ビーチの妖精が…浅尾、イメチェン「グレました」

前日練習を行った浅尾は６年ぶりの“茶髪”で気持ち新た Photo By スポニチ

　“ビーチの妖精”がグレちゃった！？ビーチバレーの浅尾美和（２４＝エスワン）が１４日、大阪府北区中之島の特設コートで、１５日に開幕する国内ツアー第３戦・大阪カップ中之島大会の前日練習を行った。５月のツアー第２戦で５位に終わった後、気分転換を兼ねて１８歳のとき以来という“茶髪”に変更。国内初披露のイメチェン姿で初優勝を狙う。

　浅尾と言えば、白い砂に映えるビキニと小麦色の肌、黒髪が揺れる愛くるしい笑顔。健康的なお色気が魅力だったが、これはこれで悪くない。雨中の前日練習で、茶色の髪がびっしょりと濡れた姿には、また違う色気が漂っていた。

　「（茶髪は）１８歳の時にして以来ですね。気分転換みたいなものです。愛知の大会で５位になった後にしました」。明るく答えた浅尾だが、口調には悔しさも交じっていた。５月中旬の今季国内ツアー第２戦（愛知県知多市）で自己ワーストタイの５位。大会後、すぐに黒かった髪を栗色に染めたという。今季から草野歩（２５＝エスワン）と“アサクサ・コンビ”を結成も、開幕戦で３位にとどまり、第２戦も５位。結果が出ずに「グレました（笑い）」と髪を染めた理由を説明したが、悪い流れを断ち切るため、わらにもすがる思いで変化を求めた。

　イメチェン後の運気は悪くない。今月上旬に出場したワールドツアー、グランドスラム大会２試合では本戦に進めなかったものの、いずれも予選で初戦を突破。「グランドスラム大会で１勝することができた」と新ペアの成長に手応えをつかんでいる。髪の色を変えて２カ月がたち、栗色だった髪もやや日焼けしてギャルっぽい茶髪に。新たな魅力を身にまとった浅尾が、これまでつかめなかった栄冠を目指す。

[ 2010年07月15日 ]