方式&低速(点単位でスキャン)&可(別カメラを取り付けて撮影)\\ \hline 遠距離型フォーカス検出方式(当発明)&高速(面単位でスキャン)&可(大型イメージセンサを使用、または別カメラを取り付けて撮影)\\ \hline \end{tabular} } \caption {各方式の特徴一覧} \label {population} \end{table} \endgroup \end{center} \vspace{30pt} % また、FD 3Dスキャナは、ハードウェア的には「画像の連続撮影装置」と「ズームレンズ同様の電子可動レンズ」だけで作れるため、「最高性能のハイエンド機」だけではなく、「最も廉価な入門機」を売り出すこともできます。例えば、30コマ/秒の通常の500×500画素程度のビデオカメラに電子可動レンズを取り付け、パソコン用ソフトを添付するだけで、奥行き検出精度100マイクロメートル、スキャンレンジ30センチメートル、スキャン時間100秒の3Dスキャナを作ることができ、従来は30万円前後していた廉価品3Dスキャナの価格を数万円程度に引き下げることも可能となります。\\ よって、FD 3Dスキャナなら、例えば、近距離型においては、プローブ方式のように、サーフェイサーは不要で、黒っぽいものもスキャンできて、さらに、位相差方式と同等の(プローブ方式の数十倍〜数百倍に及ぶ)高速スキャンも行える3Dスキャナを、また、遠距離型においては、タイム・オブ・フライト方式の数十倍〜数百倍に及ぶ高速スキャンを行えて、かつ、黒っぽいものもスキャンできる3Dスキャナを作ることができます。\\ \vspace{10pt} このため、FD 3Dスキャナは、特に電子美術館用途(位相差方式は貴重な文化財にサーフェイサーを吹き付けることができないので使用できず、光プローブ方式やタイム・オブ・フライト方式だとスキャンに時間がかかり、ロケ現場の美術館の閉館時間が延びてしまう)や土木工事用途(撮影範囲が広大なので、タイム・オブ・フライト方式だと膨大な時間をかけるかスキャン精度を大きく落とさなければいけない)などに効果が高いと思われます。\\ % また、FD 3Dスキャナは、その従来にない高速性を活かして、1秒間に24回以上、繰り返し高精度3Dスキャンを行うことも可能です(つまり、「動画」的に高精度3Dスキャンを行うことができます)。現状では、映画などにおいても、まず「静止画」的に3Dスキャンを行い、後でモーションキャプチャーで動きを付けるという手法が主流ですが、FD 3Dスキャナを使用すれば、最初からモーション付きの3Dモデルを取り込むことができるようになるため、ビデオカメラで撮影するのと同様に、直感的に3Dコンテンツを作成でき、クリエイターの感性を抑え付けることなく存分に発揮することができるようになります。例えば、24万コマ/秒のハイスピードカメラを使用すれば、奥行き方向の精度1ミリメートルで、10メートルの奥行き範囲を、毎秒24回(一般的な映画のフレームレート)でスキャンすることが可能です。\\ \vspace{30pt} なお、本ライセンスは「世界一社独占専用実施権ライセンス」であるため、本ライセンスがあれば、3Dスキャナ業界の世界大手や今後市場参入が考えられる新興国メーカーなどを20年間世界市場から排除し、世界市場の主導権を握り続けることができます。\\ \vspace{10pt} 仮に、3Dスキャナ市場が今のペースで成長し続け、最終的に1500〜2000億円に達して、20年間の平均市場規模が年1000億円となった場合、市場の80\%のシェアを獲得できたとしたら、利益率を20\%(市場独占なので、利益率を高く設定可)、当方へのロイヤリティ率を5\%としても、本ライセンスにより毎年120億円、20年間累計で2400億円の営業利益を得ることが可能です。\\ \end{flushleft} \vspace{30pt} さらに、本特許は、上述の通り、2010年12月4日まで海外優先権主張が可能であり、また、特許査定後・設定登録前に国内出願を分割しており、手続補正による国内権利の強化も可能なので、海外、国内ともに確実性の高い特許戦略を展開することができます。\\ \\ また、本ライセンスのイニシャルペイメントはわずか100万円(税別)となっており、それ以外の事前のお支払いは一切ございませんので、ほぼリスクなし(万一事業化できなくても、損失は100万円で済む)で莫大な利益を狙うことが可能です。\\ \begin{flushleft} ※発明内容詳細は、特許庁IPDLの「特許・実用新案公報DB」(http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl)でご覧ください(特許4462581号)。