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2010年7月13日(火) 19:20 |
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傷害致死罪に問われた母親初公判
生後1ヶ月の長男を殴って死亡させたとして傷害致死の罪などに問われている母親の裁判員裁判が岡山地裁で始まりました。 母親は起訴内容を全面的に認めました。
傷害致死などの罪に問われているのは無職・小林真実被告です。 起訴状などによりますと、小林被告は、去年8月津山市の自宅で生後1ヶ月の双子の長男の頭を自分の手で数回殴って死亡させたとされています。 また双子の次男についても頭を殴り骨折などの重傷を負わせたとして、傷害の罪についても問われています。 13日の初公判で小林被告は起訴内容を全面的に認めました。 今回の裁判の争点は、犯行当時の精神状態が犯行に与えた影響の有無や程度をどのように考慮するかという情状面となっています。 冒頭陳述で検察側は「育児疲れがたまっていらだちが募っていたが、被告の行為は危険で悪質で結果は非常に重大」と主張、一方、弁護側は「被告は精神的な弱さをもっていたが、仕事の多忙な夫などに弱音を吐けない状況にあった」と主張しました。 裁判は13日から4日間連続で行われ、今月16日に判決が言い渡される予定です。
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