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ライバル誌が「プレイボーイ」に乗っ取り?

 米男性誌「プレイボーイ」とライバル誌「ペントハウス」が合併する可能性が出てきた。ペントハウスの発行元フレンドファインダー・ネットワークが12日(日本時間13日)、買収計画を発表。これに対しプレイボーイ側は、創業者が同誌発行元の未保有株を買い取り、身売りを阻止する構えだ。

 フレンド社は近く、プレイボーイの発行元プレイボーイ・エンタープライゼズに買収を申し入れる方針を発表。同社のマーク・ベル最高経営責任者(CEO)は「以前からプレイボーイに関心を持っていた」と述べた。同氏は投資ファンドの運営も手掛けるらつ腕。両誌とも近年、発行部数を激減させており、合併によって読者を抱え込みたい意向だ。

 この発表の数時間前にはプレイボーイ社が、大株主で創業者のヒュー・ヘフナー氏から買収提案があったと明らかにした。共同電によると、同氏は投資ファンドと組み、前週末に1株当たり3・94ドル(約350円)で取引を終えたプレイボーイ社株を5・5ドル(約480円)ですべて買い取り、非上場化する計画。時価総額を約1億8500万ドル(約160億円)と評価した。非上場化によって同社を買収から守りたいようだ。

 プレイボーイは53年にヘフナー氏が創刊。爆発的な人気を集め、最高部数716万部(72年11月号)を誇る。同氏は表紙をはじめ全ページの編集権を握っており、これまで起きた身売り話もすべて自ら阻止してきた。

 だが、発行部数は06年から半分以下に減ったとされ、集英社が発行していた日本版は09年1月号をもって休刊するなど、販売不振を極めている。6月号では3Dヌード写真を掲載して話題となったが、不況による広告収入減や、ポルノサイトの氾濫(はんらん)などで、読者離れが続いている。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年07月14日 ]

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