日航七夕フライト…浴衣姿ＣＡに星合機長

　日航は７日、浴衣姿の客室乗務員が搭乗した「七夕フライト」を羽田－札幌で運航、機内で幸運の鈴のお守りを配るなどして、七夕ムードを盛り上げた。

　同社は毎年、七夕イベントを実施しているが、今年は、保安要員を兼ねた通常業務をする客室乗務員１０人のほかに、初めて浴衣姿の３人が乗り込みサービス。七夕にちなみ、機長は星合一暁さんが乗務した。

　札幌行きの乗客は１６４人。機内では「空に近い場所で、願いがかなうように」と乗務員が手作りしたお守りを、浴衣の３人が、乗客に手渡していた。

　家族旅行の帰りという札幌市の男性会社員（３３）は「さわやかでよかった」と笑顔。浴衣で乗務した領木彩乃さん（２４）は「せっかくの七夕なので、季節感を出し、楽しんでもらいたかった。感謝の気持ちを伝えるきっかけになった」と話した。（共同）

　［2010年7月7日20時24分］