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桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-原発のどこが危険か 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-原発事故の科学

「原発のどこが危険か」(朝日新聞社、1995)__「原発事故の科学」(日本評論社、1992)

桜井淳カリフォルニア事務所-新幹線安全神話が壊れる日 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-崩壊する巨大システム
「新幹線「安全神話」が崩れる日」(講談社、1993)___「崩壊する巨大システム」(時事通信社、1992)

Wed, July 14, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳の今年のマスコミ対応

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桜井淳は、特に大きな産業事故・自然災害でもない限り、毎年平均30件くらいの新聞・テレビ・週刊誌・月刊誌等からのインタビューに応じています。下記に示すとおり、今年もごく普通の幕開けでした。意外にも15件中10件が鉄道事故・故障でした。



(1)1月29日15:15-15:20、テレビ朝日報道部から北海道の踏み切りで発生した特急「スーパーカムイ24号」とダンプカーの衝突事故について(事故時、吹雪)、電話インタビュー(録音)を受けました。当日、夕方の「スーパーJチャンネル」で事故映像の中に氏名を示して録音された音声が流れていました(放映時間18:10-18:15)。インタビューを受けた時、比較宗教学の視点からの寺院調査のため、水戸線稲田駅から西念寺(浄土真宗、京都から越後に流刑後に親鸞が20年弱布教した寺)へ通じる国道6号の歩道を移動中でしたが、歩きながら対応しました。

(2)2月2日、朝日新聞社論説室より1月29日に発生した東海道新幹線架線切断(小田原駅-新横浜駅の間)にともなう長時間停電事故について、インタビューを受けました。新幹線のATC(Automatic Train Control)システム、CTC(Centralized Traffic Control)システム、新幹線基地での点検・修理等の運転・管理技術の半世紀弱の歴史と安全実績について、説明しました。関連する社説は4日付に掲載されました。

(3)2月4日、「茨城新聞」に客員論説委員として執筆したプルサーマルについての原稿が掲載されました。

(4)2月22日12:00-13:00、JR新橋駅近くの喫茶店で「週刊エコノミスト」編集部と原稿内容について、打ち合わせを行いました。

(5)2月22日14:45、日本テレビの「ズームインSUPER」から"撮り鉄"による「特急走行妨害行為」について、当日インタビューの依頼がありましたが、すでに、青森県下北半島六ヶ所村核燃料サイクル施設の調査のために、発車直前の東北新幹線「はやて」の車中にいたため、対応できませんでした。

(6)3月4日0:15、毎日新聞社大阪本社社会部の記者から、3月3日に博多発東京行きの「(700系)のぞみ56号」の西明石-神戸間で生じたギアボックス異状にともなう停止トラブルについて、インタビューを受けました。JR東海大阪第一車両所での4日午前の調査では、ギアボックスのケース外壁が大きく破損していることが分かりました。オイルが漏れ、ギアの発生熱でオイルが過熱したため、異臭・発煙につながったものと推定されます。

(7)3月8日17:10、産経新聞社社会部の記者から、3月3日に博多発東京行きの「(700系)のぞみ56号」の西明石-神戸間で生じたギアボックス異状にともなう停止トラブルについて、起因事象がモーターの動力を伝えるギアのベアリングに問題があったことについて、インタビューを受けました。昔、ベアリングの材質の微妙な相違により、似たようなトラブルがありました(「新幹線「安全神話」が壊れる日」参照)。ベアリング、すなわち、コロについて詳しく説明しました。

(8)3月8日10:30、読売新聞社社会部の記者から、3月3日に博多発東京行きの「(700系)のぞみ56号」の西明石-神戸間で生じたギアボックス異状にともなう停止トラブルについて、起因事象がモーターの動力を伝えるギアのベアリングに問題があったことについて、インタビューを受けました。ベアリング、すなわち、コロについて詳しく説明しました。

(9)3月9日、「週刊エコノミスト」(2010.3.16日号)に「「もんじゅ」運転再開」についての原稿が掲載されました。

(10)3月9日17:10、中日新聞社福井支局の記者から日本原電敦賀1号機の高経年化と寿命延長についてインタビューを受けました。敦賀1号機(1970.3.14商業運転開始)だけでなく、関連する関西電力美浜1号機(1970.11.28商業運転開始)や東京電力福島第一1号機(1971.3.26商業運転開始)についても同様の説明をしました。世界で運転中の軽水炉では、米オイスタークリーク(1969.12.1商業運転開始)と敦賀1号機がいちばん長く運転しており(設計寿命の40年を越え、寿命延長期間に入りました)、世界的に見ても高経年化対応の試験炉的な位置づけになっていることを説明しました。

(11)3月11日10:50、日本経済新聞社大阪本社社会部の記者から、3月3日に博多発東京行きの「(700系)のぞみ56号」の西明石-神戸間で生じたギヤボックス異状にともなう停止トラブルについて、起因事象がモーターの動力を伝えるギアのベアリングに問題があったことに対するインタビューを受けました。ベアリング、すなわち、コロについて詳しく説明しました。

(12)4月14日17:15、日本経済新聞社大阪本社社会部の記者から、昨年、神戸電鉄で発生した自動列車停止装置ATS-P(Automatic Train Stop)の作動にともなう乗客への影響について、ATS-WとATS-Pの相違、ブレーキ作動時の緩和策についてのインタビューを受けました。ATS-Pは、他の型の欠点を改善した最もアドバンスな機能を有しており、制限速度と走行速度の差に応じた自動ブレーキ効果が期待できます。しかし、ブレーキ作動時に、乗客への影響をなくすことはできません。乗客が立っていれば、慣性によって、多少、進行方向に前のめりになり、姿勢バランスを崩すことになるかもしれません。

(13)4月23日13:45、日本経済新聞社大阪本社社会部の記者から、JR各社、特に、JR西日本の安全管理についてインタビューを受けました。

(14)5月12日11:30、毎日新聞社環境科学部の記者から「もんじゅ」運転再開後のトラブルの内容と評価についてインタビューを受けました(「毎日新聞」2010年5月13日付朝刊に掲載済み)。

(15)5月13日、「茨城新聞」に客員論説委員として執筆した「もんじゅ」運転再開についての原稿が「時論」欄に掲載されました。

(16)5月15日、「日経ものづくり」へナショナル・プロジェクトについての原稿を提出しました。

(17)5月15日、「毎日新聞」へ六ヶ所村核燃料サイクル基地調査報告についての原稿を提出しました。

(18)5月29日17:30-18:00、読売新聞社松江支局の記者から5/31に判決の出る島根原発訴訟についてインタビューを受けました。

(19)5月31日15:00-15:30、読売新聞社松江支局の記者から5/31に出た島根原発差し止め訴訟判決内容についてインタビューを受けました(コメントが「読売新聞」島根県版2010.6.1付に掲載)。

Thu, July 01, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳の「トレッキング論及び写真集No.3」

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Thu, July 01, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】定期的に開催している各種学術セミナーの内容(4)【桜井学校講義内容】

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(32)「イスラエルの核開発解読セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 本論に入る前に、まず、イスラエルについての基礎的問題から入ります。


