2010年 7月 13日 石井知事が参院選受け政権批判 △▼ 岡山県の石井知事は参議院議員選挙の結果について、これまでの政権運営に問題があったことが与党の過半数割れという結果を招いたとの考えを示しました。石井知事は「政権与党はこれまでの政権運営において国民の期待に応えていなかった。」と述べ米軍普天間基地の移設問題、政治とカネの問題などについて国民に十分な説明が無かったと指摘しました。その上で、景気・雇用対策、外交などでは依然厳しい局面にあるとして、菅政権には思いきった政策が必要だと認識してもらいたいと述べました。また、石井知事は今後国に対して政策提言を積極的に行っていくとの考えを示しました。 消防車を盗んだ疑いで男を逮捕 ▲▼ 高松市の消防署に止めてあった消防車に無断で乗り込み、運転したなどとして１２日、３０歳の男が窃盗の疑いで警察に現行犯逮捕されました。逮捕されたのは高松市紙町の無職十河宏樹容疑者（３０）です。警察の調べによりますと十河容疑者は、１２日午後６時１０分ごろ、高松市高松町の高松市東消防署の車庫で、止めてあった消防ポンプ車１台を盗んだ疑いです。十河容疑者は車に無断で乗り込み、エンジンをかけて３メートルほど運転したところで消防署員に取り押さえられました。車庫にシャッターなどはなく、車のカギも差し込まれた状態だったということです。警察の取り調べに対し十河容疑者は、「消防車を一度運転したかった」と容疑を認めているということです。 ガン治療臨床へ　岡大病院で承認 ▲▼ 岡山大学病院が研究を進めている、ガン細胞だけを死滅させるウイルスの投与と、放射線治療を並行して行う新しい治療法の臨床研究が学内で承認されました。この研究は、岡山大学病院医歯薬学総合研究科の藤原俊義教授のグループが進めているものです。１２日開かれた学内の審査委員会で患者に対して治療を行うことについて審査し、医学的にも倫理的にも問題ないとして承認されました。新しい治療法は、藤原教授らが開発したガン細胞だけを死滅させる「テロメライシン」というウイルスの投与と、放射線治療を同時に行うものです。臨床研究では食道がんや肺がんなどの患者１２人を対象にする予定です。グループでは今後、国の承認を経たあと、効果や安全性を検証し、実用化を目指したいとしています。 ジャンボピーマンの収穫はじまる ▲▽ 大きさと味が自慢です。普通のピーマンの５倍ほどの大きさがあるジャンボピーマンの収穫が津山市で始まりました。ジャンボピーマンの収穫が始まったのは津山市の久米地域です。特産品を目指して１３年前から取り組んでいるもので現在２０戸の農家が生産部会をつくりおよそ６０アールの畑で栽培しています。このうち三舩義明さんの畑でも収穫が始まりました。今年は５月の日照不足と低温で生育は遅れ気味ですが中には長さ２０センチ重さ２００グラムを超えるものもあります。収穫は１１月下旬まで行われ生産者全体で１６トンを見込んでおり、岡山や広島、大阪などの市場に出荷されます。