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渡辺謙 オスカー見えた!大作の完成度に自信
「インセプション」のLAプレミアで、渡辺謙(左)はレオナルド・ディカプリオと談笑する(中央はエレン・ペイジ)
Photo By AP |
俳優渡辺謙(50)が13日(日本時間14日)、米ロサンゼルスで行われた米映画「インセプション」(監督クリストファー・ノーラン)のプレミアに参加した。主演のレオナルド・ディカプリオ(35)に続く重要な役を演じ、スポニチ本紙の取材に「作品賞にノミネートされるでしょう」と来年2月の米アカデミー賞に言及。自身の助演男優賞とのダブル受賞が期待される。
ハリウッド大通りに渡辺がキャストの先陣を切って到着。沿道を埋めた約3000人のファンから「ケン!」「ワタナベ!」の大歓声。「わたなべさんが好きよ〜」と日本語のボードを掲げる熱烈な地元ファンもおり、渡辺は額に汗を浮かべながらサインをして声援に応えた。
CNNなど米大手メディアの取材に流ちょうな英語で対応。日本の報道陣には「これだけでっかいプロジェクトに呼んでもらえたことを誇りに思ってます」と笑顔を見せた。ハリウッド作品は03年に「ラストサムライ」で初出演してから通算7作目。
これまでと同様に日本人役だが、配給のワーナーブラザースは「今回はもともと日本人である必要のない役で、渡辺さんを起用したから役柄が日本人になったもの。バットマン ビギンズでタッグを組んだノーラン監督の信頼が厚い」と説明。ディカプリオも「ケンは日本の国宝にすべき俳優。これまでの共演者で最高にプロフェッショナル」とベタ褒め。ディカプリオから肩を抱き寄せられた渡辺も「いい感じの窓が開いた。次はどこに向かって飛び立てるかな」と、ハリウッドでのさらなる飛躍に意欲をみせた。
会場のチャイニーズシアターが、米アカデミー賞の授賞式で使用されるコダックシアターに隣接していたことから「作品賞の候補に選ばれるでしょう」と早くも来年2月の同賞に言及。「…サムライ」以来2度目の助演男優賞ノミネートには「まず観客にどう受け入れられるか。後のことはそれから」と明言は避けたが、物語のキーマンとして存在感を発揮できたことに手応えは十分。受賞となれば、演技部門では57年「サヨナラ」でのナンシー梅木さんの助演女優賞以来の日本人オスカー俳優。「2月に(コダックシアターに)来られればいいですね」の言葉には自信がみなぎっていた。日本では23日公開。
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