「イスラエル」という語は、「旧約聖書」に由来し、ヤコブがある者から授かった「神の勝者」の意味を有します(旧約聖書」の「創世記」32章24-29節「ペヌエルの格闘」)。語源はヘブライ語の「イシャラー(勝者)」と「エル(神)」からの合成語に由来しています。後に建国されたイスラエル王国(紀元前926年にイスラエル王国がイスラエル北王国とイスラエル南王国に分裂)に引き継がれ、1948年に建国されたイスラエル(現在、面積2万平方km、人口700万人、公用語ヘブライ語・アラブ語、宗教はユダヤ教76.1%・イスラム教16.2%・キリスト教2.1%)の国名の由来になっています。


(旧約聖書」の「創世記」32章24-29節「ペヌエルの格闘」。皆を導いて川を渡らせ、持ち物を渡してしまうと、ヤコブは独り後に残った。そのとき、何物かが夜明けまでヤコブと格闘した。ところが、その人はヤコブに勝てないとみて、ヤコブの腿の関節を打ったので、格闘しているうちに腿の関節がはずれた。「もう去らせてくれ。夜が明けてしまうから」とその人は言ったが、ヤコブは答えた。「いいえ、祝福してくださるまでは離しません。」「お前の名は何というのか」とその人が尋ね「ヤコブです」と答えると、その人は言った。「お前の名はもうヤコブではなく、これからはイスラエルと呼ばれる。お前は神と人と闘って勝ったのだから。」)


今日のパレスチナ問題は、アラブ人を中心としたパレスチナ人が住んでいた所にユダヤ人が入ってきたことに起因する政治問題です。世界のユダヤ人と米国がイスラエルを支援し、イスラム教圏内のエジプト・イラク・レバノン・サウジアラビア・シリア・ヨルダン等がパレスチナを支援しています。


パレスチナ問題の根源は英国国際政治に起因しています。と言うのは、歴史的に見れば、ローマ帝国からオスマントルコ帝国へ、その後、英国は、第一次世界大戦でオスマントルコ帝国からパレスチナを奪ったことにより、パレスチナは、英国の統括領だったためです。英国は、第一次世界大戦に勝利したら国家を持っていないユダヤ人の新国家を承認すると宣言したため、世界に散っていたユダヤ人は、パレスチナの土地を購入しました。


「旧約聖書」の「出エジプト記」に拠れば、ユダヤ人は、神との契約により、永遠の約束の地であるカナン(古代パレスチナの一部)を手にし、紆余曲折後、戦後、世界に散っていた人々が再びパレスチナの地に入りました。しかし、その問題をアラブ人からなるパレスチナ側から見れば、自身の住み慣れた母屋(パレスチナ)に他人が入り込んできて、かつての住人に対して、裏庭の小屋(ヨルダン川西岸とガザ地区)に出て行けと言われているに等しいのです。いまのイスラエル・パレスチナ問題は、歴史的には、「「出エジプト記」(正確にはモーセ五書「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」)まで遡らなければならない大変複雑な問題です。


ここから本論に入ります。


イスラエルの核生産施設はイスラエル南部に位置するネゲブ砂漠の中のディモナにあります。ディモナの仏国技術により建設された熱出力24MWプルトニウム生産炉(重水減速型重水冷却炉、天然ウラン燃料)は、1963年に運転を開始し、1977年から本格的なプルトニウム生産に入った。


あえて分類すれば、インドのヒンドゥー教の核、パキスタンのイスラームの核、イスラエルのユダヤ教の核、(もし実現すればイランのイスラーム教の核)となります。イスラエルとイランの核の位置づけが重大な意味を持ちます。神は自衛のための核を選択したのかという問題が浮上してきます。「旧約聖書」等の各聖典から生存と自衛の考え方の考察を行います。


イスラエルは、核を保有している強みから、自国の安全保障のために、1981年、F16戦闘機(MK-84爆弾2発搭載)からなる8機編成により、ヨルダンとサウジアラビアの領域侵犯してイラク西部から、イラクのバクダッド郊外に仏国技術によって建設中の完成真近のオシラク原子炉(仏語のオリシスとイラクの合成語、プルトニウム生産炉)を空爆破壊しました(「バビロン作戦」と命名、計16発の投下MK-84爆弾のうち14発が原子炉建屋に命中)。さらに、2007年にも北朝鮮技術によると推定されていたシリアの建設中の原子炉を空爆破壊しました(建物構造の類似性から北朝鮮との関係が疑われていただけで、決定的な証拠は見出されていませんでした)。それに対して、イラクとシリアは、核による報復攻撃を恐れ(桜井推定)、反撃しませんでした。


核保有国で核実験していないのはイスラエルだけです。イスラエルの核設計技術からすれば、核実験していなくても兵器としての信頼性に疑問が投げかけられるほどではありませんが、厳密な議論はできない状況であって、「未知の領域の核」と定義しておきましょう。


10:00-11:00 産業技術力
11:00-12:00 熱出力24MWプルトニウム生産炉(仏国から導入した重水炉)・再処理工場(仏国から導入した技術、年間プルトニウム抽出量約40kg、年間ウラン処理量推定十数t)


昼休みには偕楽園公園散歩


13:00-14:00 ディモナにあるプルトニウム生産炉で1977年からエンジニアとして働いていたモルガディ・バヌヌ氏(1988年にイスラエル国家機密漏洩罪で18年の懲役刑を言い渡された)による1986年にロンドンの「サンデー・タイムズ」に公表した証言内容

14:00-15:00 核設計能力及び核保有数(モルガディ・バヌヌ氏の証言に拠れば200個、核実験回数0回)

15:00-16:00 核搭載ミサイル配備数80機(「朝日新聞」2009.7.28付朝刊)

(米国2702機(1030回、初実験1945年)、ロシア4834機(715回、1949年)、英国160機(45回、年1952)、仏国300機(210回、1960年)、中国186機(45回、年1964)、インド60-70機(6回、1974年)、パキスタン60機(6回、1998年))(「朝日新聞」2009.7.28付朝刊、ただし初実験年は桜井が補足)

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(物理学者、日本ユダヤ学会会員)
(4)配布資料 ①桜井「核設計メモ」(200字原稿用紙50枚相当)

(5)応募資格 イスラエルの核開発に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(33)「北朝鮮の核開発解読セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 北朝鮮の原子力研究施設・性能、プルトニウム生産炉・再処理施設、核設計技術力、独自設計の商業用原子力発電所(黒鉛減速型炭酸ガス冷却炉、建設中段中)、核保有数の根拠について分析します。ヒラリー・クリントン国務長官は、2010年3月に開催された米国内での講演において、「米政府は何でも把握している、北朝鮮の核保有数が1-6個であることも」と示唆していましたが、桜井の炉物理理論と炉物理実験を基にした推定では5-6個です(2008年に韓国政府が発表した10個という数字は、安全保障上の保守的な評価結果と推定されます)。個数の相違は1個当たりのプルトニウム239量(正確な数字は未公表)を現実的にどのくらいに見積もるかに起因しています。


核の小型化の意味は、爆発力を小さくすることではなく、できるだけ大きな爆発力を維持して、ミサイル搭載条件の1t以下に軽量化することを意味しています。初期のごく普通の爆発力の場合、総重量は、プルトニウムの量(推定約8kg)で左右されるのではなくて、鉄容器や火薬の重量(推定約数t)で決まります。よって、軽量化とは、鉄容器や火薬の重量をミサイル搭載条件の1t以下にすることです。


北朝鮮の核についての確実な証拠は米国でも把握していません。日本での議論の内容は、マンハッタン計画時代の情報を基に、核の一般論に過ぎません。その意味では推定のレベルです。日本の議論では非常に基礎的な小型化の意味さえ理解できていません。


