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サル十数匹が壁越す 霊長研から一時逃走

 京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)で、飼育しているニホンザル十数匹が一時、飼育場から逃げ出していたことが6日分かった。木の枝の弾力を使い、高圧電線部分を含め高さ約5・3メートルのフェンスを飛び越えたとみられる。職員が一部を捕獲、残りのサルも5日昼までに飼育場にすべて戻ったという。

 平井啓久副所長は「想定外のジャンプ力」と驚いている。再発防止のためフェンス近くの木を切って低くしたという。

 飼育場はフェンスで囲まれた約1・5ヘクタールの森林。行動観察や繁殖のため隣接の飼育場と合わせ80匹が暮らしている。フェンスは高さ約5メートル。上部に逃走防止用の鉄板があり、鉄板上部には高さ約30センチの高圧電線が設置されている。

 サルは、高さ約2メートルの木から2~3メートル離れたフェンスまで飛び移り、鉄板上部を手でつかみ、外部に逃げ出したとみられる。鉄板にはサルの手の跡が残っていた。

 4日午後、職員がサルの数が少ないことに気づき、フェンスの外側に十数匹いるのを発見。好物のピーナツでおびき寄せ5匹を捕獲、残りは逃げたが、5日昼までに戻ってきた。フェンスは、外側からはよじ登れる構造になっているという。

 最初に1匹が逃走に成功。これをまね、残りも次々逃げたとみられる。戻ったサルについて平井副所長は「群れで暮らす習性から、いずれ戻って来ると考えていた。外で餌を探すより効率的なのだろう」と話した。(共同)

 [2010年7月6日12時30分]


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