大阪・ミナミの道頓堀川で7日夜、「道頓堀川祝祭提灯(しゅくさいちょうちん)」(いっとこミナミ実行委主催)が始まり、約800個の提灯にあかりがともった。戎橋から相合橋までの約250メートルを照らし、夏の夜を彩る。8月15日まで。
祝祭提灯は「ミナミの夏の風物詩に」と99年から始まり、今回は予定した400個の2倍の献灯が寄せられた。川沿いの遊歩道「とんぼりリバーウォーク」から眺めると、ネオン街に提灯の柔らかな光が映える。点灯時間は午後7時から午前2時まで。12日夜にある難波八阪神社の神事「船渡御」などミナミの夏祭りの「脇役」を務める。7日夜の点灯式には平松邦夫・大阪市長らが出席。同実行委事務局は「今後は『ミナミが一番』で3731個が目標。湊町から堺筋までを提灯で結べたら」と話している。【安藤龍朗】
毎日新聞 2010年7月8日 地方版