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　現地13日、殿堂入りラインバッカー（LB）ジェイソン・テイラー氏が16歳の少女に対する性的暴行疑惑で逮捕された事件についての裁判が行われ、テイラー氏は無罪を主張した。

　この事件は現地5月6日、テイラー氏がニューヨーク郊外のホテルで売春のあっせんを行う男性から紹介された少女に対し、300ドル（約2万6000円）を支払って性的暴行を振るった容疑で逮捕されたもの。しかし、テイラー氏の弁護士は、「いかなる件において、司法取引を行う可能性があるが、（今回に限っては）司法取引はなく、その要請をすることはない」と、同氏の無罪を強調。また、そもそも少女が性的暴行を受けた男性がテイラー氏だったと認識していたのかについても争っていくと語った。今回の裁判では、テイラー氏の妻も傍聴席で見守っており、弁護士は「テイラー氏の家族は、彼をとても支えている。それは彼のビジネス仲間たちも同じだ」と述べている。

　また、今回の事件については、テイラー氏に少女を斡旋した男性と一緒にいた23歳の女性が、テイラー氏のいるホテルから帰ってきた少女は何もしていないのにお金を渡されて変な感じだったと述べていたと、捜査官に証言したことが分かっている。もし、テイラー氏が有罪となった場合、最大で4年間の収監刑に科せられる可能性がある。