根拠は明確にされていませんが、核保有国とは、200個以上の核を保有している国のことです。そのため、北朝鮮は、国際的には正式に核保有国扱いされていません。


10:00-11:00 原子力研究施設・性能(臨界実験装置・熱出力5MWスイミングプール型研究炉等)
11:00-12:00 熱出力5MWプルトニウム生産炉(年間プルトニウム生産量約30kg)・再処理施設(年間ウラン処理能力約10t)


昼休みには偕楽園公園散歩


13:00-14:00 核設計技術力

14:00-15:00 独自設計の商業用原子力発電所(黒鉛減速型炭酸ガス冷却炉、建設中断中)

15:00-16:00 核保有数5-6個の推定根拠

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(物理学者)
(4)配布資料 ①桜井「核設計メモ」(200字原稿用紙50枚相当)

(5)応募資格 北朝鮮の核開発に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(34)「イランの核開発解読セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 イランは、米国や国際原子力機関の警告を無視して、濃縮ウラン型の核を開発中です。
その技術力を解読します。


10:00-11:00 原子力研究施設
11:00-12:00 商業用ブシェール原子力発電所(ロシア型100万kW級加圧水型軽水炉VVER-1000、1基運転中、1基建設中
)


昼休みには偕楽園公園散歩


13:00-14:00 遠心分離機約5000台による濃縮ウラン生産能力(日本原燃六ヶ所村ウラン濃縮施設の遠心分離機約25000台による微濃縮ウラン生産能力1050swut)

14:00-15:00 核設計技術力

15:00-16:00 ミサイル設計技術力(北朝鮮のノドンミサイルを基に設計、標的は核搭載ミサイルを80機配備しているイスラエルとされています)

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(物理学者)
(4)配布資料 ①桜井「核設計メモ」(200字原稿用紙50枚相当)

(5)応募資格 イランの核開発に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(35)「鉄道事故・故障分析セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要
日本には学術的根拠を示した鉄道事故・故障分析の方法と分析結果はありません。主観的方法を排除し、工学理論と技術基準を基に、客観的な方法と分析結果(学会論文誌査読基準)を提示する。


これまでに聞き取り調査・討論した専門家(1988-、桜井淳の2冊の著書参照)
1)野村秋博(当時、JR東海取締役)
2)佐野守彦(当時、JR東海新幹線鉄道事業本部副本部長)
3)磯浦克敏(当時、JR東海新幹線鉄道事業本部施設部長)
4)副島広海(当時、JR東海取締役・新幹線鉄道事業本部長)
5)松田和久(当時、JR東海取締役・総合企画本部)
6)木俣政孝(当時、JR東海技術本部主管)
7)森村勉(当時、JR東海新幹線鉄道事業本部車両部長)
8)その他(当時、JR東海技術系社員・JR東日本技術系社員十数名)


これまで調査した施設等(1988-)
1)1992年にJR東日本上越新幹線の上野駅発-越後湯沢駅着の運転席での運転士の操作の観察(運転課長同席)

(前を走行する新幹線との閉塞区間数で決定される速度信号により自動的に速度変更され(速度を上げる信号の時もあれば、下げる場合も)、運転士はつぎの駅で停車する際、自動ブレーキを解除して所定乗降口の停車位置まで手動で低速微調整運転をしますが、その時の自動運転と手動運転の距離差は、わずか、30mくらいです。新幹線は、途中で特に異常事象でも発生しない限り、ふたつの駅の間では、自動運転に近い条件で運行されており、運転士はほとんど何もしていませんでした。)

2)1993年にJR東日本東北新幹線の仙台駅-郡山駅間での深夜の新型新幹線STAR21の往復試験運転同乗(各車両内試験・運転席操作等の観察)
3)JR東日本新幹線車両所
4)JR東日本仙台新幹線基地
5)JR東海及びJR東日本の新幹線の各地域運転所
6)欧米ロ中の鉄道
7)その他


最近の日本の在来線・地下鉄の主な事故
1)営団地下鉄日比谷線脱線事故(2000)
2)JR西日本尼崎脱線転覆事故(2005)
3)JR東日本羽越線脱線転覆事故(2005)


世界の通常走行時新幹線脱線事故例6例(日本1例)
1)独新幹線ICE車輪損傷による脱線転覆事故(1998、死者101名、直線軌道)
2)JR東日本上越新幹線新潟県中越地震による脱線事故(2004、死者なし、直線軌道)
3)台湾新幹線地震による脱線事故(2010、死者なし、直線軌道)
4)仏新幹線脱線事故3回(1992年車輪トラブル、1993年降雨による軌道陥没、2000年部品落下による台車破損、死者なし、直線軌道)

(上例からは、曲線軌道でのデータが得られないため、いかなる場合でも、致命的な事故につながらないと結論づけることはできませんでした。東海道新幹線は、高い確率で近い将来発生が予測されている東海地震において、世界で最も深刻な安全問題を抱えています。特に、曲線軌道を走行中であれば、地震対策システムによる送電停止・緊急ブレーキでもガードレールの効かない横転型脱線転覆の可能性があります。)



初級コース(1日目、鉄道技術基礎論。事実関係は主に聞き取り調査と国鉄技術研究所編「(学術論文集)高速鉄道の研究」、住田正人「鉄路に夢を乗せて」(東洋経済新報社)、柳田邦男「新幹線事故」(中公新書)、桜井「崩壊する巨大システム」(時事通信社)、桜井「新幹線「安全神話」が壊れる日」(講談社)、桜井「新幹線が危ない!」(健友社)、安田浩一「レールが危ない」(桜井分担執筆)(金曜日)を基に独自分析)


10:00-11:00 世界の鉄道網及び高速化(新規新幹線計画含む)
11:00-12:00 鉄道事故故障率・安全性国際比較


昼休みには偕楽園公園散歩


13:00-14:00 車両(構造設計、電力変換系、動力伝達系)
14:00-15:00 軌道(バラスト、スラブ)、架線(たとえば、東海道新幹線は60Hzで25000V)(点検・保守の技術基準含む)
15:00-16:00 ATS(Automatic Train Stop)、ATC(Automatic Train Control)、CTC(Centralized Traffic Control)、ATO(Automatic Train Operation)システム
16:00-16:30 自由討論


中級コース(2日目、日本の過去140年間(1872年9月12日以降)の事故・故障分析。住田正人「鉄路に夢を乗せて」(東洋経済新報社)、柳田邦男「新幹線事故」、桜井「新幹線「安全神話」が壊れる日」、桜井「新幹線が危ない!」、安田浩一「レールが危ない」(桜井分担執筆)の結果を参考に独自分析)


10:00-11:00 日本の過去140年間の事故故障分析Ⅰ (独自な方法と工学的解釈)
11:00-12:00 日本の過去140年間の事故故障分析Ⅱ(独自な方法と工学的解釈)
13:00-14:00 最近の事故故障分析Ⅰ(特に1988年以降の世界・日本の在来線・地下鉄)
14:00-15:00 最近の事故故障分析Ⅱ(特に1988年以降の日本の新幹線)
15:00-16:00 最近の事故故障分析Ⅲ(特に1988年以降の世界の新幹線)
16:00-16:30 自由討論


上級コース(3日目、鉄道技術の課題。桜井「新幹線「安全神話」が壊れる日」、桜井「新幹線が危ない!」)を基に論理化)


