石井浩郎氏「堀内さんの分まで頑張る」

秋田から上京した石井氏（左）は自民党本部で谷垣総裁に初当選の報告をした

　参院選で初当選した元プロ野球選手の石井浩郎氏（４６）＝自民・秋田＝が１４日、都内の自民党本部を訪れ、谷垣禎一総裁（６５）ら党執行部に当選を報告した。比例代表では巨人の大先輩、堀内恒夫氏（６２）が次点で落選したが、「一緒に仕事ができなくて本当に残念。堀内さんの分まで国会で頑張るつもりです」と誓った。

　この日朝、秋田から上京するとき、初めて両ひざがガクガクであることに気付いた。１７日間の選挙期間中は連日、車のない所では常に駆け足だった。「現役を引退してから８年間、こんなに走ったことはありませんでしたから。本当にひざが痛い」と苦笑いした。

　支援者やメディアに対しては、“先生”の呼称を使わないように懇願している。「まだ何の実績もないのにバッジをつけた瞬間に『先生』になるのはおかしい。呼び方はイシイでも、ヒロオでも何でも結構です」ときっぱり。堀内氏だけでなく、たちあがれ日本から出馬した元巨人の中畑清氏が落選したことも残念とし、「球界を代表して地域とスポーツの振興に取り組みます」と話した。

（2010年7月15日06時02分  スポーツ報知）

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