定型発達者もつらい…かな?

花風社・浅見淳子のブログ

書初め

2010-01-03 09:40:10 | 日記
二つ書きました。

「有言実行」
「笑う門には福来たる」

色紙に向かいあうまで何を書くか決めずに
その瞬間頭に浮かんだ言葉を書きました。

だから自分が何を有言実行するのかはまだ不明です。

ま、今日でお正月休みも終わり。
前半の臨海学校から都内での日本のお正月まで楽しかった〜。
また頑張って働きましょう。
goo

箱根駅伝

2010-01-02 09:03:40 | 日記
元日からたくさんのご来訪、ありがとうございます。
でもまだ本気の話題は出ません。しらふでいる時間が短いですしね。
とにかく今は皆さん、箱根駅伝を見ましょう。
明治と早稲田がトップ争い@鶴見中継所。
さあどうなるでしょうか。
goo

新年あけましておめでとうございます

2010-01-01 09:05:00 | 日記
あけましておめでとうございます
快晴の東京で新年を迎えています。
お雑煮、お屠蘇、おせちいただきました。

2010年になりました。
平成22年になりました。
びっくりしちゃいます。
時の経つのは早いですね。
版元になって十年、なんとか乗り切りました。

今年も花風社がつぶれませんように。

いい出会いがありますように。

稀勢の里が大関になりますように。

今年もよろしくお願いいたします。
goo

筋道を通す

2009-12-28 10:00:22 | 日記
さて、じゃあ去年の12月26日はどこにいたでしょうか?
タイのクーデター→空港閉鎖という状況を見て年末年始国内にいることに決めた私たちは
ホワイトクリスマスを過ごすため札幌に行きました。
すすきのでおいしいお魚をいただいて、26日、札幌駅でエアポートライナーを待っていたとき電話が鳴りました。
「アスペ・エルデの会」の辻井正次先生でした。

例のニキ=浅見同一人物説を唱えている人物がますます過激になっているので
何か手を打たないか、という提案の電話でした。
私の反応といえば「え〜まだやってるんですか〜」。
そういうおかしな人がいることは聞いていましたが、忙しいし、デマばっかり書いてあるというHPも見ていませんでした。
第一こっちには直接なんにも言ってこないし。陰で騒いでいるだけ。
それに内山登紀夫先生のような立派な主治医がついているのなら、いずれなんとかしてくださるのでは?

と思って辻井先生には適当な返事をしてそのまま都内で年越し。
江戸情緒たっぷりの場所で過ごしました。
お相撲さんのお餅つき、浅草寺にお参り、獅子舞、書初め
久しぶりの日本のお正月を満喫しました。

明けて2月3日のことでした。脅迫状が届いたのは。
ニキ・リンコや泉流星の身元を明かし、夫君まで含めた身分証明書を開示しないと、花風社を告訴するというのです。
「浅見が偽の自閉症者を演じて詐欺を働いているから」とのことでした。
笑止千万の珍説です。
私は他人のフリができるほどキャラの薄い人間ではありません。
ニキさんだって人が真似できるほど薄いキャラではありません。
どっちにも一度も会ったことがないのでわからないだけです。
ペンネームで活動することは日本国において違法ではありません。
どうしてこの人物がそのような珍説を抱くに至ったのか、分析は専門家におまかせします。
まあうちにはただ迷惑なだけでした。

やってもいない詐欺行為で刑事告訴しても警察はとうてい受け入れないでしょうが
脅迫状がきたとなると物理的な危険を感じざるを得ません。しかも家族まで巻き込まれています。
夫の職場への迷惑行為さえにおわせています。
ネット上だけでなく、現実の迷惑となったのです。
そのあと電話攻撃も始まったし。
私たちは訴訟を起こすしかないな、と決心しました。
私たちは医者でも心理士でもありません。一般人です。
一般人が頼れるのは司法ですからね。

そうなると内容証明が来たのはラッキーでした。
長い間陰でデマを言っていた人物の住所が、労なくして手に入ったからです。

2月5日は京都でニキさんと講演。
私は講演後のスタンプ会を主催者様におまかせし、最初にやってきた「のぞみ」の自由席でとんぼ返りしました。
弁護士さんと会うためです。
でも結局、この日にお会いした弁護士さんとは契約しませんでした。民事専門の方だったからです。
何人かの弁護士さんとお会いし、お一人に決めて、契約を結んだのは2月28日のこと。
正式契約の前にもすでにいやがらせ電話は始まっていたので、指示を仰ぎました。
元公安検事の弁護士さんは、毅然とした方針を示してくださいました。
そして、提訴・告訴の準備が始まりました。