10:00-11:00 1988年以降22年間にわたるJR東海・JR西日本・JR東日本との安全論争の論点
11:00-12:00 高速化
13:00-14:00 軽量化(航空機のような車体構造設計の脆弱性)
(問題は、鉄製車体をアルミニウム製やステンレススチール製にしたことではなく、重量を約半分にして、約20-25tにしたことによる構造設計上の脆弱性)
14:00-15:00 脱線対策(安全対策になっていない未熟な安全対策)
15:00-16:00 磁気浮上式鉄道の安全性と経済性(東海道新幹線よりも数百円から1000円高い原因)
16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 桜井「鉄道事故・故障分析の方法」
(5)応募資格 鉄道安全性に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)

Sat, June 26, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳の「トレッキング論及び写真集No.2」

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Sun, June 13, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳の「千寺巡礼写真集No.3奈良県・京都府編」

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Tue, June 01, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳の「千寺巡礼写真集No.2茨城県・栃木県編」

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Sun, May 02, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳の「千寺巡礼写真集No.1東京都・神奈川県編」

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Sat, May 01, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】桜井淳の「トレッキング論及び写真集No.1」

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Fri, January 22, 2010 stanford2008の投稿

【事務所報告】定期的に開催している各種学術セミナーの内容(3)【桜井学校講義内容】

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(22)「高速増殖炉安全性セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 炉物理理論・炉物理実験・原子炉安全解析を体系化。


10:00-11:00 熱中性子炉と高速炉の特徴と安全性
11:00-12:00 世界の高速増殖炉開発の現状


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 高速増殖炉実験炉「常陽」・原型炉「もんじゅ」・実証炉概念設計の現状

14:00-15:00 高速増殖炉使用済み燃料の再処理技術開発の現状

15:00-16:00 日本の核燃料サイクルの現状と将来計画

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「プルサーマルの科学」(朝日選書、2001)、②桜井「【現地調査報告】六ヶ所村核燃料再処理工場-さらなる安全・効率が課題に」(「世界週報」2006.9.5号)、桜井「本格化するプルサーマル」(茨城新聞「時論」、2010.2.4)

(5)応募資格 高速増殖炉の安全性とプルトニウム利用に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(23)「六ヶ所村核燃料再処理工場安全性セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 1995年8月(建設初期の耐震設計調査)、2006年4月(使用済み燃料による試験再処理の開始時)、2010年2月(ガラス固化体製造施設)の日本原燃六ヶ所村再処理工場の現地調査を基に体系化したものです。


初級コース(1日目)   

10:00-11:00 核燃料サイクル施設各論と経済性評価(英仏日比較論)

11:00-12:00 再処理工場工程各論(Ⅰ)使用済み燃料貯蔵施設の臨界防止技術の特徴(部分的バーンナップクレジットの導入)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 再処理工場工程各論(Ⅱ)溶解工程・分離工程の臨界防止技術の特徴(部分的バーンナップクレジットの導入)

14:00-15:00 再処理工場工程各論(Ⅲ)MOX燃料貯蔵施設の臨界防止技術の特徴
15:00-16:00 再処理工場工程各論(Ⅳ)日本特有のウラン・プルトニウム混合抽出法と核不拡散政策

16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 排気筒からのクリプトン85等の大気拡散

11:00-12:00 排水管からのトリチウム等の海洋拡散

13:00-14:00 農作物・海産物への濃縮影響評価

14:00-15:00 人体への被ばく評価

15:00-16:00 放射線線量率のモニタリングと環境安全性評価

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「プルサーマルの科学」(朝日選書、2001)、②桜井「【現地調査報告】六ヶ所村核燃料再処理工場-さらなる安全・効率が課題に」(「世界週報」2006.9.5号)、③桜井「本格化するプルサーマル」(茨城新聞「時論」、2010.2.4)

(5)応募資格 再処理工場の安全性とプルトニウム利用に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(24)「原子力発電所の大事故の影響評価法セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 講義内容は、桜井淳所長が2009年11月14日に日本科学技術社会論学会第8会研究大会で口頭発表した「ベック「危険社会」を踏まえてのリスク管理社会の情報発信法と信頼性」(予稿集pp.40-43(2009))を基に詳細化したものです。

  
桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-原発システム安全論


初級コース(1日目) 

10:00-11:00 日米の原子力賠償法
11:00-12:00 日米で実施された原子力発電所の大事故の影響評価法と結果(歴史的経緯)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 米国で開発された確率論的安全評価法(PSA)
14:00-15:00 PSAレベル1(炉心損傷確率評価)、PSAレベル2(ソースターム評価)、PSAレベル3(影響評価)、PSAレベル4(地震等外的要因評価)
15:00-16:00 日米の影響評価結果の比較と日本の課題
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 米原子力委員会「原子炉安全性研究」(WASH-1400(1975))の方法と結果

11:00-12:00 米原子力規制委員会「苛酷事故リスク」(NUREG-1150(1991))の方法と結果

13:00-14:00 京大原子炉実験所の故・瀬尾健氏と小出裕章氏による方法と結果

14:00-15:00 小出氏計算結果の妥当性(WASH-1400の死者数より三桁多い要因分析 ; ①人口密度差で約一桁、②被ばくリスク係数差で約一桁、③米国物理学会報告Rev.Mod.Phys.,Suppl.1,No.1(1975)で提起された成果の考慮で約一桁)

15:00-16:00 ベック「危険社会」を踏まえてのリスク管理社会の情報発信法と信頼性(日本科学技術社会論学会第8会研究大会予稿集pp.40-43(早大、2009))

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「ベック「危険社会」を踏まえてのリスク管理社会の情報発信法と信頼性」(日本科学技術社会論学会第8会研究大会予稿集pp.40-43(早大、2009))、②日本科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」へ投稿する原著論文(作成中)、③桜井「原発システム安全論」(日刊工業新聞社、1994)(内容はNUREG-1150の分析と日本の実機へのPSAレベル1適用例)
(5)応募資格 原子力発電所の大事故の影響評価法と結果に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(25)「高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の安全問題と社会的受容条件セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の安全性や日本独自の技術開発「オメガ計画-核変換技術開発-」を生かす原子力政策について提案する。

 

初級コース(1日目) 

10:00-11:00 核燃料サイクル各論
11:00-12:00 核燃料再処理工場と高レベル廃棄物ガラス固化体


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の安全問題
14:00-15:00 米国・スウェーデン・フィンランド等の高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所建設地と地質
15:00-16:00 科学技術社会論の視点から経済産業省と原子力発電環境整備機構による高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所建設地公募及び社会的受容条件の考察
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 米国による使用済み燃料高レベル廃棄物方式及び欧州先進国・日本による高レベル廃棄物ガラス固化体方式の比較

11:00-12:00 日本のオメガ計画「核変換技術」

13:00-14:00 再処理廃液核種の群分離技術及び大強度陽子加速器による核変換技術

14:00-15:00 大強度陽子加速器による核変換技術開発の現状と商業技術化の可能性

15:00-16:00 未来型核燃料サイクル技術の社会的受容条件

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「プルサーマルの科学」(朝日選書、2001)、②桜井「【現地調査報告】六ヶ所村核燃料再処理工場-さらなる安全・効率が課題に」(「世界週報」2006.9.5号)、③桜井「クロストークエネルギー第11回人類は原子力エネルギーをコントロールできるか」(電気新聞web放送、2009.10.30と11.6)、④桜井「高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の地層処分」(「フジサンケイビジネスアイ」の「論風」欄、2009.8.7付)、⑤桜井「高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所建設地公募及び社会的受容条件」(書き下ろし論文)

