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【芸能・社会】

大地真央 つかこうへいさん長女にエール 舞台「ヘッダ―」製作発表

2010年7月14日 紙面から

名作に挑む大地真央(左)と共演の益岡徹

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 女優の大地真央(54)が東京・初台の新国立劇場に初出演して主演するイプセンの名作「ヘッダ・ガーブレル」(演出・宮田慶子)の製作発表が13日、同劇場であった。

 大地は、劇作家で演出家のつかこうへいさんが亡くなったことに「驚きました。残念です」と表情を曇らせた。つかさんの長女で宝塚歌劇団雪組トップ娘役の愛原実花が休演せず舞台に立ち続けていることに、宝塚男役トップだった大地は、「私も84年に、(公演)初日の2日前、けいこ中に父を亡くしました。『がんばって!』と言いたい」と先輩として気遣っていた。

 「ヘッダ・ガーブレル」は、1890年に書かれ、1912年に日本初演された西洋近代劇の代表作の一つ。小劇場公演でもあり、宝塚退団後は「マイ・フェア・レディ」など、大劇場でのミュージカルを中心に活動してきた大地にとって新たな挑戦。「すごくワクワクしていますがちょっと不安」とほほえんだ。

 夫のヨルゲン・テスマン役を益岡徹(53)が演じるほか、田島令子(61)、七瀬なつみ(43)、羽場裕一(49)、山口馬木也(37)、青山眉子(65)が共演。

 公演は9月17日−10月11日に同所で。

 

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