まあこういう流れだったのです。
「司法にゆだねる前に何かできたのでは?」と訊かれることもありますが
そしてそういう質問をする方は「支援者に仲介してもらえば?」ということを意味していたのだと思いますが
元々私に「何か法的な手続きをとらないか」と持ちかけてきたのはそもそも支援者サイドだったのです。
長年説得しても無駄だったので、罰するしかないという判断だったのかもしれません。

というわけで

・自閉症者は天使ではない
・支援業界は自閉症者が加害側に回ったとき、まだまだ無力である

ということをつくづく感じた一年でした。
ことは「診断」にかかわることなのだから、うちのような一民間企業ではなく、汎業界的な団体がニキさんたちを守るため乗り出してくださるかと思ったのですが
どうもまだまだそういう団体もできていないようですね。これからできるのかどうかも、私にはわかりません。
個人ベースでは協力してくださった先生方もいましたけど。
でも全体として見た場合、今の自閉症の世界にはこういう問題が起きたときに無力です。
別の人物から同じような被害にあった心理士の方も、同じ意見でした。

だからこそ
被害者は今のところ、自助努力が大事です。
弁護士を立てればいいわけではありません。
弁護士さんの選択も、とても大事です。

とまあ、色々あった一年でしたが
今の私は南の島で青い空、青い海、潮風、星空、ビールとおいしいタイ料理を満喫し
不思議なほど心穏やかでいます。
いいえ、心穏やかというより、希望に満ちています。
来年も早々に大仕事を控えています。
まだ企画について明らかにできる段階ではありませんが
うちとしては今までにない企画です。ご褒美のように、素晴らしい出会いがありました。
ある方にこの企画について話したら「革命的」といわれました。
まあそこまですごいことになるかどうかはわかりませんが、
私は今、目標があるから晴れ晴れとした気分でいられるのかもしれません。
ここでも潮風に吹かれながら、準備の勉強をしています。
経験を仕事の中に生かしていける。
そういう仕事をさせてもらっていることを幸せだと思っています。

私は来年も元気よく生きていきます。私はそういう生き物ですから。

皆さんも、よいお年をお迎えください。
goo

あれから五年

2009-12-26 09:52:52 | 日記
今日はBOXING DAY。
クリスマスのあと、プレゼントの箱をどんどん開ける日だそうです。
五年前のこの日
私の今すぐ目の前にあるインド洋で多くの方々が天国へと旅立ちました。
私たちは、偶然の上に偶然が重なり、地上に残りました。

その日、つくづく感じたことは
命は借り物に過ぎないということです。
数十年間だけ与えられた命。
それを天に返す時期が、私たちにはあの日、まだ来なかっただけのこと。
命は自分のものじゃないんです、たぶん。
だから自分で絶とうとするのは不遜なことだし
命あるうちは、きちんとやらなくちゃいけないことがある。

=====

ところで、
イブの夜、大地君はサンタさんに何をもらったかな?

実を言うと
大地君のママとパパは、大地君がサンタさんに送った手紙をこっそり読んだみたい。
そして号泣したそうです。

「今年もご苦労様です。世界中で新型インフルエンザがはやっています。
サンタさんやトナカイさんは元気ですか?今回は、マスクとハンドジェルを一緒に入れておきます。
インフルエンザには気をつけて下さい。

今年は僕は頑張りました。くじけることもいっぱいでした。でも、頑張ることを忘れないようにしました。天国のグランパとグランマに報告してください。

プレゼントはおもちゃはいりません。スイッチの場所を教えてほしいです。
僕は遅刻しないで自立登校がしたいです。早く家を出ても、足が止まって遅刻します。
みんなは追い抜いていきます。動けなくて立っていると、雪をぶつけられます。
寒くても、ターボエンジンが働くスイッチを教えてください。

靴を探してくれたパパ、朝ごはんを作って足をマッサージしてくれるママ。
僕を迎えに来る先生。みんなに迷惑をかけています。みんなは協力してくれています。
今、僕を心配してくれる人はたくさんいます。本を書いたので、本を読んでくれた人のためにも頑張りたいんです。

サンタさん。僕を助けて下さい。僕を強い男にして下さい。」

これを読んで、冬の来ない島で、私も泣きました。

=====

五年前に大津波にのまれなかったから、大地君やそのほかの自閉っ子たちに会えました。
何冊かの本が出せました。
こういう子たちが世の中にいるって伝えるお手伝いをちょっとできました。

命があることに感謝。
12月26日は私にとってそういう日です。

完全に凪いでいるクリスマスの海です。
goo