(5)応募資格 高レベル放射性廃棄物地下貯蔵所の安全問題に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(26)「原子力ナショナル・プロジェクト評価法セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 この内容は、桜井淳所長の基礎工学理論と四半世紀にわたる原研と動燃の組織メカニズムの観測・分析、動燃技術開発報告書「動燃技報」の記載内容の分析、原子力機構・電源開発・東京電力・日本原燃・電事連への聞き取り調査を基に、独自の考察を行いました。

  

初級コース(1日目) 

10:00-11:00 国産動力炉開発を担う動燃創立の政治学
11:00-12:00 原子力ナショナル・プロジェクト「ウラン濃縮」「再処理」「新型転換炉」「高速増殖炉」の概要

(再処理は、フランスからの技術導入にともなう運転管理が主であるため、以下の議論では省略します。)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 遠心分離器原型技術の技術評価(国によるプロジェクト成功基準)

(サイクル機構(旧動燃)技術開発報告書JNC-TN1400-2001-004の分析)
14:00-15:00 新型転換炉原型炉「ふげん」の技術評価(国によるプロジェクト成功基準)

(サイクル機構(旧動燃)技術開発報告書JNC-TN1400-2003-004の分析)
15:00-16:00 高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の技術評価(国によるプロジェクト成功基準)

(サイクル機構(旧動燃)技術開発報告書JNC-TN1400-2003-003の分析)
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 技術開発論(桜井所長の経験と斉藤優「技術開発論」(文眞堂、1989)を基に体系化・論理化)

11:00-12:00 考察1-新型転換炉実証炉の建設中止問題(経済性)-

13:00-14:00 考察2-高速増殖炉実証炉の課題(経済性)-
14:00-15:00 考察3-原子力委員会の課題(経済性を有する商業技術となる実用技術の開発のための政策策定)-
15:00-16:00 考察4-電気事業連合会の課題(国産技術の育成)-
16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①桜井「ナショナル・プロジェクト論Ⅰ」(科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」(原著論文投稿中、2009.8))、②桜井「ナショナル・プロジェクト論Ⅱ」(科学技術社会論学会論文誌「科学技術社会論研究」(原著論文投稿中、2009.9))、③桜井「日本における原子力ナショナル・プロジェクトの合否判定基準と新評価モデルの提案」(米科学社会学会・科学技術社会論学会2010年合同学会での英語口頭発表予稿原稿及び英文原著論文、作成中)、④「技術論研究30年の哲学と体系(Ⅰ)-星野技術論の継承から独自技術論の構築へ-」(科学技術社会論学会第6回研究大会予稿集p.59-62(2007))

(5)応募資格 原子力ナショナル・プロジェクトに興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(27)「核不拡散にかかわる政策的・技術的問題セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 内容は、桜井淳所長の基礎工学理論と四半世紀にわたる関連施設(主に六ヶ所村の核燃料サイクル施設のうちウラン濃縮工場と再処理工場、その他、サイクル機構の再処理工場とプルトニウム加工工場)の見学と聞き取り調査、これまでいくつかの大学・研究会・一般講演で講演した断片的な話題を体系化・論理化したものです。

  

初級コース(1日目) 核不拡散一般論

10:00-11:00 米核不拡散政策
11:00-12:00 核燃料サイクル施設の概要


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 ウラン濃縮工場と再処理工場の詳細
14:00-15:00 国際原子力機関(IAEA)の査察法と頻度

15:00-16:00 ウラン濃縮工場による施設部分的改造による兵器級濃縮ウラン生成及び再処理工場の部分的改造による単体プルトニウム抽出の技術的可能性と防止法

16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 炉物理詳細論

10:00-11:00 核設計に必要な核データ

11:00-12:00 マンハッタン計画時代の核兵器設計技術(Po-Be方式中性子源によるプルトニウム球体爆縮技術)

13:00-14:00 マンハッタン計画後の核兵器設計技術(ブースター方式中性子源によるプルトニウム球体爆縮技術)

14:00-15:00 すべての型式の原子炉により"燃料燃焼の最適化"によって兵器級プルトニウム生成は可能
15:00-16:00 3年間燃料燃焼の通常運転方式で生成された軽水炉プルトニウムによる核兵器製造上の致命的問題-"軽水炉プルトニウム"による実戦配備核兵器はなぜ存在しないのか-

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 書き下ろし論文 ①桜井「日本の核物質防護体制の現状分析」、②桜井「核設計メモ」(200字原稿用紙50枚相当)

(5)応募資格 核不拡散に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(28)「医療モンテカルロセミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 ガン治療に光子・中性子・陽子・炭素イオン等の各種放射線が利用されています。今後、各県に高エネルギー陽子加速器が設置される予定ですが、その施設では、陽子ビームロスに起因する加速器構造材との各種核反応で生じる中性子・光子の遮蔽設計が重要になります。さらに、患者に対する最適照射条件の設定や照射線量評価には、モンテカルロシミュレーションが効果的です。このセミナーでは、光子・中性子・陽子・炭素イオン等の各分野における特徴とモンテカルロシミュレーションでの対応法について考察します。

  

10:00-10:30 医療モンテカルロの定義と特徴

10:30-11:00 汎用モンテカルロシミュレーション計算システムの提案
11:00-12:00 高エネルギー陽子加速器施設の中性子・光子遮蔽設計


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 光子輸送計算による患者の最適照射条件の設定と線量評価法の検討

14:00-15:00 中性子輸送計算による患者の最適照射条件の設定と線量評価法の検討

15:00-16:00 陽子・重イオン等の荷電粒子輸送計算による患者の最適照射条件の設定と線量評価法の検討

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井・他「モンテカルロ法による医療施設設計及び照射野線量評価の現状と課題」、日本原子力学会会誌、Vol.49,No.11-12,pp.26-30(2007)

(5)応募資格 医療モンテカルロに興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(29)「日本の科学技術政策セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 桜井所長の原研と東大での経験と「科学技術白書」に基づく日本と欧米先進国の科学技術政策の構造分析の体系化。
 


10:00-10:30 国際比較対象国

10:30-11:00 日本の科学技術政策の歴史的考察

11:00-12:00 「科学立国」が目指す科学技術政策の考え方


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 研究費の組織別(大学・公的機関・企業)・分野別(理学・工学・医学・薬学・保健・農学等)の国際比較

14:00-15:00 研究者数の分野別(大学・公的機関・企業)・分野別(理学・工学・医学・薬学・保健・農学等)の国際比較

15:00-16:00 日本の科学技術政策の特徴と国際的位置づけ

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①桜井「日本の科学技術政策の歴史的考察」

(5)応募資格 科学技術政策に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(30)「神学哲学セミナー」(10年間の準備後の2020年頃から開始、準備中)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 2009年4月から東大大学院人文・社会系研究科で研究している研究対象としての神学哲学と過去30年間の欧米等での見聞を基に体系化した神学文化論。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大本郷東西銀杏並木2009.11 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大南北方向銀杏並木
東大本郷東西方向の銀杏並木2009.11(奥が____東大本郷東西方向の銀杏並木2009.11

安田講堂、左側がゼミ室のある法文1号館、

右側が文献調査に利用している宗教学・宗教

史研究室図書室のある法文二号館)


初級コース(1日目) 基礎論

10:00-11:00 【世界二大民族宗教】ユダヤ教
11:00-12:00 【世界二大民族宗教】ヒンドゥー教


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 【世界三大世界宗教】仏教
14:00-15:00 【世界三大世界宗教】キリスト教