\\ \end{flushleft} \vspace{30pt} \subsection*{●ライセンスの概要} \begin{flushleft} "ライセンス形態"\\ ・専用実施権ライセンス(製造・販売、先着一社世界独占、他メーカーへのサブライセンス可、当方の実施権無し)\\ \vspace{10pt} "ライセンス期間"\\ ・最長でそれぞれのライセンス対象特許権の消滅日(日本国特許なら2029年12月4日)まで\\ ※ライセンシー様のご要望を承ります。\\ \vspace{10pt} "ライセンス地域"\\ ・最大で権利国全ての全域\\ ※ライセンシー様のご要望を承ります。\\ \vspace{10pt} "ライセンス対象"\\ 1. 日本国特許(特許4462581号)\\ \vspace{10pt} 2. 明細書と図面の内容が「特許4462581号の特許査定を受けた時点における明細書と図面の内容」と完全に一致した、特許4462581号の分割出願(特願2010-003401号)\\ ※特許4462581号(特願2009-276008号)の特許査定謄本を受領した後、同日内に分割出願したものです。\\ \vspace{10pt} 3. 上を元にした海外優先権主張出願によって取得した特許権\\ ※海外出願は、専制ライセンシー様の方にて当方名義で行って頂きますので、予めご了承ください(基本的に当方では海外出願を行いません)。なお、出願日が2009年12月4日ですので、2010年12月4日までの間、任意の国へ海外優先権を主張して本発明の特許出願を行うことができます。\\\vspace{10pt}%PCTルートの場合、大部分の費用(翻訳料などの国内移行手続費用。1カ国100万前後が相場で、通常15カ国に出願すれば十分と言われている) \vspace{10pt} "ライセンス条件"\\ ・イニシャルペイメント: 銀行振込みにて契約時・次年度・次々年度に30万円ずつ、次々々年度に10万円の合計100万円(消費税別)を4回払いでお支払い頂きます。\\ \vspace{10pt} ・ランニングロイヤリティ: FD 3Dスキャナの出荷価格の5\%に出荷数を乗じた金額(消費税別)を、半年毎に年2回お支払い頂きます。\\ \vspace{10pt} ・ライセンス対象国における侵害訴訟、無効審判への対応、審決取消訴訟などの法的な紛争: 主に、専制ライセンシー様の方にて当方名義で行って頂きます。\\ \newpage "ライセンス先決定方法"\\ ・先着\\ \vspace{10pt} "その他"\\ % ・実際にご契約される場合、交渉応募日(消印日)から1ヶ月後までに契約書の署名捺印を、2ヶ月後までにイニシャルペイメントのお振込みを済ませて頂きますので、予めご了承ください。なお、前者の期日(1ヶ月)を経過した場合は、大変申し訳ございませんが、ご交渉中止となります。\\ %\vspace{10pt} ・当方でサンプルは製作しておりませんので、予めご了承ください。\\ \vspace{10pt} ・試作には高価なハイスピードカメラが必要になりますが、多くのハイスピードカメラメーカー・代理店ではレンタル提供も行っていますので(数十万円/day程度)、それを利用すれば試作費用を抑えることができます(大半のハイスピードカメラは元からレンズを換装して使用する設計になっておりますので、レンタル品にズームレンズのような電子可動レンズを製作して取り付けるだけでFD 3Dスキャナができあがります)。\\ \vspace{10pt} ・事業化の際も、性能の高さ(製品の魅力の高さ)と特許によってライバル他社の参入を防げることを活かして完全受注生産(受注後に部品の発注から始めて数ヵ月後に納品)とすれば、事業リスクを限りなく抑えることが可能です(在庫を常時ゼロにできます)。\\ \vspace{10pt} ・ご契約内容には、契約日から3年以内に実際の製品を発売して頂く義務条項を含みますので、予めご了承ください(発売できなかった場合、お支払いなしでの契約解除となります)。\\ \vspace{10pt} "応募方法"\\ 社名、担当者名、連絡先電話番号をご記入の上、下記住所宛てに郵送でご応募ください。\\ \vspace{10pt} 〒059-0011 北海道登別市常盤町1-2-4\\ 佐藤 洋(さとう ひろし)\\ \vspace{30pt} 本ライセンスは「先着一社独占」ですので、もしライバル社様が先着だった場合、ライバル社様の後(例えば、ライバル社様がFD 3Dスキャナを市販化して、十分に普及した後)にご応募頂いても、当方は実施ライセンスを行うことはできません。また、その場合、サブライセンスも受けられない可能性が高く、仮にFD 3Dスキャナが高いシェアを獲得することができたとしたら、特許権消滅までの約20年間、貴社が3Dスキャナ市場からほぼ締め出されてしまう(大量のレーザー3Dスキャナの在庫を抱えてしまう)可能性もございます。もしライセンスをご希望の場合は、お早目のご応募をお願い申し上げます。\\ \end{flushleft} \end{document}
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