陽気にビールで“カンパイ”するフラットライナーズのアシュラム(左)とバーンズ=大阪ミナミムーブオンアリーナ
「大阪」(11日、ミナミムーブオンアリーナ)
わずか2日間だったが、プロレスファンの心をガッチリつかんだ。カナダから来日し、飛び入りでスポット参戦してきた、アシュラム&バーンズの「フラットライナーズ」。試合では豪快で美しい連携を見せる一方、リングを降りれば野獣から陽気なナイス・ガイに。休憩時間には“ガイジンコンビ”にサインをもらおうと、ファンが長蛇の列を作っていた。
大阪のタッグ王者組に敗れはしたが「俺たちは世界最高のタッグチームだ。彼らが勝てたのはラッキーだっただけ」とプライドを覗かせつつも「彼らはもっと体を大きくしてパワーをつけるべき」とアドバイス。日本での試合は2人の長年の夢だったことを告白し「日本での全てが思い出だ」と、異国の地での経験に大感激。大阪ならではのお笑いファイトについては「プロレスは様々な種類があるべき」と寛容な姿勢を見せ「次回来日の際は、お笑いプロレスにもトライしてみたい」と語っていた。
(2010年7月11日)