15:00-16:00 【世界三大世界宗教】イスラーム教

16:00-16:30 自由討論


上級コースⅠ(2日目) 宗教文化論

10:00-11:00 【現地調査】イスラエルの神学遺跡

(2009年4月以前の調査1979.10-2009.3)

11:00-12:00 【現地調査】欧米の歴史的寺院(建築技術)

(2009年4月以前の調査1979.10-2009.3)

13:00-14:00 【現地調査】奈良の歴史的寺院(仏教建築と仏像美術)

(2009年4月以降の第1回調査2009.7.31)
14:00-15:00 【現地調査】京都の歴史的寺院(仏教建築と仏像美術)

(2009年4月以降の第1回調査2009.9.18-19)

15:00-16:00 【現地調査】鎌倉・北鎌倉の歴史的寺院(仏教建築と仏像美術)

(2009年4月以降の第1回調査2009.11.14)

16:00-16:30 自由討論


上級コースⅡ(3日目) 宗教文化論

10:00-11:00 【現地調査】都内の歴史的寺院

(2009年4月以降の第1回調査2009.4.10、第2回調査2009.10.9、第3回調査2010.2.22、第4回調査2010.5.7)

11:00-12:00 【現地調査】茨城県の歴史的寺院

(2009年4月以降の第1回調査2010.1.26、第2回調査2010.1.29、第3回調査2010.5.1、第4回調査2010.5.2、第5回調査2010.5.19)

13:00-14:00 仏教建築への視点
14:00-15:00 仏教美術への視点

15:00-16:30 自由討論


(2009年4月以前の1979.10-2009.3に撮影したイスラエルの神学遺跡と欧米の歴史的寺院の写真は、昔のカメラで撮影しており、簡単に添付できないため、いかにしたらきれいに掲載できるか編集法を検討中です。)


(直接、研究テーマにかかわる視点での詳細な写真は、オリジナリティの観点から、掲載できません。)


(3)担当者 桜井 淳(日本ユダヤ学会会員)
(4)配布資料 書き下ろし論文作成中 

(5)応募資格 神学哲学に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(31)「哲学セミナー」(10年間の準備後の2020年から開始、準備中)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 20歳を起点として、これまでの約40年間の問題意識と東大の大学院総合文化研究科と大学院人文・社会系研究科での研究成果を基に、独自の哲学の体系化を試みました(10年計画で学会論文誌に数編の原著論文を執筆後に開講する予定です)。


桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-東大駒場1 桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-正門
東大駒場正門________________________________________東大本郷正門


初級コースⅠ(1日目) 旧約聖書及び古代ギリシャ哲学

10:00-11:00 モーセ五書(「創世記」「出エジプト記」「レビ記」「民数記」「申命記」の神学哲学)
11:00-12:00 ソクラテス


昼休みには偕楽園公園散歩


13:00-14:00 プラトン
14:00-15:00 アリストテレス

15:00-16:00 自由討論


初級コースⅡ(2日目) 近代哲学から現代哲学へ

10:00-11:00 デカルト

11:00-12:00 スピノザ(ユダヤ人、神学哲学)

12:00-13:00 カント(神学哲学)

13:00-14:00 ヘーゲル(論理学)
14:00-15:00 マルクス(ユダヤ人、社会経済哲学)
15:00-16:00 ダーウィン(自然哲学)
16:00-16:30 自由討論


初級コースⅢ(3日目) 仏教哲学

10:00-11:00 【仏教開祖】釈迦(信者は釈尊と呼ぶ)(BC468年誕生-388年から383年までの間に入滅、学術的に明確になっていない)

11:00-12:00 【天台宗、現在信徒数約150万人】最澄(767-822)

12:00-13:00 【真言宗、約1100万人】空海(774-835)

13:00-14:00 【浄土宗、約647万人】法然(1133-1212)
14:00-15:00 【浄土真宗、約1300万人】親鸞(1173-1262)
15:00-16:00 【曹洞宗、約150万人】道元(1200-1253)

16:00-17:00 【日蓮宗、約1000万人】日蓮(1222-1282)
17:00-17:30 自由討論


上級コース(4日目) 研究視点

10:00-12:00 東大の「技術の哲学」(技術論)の分析

13:00-16:30 自由討論(古代哲学から現代哲学まで)


(3)担当者 桜井 淳(日本ユダヤ学会会員)
(4)配布資料 書き下ろし論文作成中  

(5)応募資格 哲学に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)

Thu, October 22, 2009 stanford2008の投稿

【事務所報告】定期的に開催している各種学術セミナーの内容(2)【桜井学校講義内容】

テーマ:ブログ


(11)「モンテカルロ法による炉心安全解析セミナー」 (最近10年に1回実施)

(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要


10:00-11:00 モンテカルロ法による臨界固有値及び固定源問題の計算に必要な基礎知識
11:00-12:00 MCNP-4C2の自動インストール(WINDOW’S95, 98, ME, 2000, XP対応)及び最も簡単な体系での臨界固有値及び固定源問題の計算演習


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 TCA炉心の中性子スペクトル及び反応率、中性子実効増倍率、熱中性子・高速中性子の空間分布等の炉心特性の計算演習
14:00-16:00 JMTR炉心の中性子スペクトル及び中性子反応率、中性子実効増倍率、熱中性子・高速中性子の空間分布、ガンマ線加熱率等の炉心特性の計算演習
16:00-16:30 質疑応答
  

(3)計算演習担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井「「MCNPによる中性子・光子の輸送計算」講義ノート」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003)
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した炉特性計算をしたい者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います。)
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)
(8)参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(9)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。不明な点は質問してください。



(12)「モンテカルロ法による核燃料サイクル施設の臨界安全セミナー」(最近10年に16回実施)

(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要


1日目(初歩的計算)
10:00-11:00 モンテカルロ法による臨界固有値計算に必要な基礎知識
11:00-12:00 MCNP-4C2の自動インストール(WINDOW’S95, 98, ME, 2000, XP対応)及び最も簡単な球体系での臨界固有値計算演習
13:00-14:00 JCO沈殿槽事故時U溶液体系及びその他の実施設臨界固有値計算演習


昼休みには偕楽園公園散歩。


14:00-16:00 実施設模擬8種(Los Alamos Criticality Primerの演習問題)の溶液体系の入力作成及び臨界固有値計算演習
16:00-16:30 質疑応答
  
2日目(実際的実験解析)
10:00-16:00 各種TCA軽水炉燃料棒未臨界体系臨界固有値計算演習(指数実験値未臨界度0.63-0.999との比較)。TCA燃料棒配列体系17×17, 16×16, 14×14, 11×11, 8×8, 17×11, 17×5, 17×17-7×7, 17×17-12×12, 17×17-144, 17×17-206(詳細は、桜井・山本「指数実験及びモンテカルロ計算により評価された未臨界度の比較」、日本原子力学会誌, Vol.40, No.4, pp.52-59(1998) 参照)。
16:00-16:30 質疑応答


(3)計算演習担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井「「MCNPによる中性子・光子の輸送計算」講義ノート」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003)、②桜井・山本「指数実験及びモンテカルロ計算により評価された未臨界度の比較」、日本原子力学会誌, Vol.40, No.4, pp.52-59(1998)、③K.Sakurai;Present Status of Monte Carlo Seminar for Sub-criticality Safety Analysis in Japan, ICNC2003(Proc. of the Seventh Int. Conf. on Nuclear Criticality Safety), pp.855-857(tokai-mura, Japan(2003))
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した臨界計算をしたい者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います。)
(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)
(8)参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(9)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。不明な点は質問してください。



