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闘莉王、燃え尽き症候群…代表引退の可能性も

ブラジルから帰国した日本代表DF闘莉王
ブラジルから帰国した日本代表DF闘莉王
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 日本代表DF田中マルクス闘莉王(29=名古屋)が、日本代表の今後の活動に参加するかどうかについて、白紙であることを強調した。急病で入院した父パウロさん(57)を見舞うために滞在していた故郷ブラジルから14日に帰国。W杯後は燃え尽き症候群に陥っていることを明かした。

 W杯の敗戦から2週間以上が過ぎても、気持ちの整理はできていなかった。約1カ月半ぶりに帰国した闘莉王は「お父さんのことでいっぱいいっぱいだったので、サッカーのことはまだ何も考えていない。本当にもう一度サッカーをやりたいのか、これからどういう気持ちで取り組めるのかを考えたい」と厳しい表情を浮かべた。全精力を注いだ自身初のW杯で完全燃焼。燃え尽き症候群に陥り、サッカーに対するモチベーションは一向に上がっていない。

 闘莉王はW杯で全4試合にフル出場を果たし、日本の2大会ぶりの16強進出に貢献。PK戦で敗れた6月29日の決勝トーナメント1回戦パラグアイ戦後には「ギリギリのところまでやり尽くした」と抜け殻のようになり、今後の日本代表について「まだ分からない」としていた。急病で倒れた父パウロさんを見舞うため、翌30日に南アフリカから母国ブラジルに帰郷。15日から名古屋の練習に合流予定で現役は続行するが、このまま気持ちが戻らなければ、日本代表を引退する可能性も出てきた。次回14年W杯はブラジル開催。闘莉王は故郷に錦を飾るのか、それとも――。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年07月15日 ]

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