第6シリーズから登場。故郷クロアチアで家族を失い、それ以来、神の存在を信じられずにいる。シカゴのカウンティ病院へやってきた後、すさんだ心を抱えアフリカでの医療ボランティアに参加するも、病に倒れ再びアメリカに帰国。看護師サム親子が気にかかり、そのままERにとどまっている。現在、サム親子と同棲中。しかしサムとの仲にも亀裂が見え始め、二人の間にも試練の時が……。
ゴラン・ヴィシュニック(声:てらそま まさき)
第6シリーズに看護師として登場。チャーミングな女性だが、家族の問題など抱えているものは多い。そのせいか、コバッチュ、カーターとの恋愛もいまひとつ踏み込めないまま終わってしまった。看護師の仕事は心から誇りに思っていたが、第10シリーズで一度は断念した医師への道を再び目指す。レジデントも2年目になり、後輩を指導する立場に奮闘しながらも、一方では昔の恋人コバッチュへの気持ちに新たなる変化が芽生え始める。
モーラ・ティアニー(声:葛城 七穂)
第8シリーズから登場のレジデント。自由奔放でウィーバーら管理職からは目の敵にされやすい存在。しかし医師として人を助けたい情熱から、破天荒な行動にでてしまうことも事実。実はERが気に入っており、ほかの病院への転属希望を取り消したほど。リーダーシップはあるが、なぜかチーフ・レジデントの誘いを断り、そのイスをモリスに譲ってしまう。女性と子供が大好き。第12シリーズでは、彼の過去が明らかに……。
メキー・ファイファー(声:楠 大典)
第10シリーズで医学生として登場。両親はロンドンでレストランを経営、一族の絆が深い大家族の中で育った。生真面目で学業の面では優秀だが、めまぐるしい医療現場での臨機応変さに欠けるところが。成績優秀で卒業するものの、ニーラ本人は医師としてやっていく自信を喪失していた。そのためインターンとして配属されたミシガン大学に辞意を告げ、再びシカゴに戻りERでレジデントを続けることに。
現在イラクの医療部隊に配備されているガラントと遠距離恋愛中!
パーミンダ・ナーグラ(声:甲斐田 裕子)
第10シリーズから登場の看護師。通称サム。15歳のときに生んだ一人息子アレックスを抱えるシングルマザー。コバッチュに優しくサポートされ母子ともに彼と親密になるが、いまひとつ踏み込めないでいた。いつものごとく、よりを戻そうと現われた元夫スティーブから逃れるため、一度はアレックスを連れシカゴを去るが、コバッチュの説得により再びシカゴに戻ってERに復帰。しかし、過去を一切語ろうとしないコバッチュに、不信感はつのるばかり……。
リンダ・カーデリーニ(声:安藤 みどり)
第11シリーズから登場のレジデント。Tシャツにピアス、指にはマニキュアと、医療に携わる者らしからぬ風貌でウィーバーの反感を買う。プライベートでは仲間とパンクバンドを組んでいるらしい。能力的には優秀で、要領よく現場をこなしていく反面、患者への思いやりに欠けるところがある。その挙動は次から次へと問題を巻き起こす。医学か、音楽かの選択を迫られ、思い悩むも医学をとる決心をした。
シェーン・ウェスト(声:中谷 一博)
第10シリーズから登場。お調子者で、治療態度もおおざっぱ。何かにつけ先輩かぜを吹かせたがるので、スタッフたちからの評判はすこぶる悪い。体面ばかりを気にする。患者の治療よりも昇進の方にご執心。その甲斐あって(?)、チーフ・レジデントに就任。
スコット・グライムズ(声:渡辺 穣)
口やかましく、度を越した部下管理で周りからは疎ましがられているが、ERでひたすら昇進しているタフな女性。第10シリーズではプライベートのパートナー、消防隊員のロペスを事故で失う悲劇に見舞われた。ロペスが人工授精で産んだ息子ヘンリーの親権をロペスの親族と争い、からくも獲得した。第11シリーズでは、長い間探していた実母ヘレンと対面、なぞの多かった彼女の過去が明らかになった。
ローラ・イネス(声:小宮 和枝)