(13)「モンテカルロ法による中性子遮蔽安全解析セミナー-WW法最適ウェイト下限値推定法-」(最近10年に18回実施)

(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要


10:00-11:00 MCNP概要
11:00-12:00 MCNP-4C2の自動インストール(WINDOW’S95, 98, ME, 2000, XP対応)及び最も簡単な体系での計算演習


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-15:00 核分裂中性子の鉄及びコンクリート円柱(直径50cm長さ1m)中心細孔(1mm-1cm)ストリーミング計

算演習
15:00-16:00 14MeV中性子の鉄円柱(直径50cm長さ1m)中心細孔(1mm-1cm)ストリーミング計算演習

16:00-16:30 質疑応答


(3)計算演習担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井「「MCNPによる中性子・光子の輸送計算」講義ノート」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003) 、②桜井・他「モンテカルロ法による中性子深層透過計算でのウェイト下限値の推定法」、 Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.2, pp.172-176(2005)
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した中性子・光子遮蔽計算をしたい者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います)
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)

(8))参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(9)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。不明な点は質問してください。



(14)「モンテカルロ法による中性子ストリーミング安全解析セミナー」(最近10年に4回実施)

(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要


10:00-11:00 MCNP概要
11:00-12:00 MCNP-4C2の自動インストール(WINDOW’S95, 98, ME, 2000, XP対応)及び最も簡単な体系での計算演習


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-15:00 核分裂中性子の鉄やコンクリートの円柱(直径50cm長さ1m)中心空孔(1mm-1cm)のストリーミング計算演習(線源とエスティメータ位置を変えて計算)
15:00-16:00 14MeV中性子の鉄やコンクリートの円柱(直径50cm長さ1m)中心空孔(1mm-1cm)のストリーミング計算演習(線源とエスティメータ位置を変えて計算)
16:00-16:30 質疑応答


(3)計算演習担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井「「MCNPによる中性子・光子の輸送計算」講義ノート」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003)、②桜井・他「モンテカルロ法による中性子深層透過計算でのウェイト下限値の推定法、 Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.2, pp.172-176(2005)
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した中性子・光子ストリーミング計算をしたい者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います)
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)

(8))参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(9)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。不明な点は質問してください。



(15)「モンテカルロ法による中性子スカイシャイン安全解析セミナー」(最近10年に2回実施)

(1)主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2)実施概要


10:00-11:00 MCNP概要
11:00-12:00 MCNP-4C2の自動インストール(WINDOW’S95, 98, ME, 2000, XP対応)及び最も簡単な体系での計算演習


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-15:00 FNS 14MeV中性子スカイシャイ実験の計算演習
15:00-16:00 FNS 14MeV中性子・光子スカイシャイ実験の計算演習
16:00-16:30 質疑応答


(3)計算演習担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4)配布資料 ①桜井「「MCNPによる中性子・光子の輸送計算」講義ノート」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003) 、②桜井・他「モンテカルロ法による中性子深層透過計算でのウェイト下限値の推定法」、 Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.2, pp.172-176(2005)
(5)応募資格 パソコンでMCNPを利用した中性子・光子スカイシャイン計算をしたい者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います)
(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)

(8))参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(9)注意 将来、最先端の研究に利用する場合、セミナーで習得したインストール法により、最新版のMCNP-5を組織内で自身の責任でインストールして下さい。誰にでも簡単にできます。なお、計算コード利用には、管理機関の許可が必要ですので、RIST HPから利用手続きをしておいてください。不明な点は質問してください。



(16)「MCNPXによる高エネルギー中性子遮蔽安全解析セミナー」(最近10年に12回実施)

(1) 主催 モンテカルロシミュレーション研究会(代表 桜井 淳)
(2) 実施概要 参加者の持参したノート型パソコン(空き容量250Mbytes, CD及びFD読込み機能付)に高エネルギー連続エネルギーモンテカルロコードMCNPX version 2.1.5 (モンテカルロ計算の汎用性を持たせた断面積ライブラリ構成にしてある: 中性子断面積ライブラリLA150関連ライブラリ一式の他、1keV-100GeV光子断面積ライブラリ、1keV-1GeV電子断面積ライブラリ、0-20MeV 293K 340核種FSXJ32A2中性子断面積ライブラリ、熱中性子散乱テーブルS(α,β)、断面積統合ディレクトリと下記演習用入力含む)を自動インストール(WINDOW’S95, 98, ME, 2000, XP対応)し、下記時間割で計算演習を実施する。


1日目(初級コース)2GHz程度の高速パソコンでWWG機能を利用して信頼性の高い定量的な評価ができるようにする。

10:00-11:00 MCNPX2.1.5及びLA150ライブラリ(150MeV)の概要
11:00-12:00 インストール及び最も簡単な球体系での150MeV中性子深層透過計算演習(WWG機能利用)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-16:00 150MeV中性子による鉄及びコンクリート深層透過体系の計算演習(WWG機能の使いこなし)
16:00-16:30 質疑応答

  

2日目(上級コース)実験値と比較して計算の信頼性を評価できるようにする。

10:00-11:00 TIARA/JAERI 68MeV鉄体系中性子深層透過ベンチマーク実験問題の解説
11:00-16:00上記ベンチマーク問題の入力作成及び計算演習(WWG機能の使いこなし)
16:00-16:30 質疑応答


(3) 担当者 桜井 淳(日本原子力学会「最適モンテカルロ計算法」研究専門委員会主査)
(4) 配布資料 ①桜井「「MCNPによる中性子・光子の輸送計算」講義ノート」、Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.2, No.4, pp.555-566(2003) 、②桜井・他「モンテカルロ法による中性子深層透過計算でのウェイト下限値の推定法」、 Trans. At. Energy Soc. Japan, Vol.4, No.2, pp.172-176(2005)
(5) 応募資格 モンテカルロ法による高エネルギー放射線輸送計算を必要としている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6) 定員 5名(一対一の面接方式での指導を行います)

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)

(8)参加者報告事項 持参PCのOSと処理速度(何GHz)

(9)計算コード利用は、国際管理されているため、セミナー参加希望者は、セミナー実施前、RIST HPからパソコン版MCNPX version 2.1.5の利用手続きを済ませておいてください。不明な点は質問してください。



(17)「技術論Ⅱ(工学理論)セミナー」(2010年開始)

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 桜井所長の理学と工学の基礎理論を基に、これまで30年間にわたり国内外の約400の大学・研究機関・産業施設を見学・聞き取り調査して得た事実関係の総まとめとして基本的工学理論の体系化を行います。教科書では得られない産業技術の体系化の試論です。


初級コース(1日目)  

10:00-11:00 工学理論の体系
11:00-12:00 鉄鋼・石油・コンピュ-タ・発電・建築


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 自動車・鉄道・船舶・航空機
14:00-15:00 核燃料サイクル
15:00-16:00 ナノテクノロジー
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 機械工学体系と哲学

11:00-12:00 電気工学体系と哲学

13:00-14:00 化学工学体系と哲学

14:00-15:00 核工学体系と哲学(原子力技術特有な高速中性子照射による原子炉圧力容器炭素鋼の脆性遷移温度の上昇問題と工学的安全性について)

