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2010年7月13日(火) 19:20 |
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「アイガモロボット」開発に挑戦
除草剤を使わず環境にやさしい米の農法として「アイガモ農法」が知られていますが、津山市の中小企業が「アイガモ」ならぬ「アイガモロボット」の開発に挑戦しています。
田んぼの中から現れたのは、津山市の中小企業が開発を進める「アイガモロボット」です。 ロボットは田んぼの雑草を取り除いてくれる「アイガモ」の代わりをしてくれます。 アイガモのように害虫までは食べてくれないものの、車輪で田んぼの中に生えた草を抜くとともに、田にはられた水をかくはんして濁らせ日光を遮り、草が生えないようにします。 また、稲をまたいで走ることで、稲についた害虫を落とす機能も備わっています。 ロボットの開発に乗り出したのは、津山市で産業用ロボットを製造している「IKOMAロボテック」の生駒徹志社長です。 アイガモ農法は、柵の設備投資や飼育に手間がかかるなど課題を見つけた生駒社長、そこで、ロボットならば手間が掛からないのではと考えました。 昨年1月から開発を始め、試行錯誤を繰り返し現在7号機の開発に取り組んでいます。 IKOMAロボテックでは、4年後にアイガモロボットの商品化を目指しているということです。
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