2010年 7月 14日 岡山県でも豪雨 △▼ 活発化した梅雨前線の影響で、岡山県内は大雨となりました。気象台は大雨や洪水警報を出し、警戒を呼びかけています。活発な梅雨前線の影響で、西日本の広い範囲で１３日から雨が降り続きました。降り始めから午後５時までの雨の量は高梁市陣山で２００ミリを超えました。この雨の影響で井原市美星町では１世帯５人が自主避難。笠岡市で住宅１棟が一部損壊、津山市でも１棟に床下浸水の被害が出ました。また、県内の小中高校、特別支援学校のあわせて２９０校が臨時休校となりました。 瀬戸内国際芸術祭　ファスナー船　進水式 ▲▼ 今月１９日に開幕する瀬戸内国際芸術祭に登場する作品で、ファスナーの形をした船が完成し、１４日、高松市で進水式が行われました。洋服やカバンなどについているファスナーの形をした船、静岡県出身の現代アート作家、鈴木康広さんが手がけたものです。造船所などの協力を得てプレジャーボートを土台に約４カ月かけて製作しました。水面を進む船の軌跡とファスナーが海を切り開く様子を重ね合わせています。１４日は進水式が行われ、船の完成と運航の安全を祈りました。ファスナーの船は、瀬戸内国際芸術祭が開幕する今月１９日から観光客を乗せて、高松港と女木島の間を走ります。 ニューピオーネの収穫始まる ▲▽ 岡山県を代表する夏のくだもの、ニューピオーネの収穫が勝央町の温室で始まりました。大粒で甘みが強く種が無いブドウとして人気があるニューピオーネ。勝央町では現在１３戸の農家が約２ヘクタールで加温栽培しています。このうち竹久文秋さんの温室でも収穫が始まり熟れ具合を見ては一房一房、丁寧に摘み取っています。ＪＡ勝英によりますと今年は日照不足で生育が心配されましたが糖度は平均して１８度前後と甘みが強く出来はまずまずということです。収穫は来月中旬まで続き農家全体で約２０トンが出荷されるということです。