15:00-16:00 システム安全論

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①書き下ろし論文(当日配布)、②桜井「すべての工学分野に共通する問題」(2009)、③桜井「技術史家の故・星野芳郎の思想とやり残したこと」、④)「技術論研究30年の哲学と体系(Ⅰ)-星野技術論の継承から独自技術論の構築へ-」(科学技術社会論学会第6回研究大会予稿集p.59-62(2007))
(5)応募資格 産業技術に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(18)「原子力熱利用セミナー」(2010年開始)

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 日本では高度経済成長期の1970年2月に原子力熱利用の検討が開始されました(通産省原子力コンビナート検討会)。しかし、実現できませんでした。その構想と問題点を再検討します。


初級コース(1日目) 通産省の検討例

10:00-11:00 ケースⅠ 原子力・製鉄・化学コンビナートモデル
(1基当たり熱出力294万kWの高温ガス炉6基により、480万kWの電力、毎時3150tの蒸気、日産100万tの淡水供給、粗鋼1000万t、エチレン100万t、アルミニウム30万tの約1兆円の生産システム)

11:00-12:00 ケースⅡ 原子力・化学コンビナートモデル

(約5000億円)


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 ケースⅢ 原子力・精錬コンビナートモデル

(1基当たり熱出力560万kWの軽子炉2基により、300万kWの電力、毎時1000tの蒸気、日産100万tの淡水供給、合金鉄38万t、エチレン100万t、アルミナ120万t、アルミニウム50万t、銅・鉛・亜鉛72万t、紙・パルプ110万tの約8400億円の生産システム)
14:00-15:00 ケースⅣ 原子力・化学・精錬コンビナート
(約1兆2000億円)

15:00-16:00 日本の産業技術管理体制と安全レベル及び原子力コンビナートの安全性
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 安全性と可能性

10:00-11:00 日本における高温ガス炉の開発

11:00-12:00 高温試験研究炉(大型構造物照射試験及び熱利用による水素製造システム)

13:00-14:00 米高温ガス炉フォートセイントブレイン発電所(34.2万kW、1989.8.18閉鎖)

14:00-15:00 南ア連邦における小規模高温ガス炉発電所

15:00-16:00 調査報告 ロシアのクルスク原子力発電所における地域熱利用システム

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①書き下ろし論文(当日配布)

(5)応募資格 原子力熱利用に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)

 


(19)「ソフトエネルギー利用とエネルギー政策セミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 核不拡散と地球温暖化のための対策としてはソフトエネルギーの利用が現実的です。特に、風力発電の経済性は、火力発電の経済性に近く、商業技術として、独国などでの実績に示されているとおり、確実な位置を築いています。反面、バードストライク、低周波騒音の発生、景観・環境の破壊、送電線網電圧・周波数の変動、蓄電施設に対する問題も抱えています。このセミナーでは、世界の現状を概観し、ソフトエネルギー先進国のエネルギー政策と事業者の実施内容をたどることによって、日本での可能性に言及します。

  

初級コース(1日目) 

10:00-11:00 エイモリー・ロビンス「ソフト・エネルギー・パス」の概要
11:00-12:00 世界のソフトエネルギー利用の現状-政策と経済性-


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 ドイツのエネルギー政策と風力発電
14:00-15:00 日本のエネルギー政策と風力発電・太陽光発電-宗谷ウインドファーム施設と稚内太陽光発電実証試験施設の見学の感想-
15:00-16:00 ソフトエネルギー大量導入の課題-電力の質を左右する周波数変動の改善策としての蓄電システム-
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 システム構成と安全性・経済性

11:00-12:00 商業用大規模蓄電システムの構築

13:00-14:00 風力発電の拡大の可能性-洋上風力発電-

14:00-15:00 風力発電の経済性を支配する要因

15:00-16:00 火力発電・原子力発電から永続可能な水力発電・風力発電・太陽光発電へ-資源論・エネルギー政策論・地球温暖化対策・核不拡散政策の視点から-

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①書き下ろし論文(当日配布)、②桜井「自然エネ 課題は電力供給の質の確保」(日経産業新聞、2009.6.12付)、②「技術論研究30年の哲学と体系(Ⅰ)-星野技術論の継承から独自技術論の構築へ-」(科学技術社会論学会第6回研究大会予稿集p.59-62(2007))
(5)応募資格 自然エネルギーと政策に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①書き下ろし論文(当日配布)
(5)応募資格 産業技術に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名
(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み



(20)「電力供給システムセミナー」(2010年開始)

(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 内容は、桜井所長の基礎工学理論と文献調査に加え、主に、東京電力を中心として、四半世紀にわたる現場調査と半構造化面接方式での聞き取り調査の結果を体系化したものです。目的は日本の電力会社(原電と電源開発含む)の客観的構造分析です。

  

初級コース(1日目) 

10:00-11:00 発電施設(水力(ダム施設・揚力含む)、火力(LNG・ガスタービン複合サイクル含む)、原子力、太陽光、風力)
11:00-12:00 変電施設(発電所内、需用地内(電圧管理))


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 送電施設(送電線材料・複合構造、電圧、電流)
14:00-15:00 給電指令所(24時間体制、停電時危機管理、最適給電)
15:00-16:00 中央給電所(24時間体制、需給バランス維持操作、周波数管理)
16:00-16:30 自由討論


上級コース(2日目) 

10:00-11:00 安全性・品質管理の国際比較(耐震安全性)

11:00-12:00 信頼性(停電頻度など)の国際比較

13:00-14:00 技術力・経営力の国際比較(省庁委員会などへの対応性)

14:00-15:00 エネルギー政策影響力の国際比較(原子力政策への支配力)

15:00-16:00 新エネルギー技術対応性の国際比較

16:00-16:30 自由討論 


(3)担当者 桜井 淳(科学技術社会論学会会員)
(4)配布資料 ①書き下ろし論文作成中、②「技術論研究30年の哲学と体系(Ⅰ)-星野技術論の継承から独自技術論の構築へ-」(日本科学技術社会論学会第6回研究大会予稿集p.59-62(2007))
(5)応募資格 電力供給システムと安全性に興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 30000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)



(21)「プルサーマルセミナー」(2010年開始)
(1)主催 桜井淳水戸事務所(代表 桜井 淳)
(2)実施概要 炉物理理論・炉物理実験・原子炉安全解析・経済性・プルトニウム社会を体系化。

  
桜井淳カリフォルニア事務所のHP代わりの硬いブログ-プルサーマルの科学


10:00-11:00 プルサーマルの動特性
11:00-12:00 プルサーマルの安全性


昼休みには偕楽園公園散歩。


13:00-14:00 独仏のプルサーマルの実績

14:00-15:00 プルサーマルの経済性

15:00-16:00 プルトニウム社会の特徴-日本の核燃料サイクルの現状と将来計画-

16:00-16:30 自由討論


(3)担当者 桜井 淳(元原子力安全解析所副主任解析員)
(4)配布資料 ①桜井「プルサーマルの科学」(朝日選書、2001)、②桜井「【現地調査報告】六ヶ所村核燃料再処理工場-さらなる安全・効率が課題に」(「世界週報」2006.9.5号)、桜井「本格化するプルサーマル」(茨城新聞「時論」、2010.2.4)

(5)応募資格 プルサーマルに興味を持っている者(原則としてM1以上、大学院生歓迎)
(6)定員 20名

(7)参加費 10000円(セミナー開催後、1ヵ月以内に指定口座に振り込み)