学生時代には学生なりの、社会人には社会人なりの勉強法があります。学生時代には使い切れないほどの時間があるので、多少時間をロスしても問題はありません。しかし、社会人はそうもいきません。時間が貴重な資源であると気づいたのは就職してしばらく経ってからでした。その上、社会人になっても「勉強」からは開放されないどころか、学ばなければならないことは増える一方です。
私のまわりには、幸いなことに勉強方法について参考にすべき素晴らしい知人がたくさんいます。勉強方法をお互いに参考にし合ったり、または優れた本からも勉強手法を取り入れ、そして自分なりに実践する中で試行錯誤を経て、私なりの「勉強の型」ができました。方法は人それぞれだと思います。その上で、私の勉強を紹介します。
私のまわりには、幸いなことに勉強方法について参考にすべき素晴らしい知人がたくさんいます。勉強方法をお互いに参考にし合ったり、または優れた本からも勉強手法を取り入れ、そして自分なりに実践する中で試行錯誤を経て、私なりの「勉強の型」ができました。方法は人それぞれだと思います。その上で、私の勉強を紹介します。
1 何を勉強し、いつまでに達成するか
難易度がそう高くなく、少しの勉強で目的が達せられるのであれば、特に対策は必要ないと思います。しかし、数百時間から千数百時間を必要とする難易度が高い資格試験や知識習得を目指すのであれば、そうもいきません。その際には例えば、「TOEIC850点を1年以内に目指す」とか、「社会保険労務士に1年で合格する」といった具体的な数値(期間)目標を設定した方がいいと思います。まず、いつまでにゴールするかを決める。その上でそれを達成するための方法を逆算して考えていきます。漠然とした目標だと(例えば、英語をマスターする、など)モチベーションを維持するのが難しくなります。
2 勉強できる時間を探す
勉強を始めるまえに、勉強できる時間を発掘します。計画性なき突撃は玉砕あるのみです。このプロセスを経ることは、継続して勉強を続けるためにとても大切です。
まず、過去一週間なり数週間のスケジュールを確認し、勉強時間として確保できる時間を探し出します。勉強する時間がないと思っていても、自分の行動をよく振り返ってみると、案外無駄な時間を浪費していることに気づくでしょう。例えば、朝の空いている時間、昼休み、電車に揺られる通勤や帰宅時間、帰宅後のテレビを視ている時間、土日などから捻出できるものです。
捻出できそうな時間がわかったら、仕事と両立しながら期間までに目標を達成するのに必要な時間が確保できるかどうかを検討します。できそうになければ、もう少し達成期間を延ばすといった現実的な対応を行う必要があります。無謀な計画は失敗します。
3 計画を立てる
私は半年以上のスパンで何らかの勉強する時は、まず(1)ゴールの設定を行い、(2)ゴールから逆算して3ヶ月単位で中期計画を設定(1年計画だと4つの中期計画)、(3)1ヶ月単位の計画を設定、(4)そして最後に週単位の計画を順次作っています。このうち(4)はGoogleカレンダーで管理しています(後述)。
最終目標や中期計画は基本的に一度決めたら変えませんが、週単位の計画は弾力的に対応します。週の目標を達成できなくても月単位でカバーすればいいですし、月単位の目標を達成できなくても中期計画でカバーすればいいのだと割り切ります。しかし、それ以上はカバーできません。
4 習慣化する
強靭な意志を持ち、目的に向かって努力を継続できるのは一部の天才だけだと思います。凡人は、それを持ち合わせていません。しかし、勉強を「習慣化」しルーティン化してしまえば強靭な意志は必要でなくなります。私は習慣化するために、前もって週の予定を決めてしまいます。その日にやるべき勉強をルーティン化してしまうことで生活の中に組み込んでしまうのです。
下図は、私がGoogleカレンダーで管理している一週間の予定です(月曜はスペースの関係で欠けています。拡大版はこちらをクリック)。私の場合、確実に勉強時間としてカウントできるのは通勤時間と帰宅時間、そして土曜日です。電車に乗っている時間は貴重な勉強タイムなので、席があいても座らないことにしています。意志が弱いので座ると100%寝てしまうから。日曜は突発的に仕事が入ることが多いので予備日としていますが、仕事がなければ勉強時間に振り返ることが可能です。
(青が勉強時間、橙色が予備その他、赤が仕事(確実に拘束される時間)といった感じで色別に分けて管理しています。)
図の右に「To Do リスト」がありますが、これには、勉強、仕事、プライベートなことなど、一週間でやるべきタスクの全てを放りこんであります。勉強も仕事もプライベートも一緒くたにしてタスク管理すると、習慣化しやすくなるとともに効率的だと気づきました。
5 記録を付ける
これはダイエットでよく使われる手法ですが、目に見えて成果が見えて励みになるので、ルーティン化された勉強に継続する楽しみが加わるのです。もちろん、勉強時間だけでなく目標達成期日から逆算した月々の達成目標に対する結果も記録しますが、こちらは勉強の「質」が問われます。月の目標を「時間」と「質」の二つに複線化し、最低でもどちらか一方は結果を残すように心がけます。これは目標を一つだけにし達成できなくて挫けてしまうのを避けるための予防線になります。
大切なのは継続すること。凡人は無理なく継続することができるシステム(型)を自分で作るしかないです。勉強の記録を付けることは、システムが有効に作動しているかのチェック機能の役割を果たしますし、自分にあった勉強法を見つける助けになります。自分なりの型を見つけてしまえば、あとはどんな勉強にも応用していけます。
○iPhoneを活用して効率的に
iPhoneを活用して効率的に勉強する方法についても付記しておきます。
私にとって、iPhone(スマートフォンであればどれも同じでしょうが)は効率的に勉強するには欠かせないツールになっています。
1:標準カレンダーはGoogleカレンダーと同期させる。
2:いつでもメモることができること。いつでも必要な情報を取り出せる状況にしておくこと。
3:フリック入力を一刻も早くマスターする。
3のフリック入力は、iPhoneをさらに活用するために是非マスターすべきです。私はタイピングアプリでしばらく練習したら大幅に入力スピードが増しました。入力時間は少なければ少ないほどいいに決まっています。積もり積もると大幅に時間節約できるので、案外馬鹿に出来ないスキルだと思います。
まあ、アレです。私自身がまた本気で勉強しなければならない環境になってしまったこともありこのエントリーを書いたというわけです。
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こんにちは。いい年して勉強をする習慣が中々身につかない私にとっては非常にタメになるエントリーです。
ですが、ひとつ疑問というか、質問があるのですが、株式投資の勉強のように、ゴールが見えづらいものは、どのように目標を設定すればいいのでしょうか?
2010.07.13 21:30 URL | aaaa [ 編集 ]
ぐっちさん、こんにちは。
いつ読んでも、ぐっちさんのブログは読みやすいですね。
>私自身がまた本気で勉強しなければならない環境になってしまったこともありこのエントリーを書いたというわけです。
こういうのを読むとお尋ねしたくなりますね。
何の勉強なさるんですか?
2010.07.14 00:02 URL | あつまろ [ 編集 ]
なるほど・・・
社会人なら自分のスケジューリングぐらいできないとダメですよね。
こちらの記事を見習って夏休みは計画的に勉強しようと思いました。
(大学生の夏休みは長いので)
ためになるエントリーありがとうございました。
2010.07.14 17:02 URL | Emerald [ 編集 ]
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