報道陣の質問に応える村山弘義理事長代行=愛知県体育館
「大相撲名古屋場所3日目」(13日、愛知県体育館)
2日目を“休場”した村山弘義理事長代行(73)=元東京高検検事長=が、愛知県体育館に出勤。理由について「昨日、私はこっちにいなかった。東京の方で仕事をしていた。さぼっていたわけではない。弁解することはない。姿を見せなかったことは事実だから」と説明した。
12日は都内にある自身の弁護士事務所で打ち合わせを行い、一方で独立委員会に関する仕事も行ったという。「姿が見えないと、『何しとんだ!!』と非難している親方がいたという報道があった。こんなに頼りにされているのかと、実にありがたいことだなと思ったわけです」と話した。
協会執行部に“休場”の理由を伝えていなかったため混乱をきたした。教訓とし、今後は自身の行動を随時、協会に報告する。また、千秋楽まで皆勤することはできそうになく、この日は十両の取組を見ることなく相撲協会の仕事で福岡へ。「一致団結して一丸となってやろう、というのは体がここになくてもどこでもやれる」と意欲を見せた。
(2010年7月13日)