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三原氏、ゆかり氏が握手もピリピリ空気

 参院選公示後初の日曜日の27日、「おばあちゃんの原宿」こと東京都豊島区の巣鴨地蔵通り商店街で、自民党から比例区に出馬した佐藤ゆかり氏(48)と三原じゅん子氏(45)がばったり遭遇。お互い意識したのか、笑顔で交わした握手は一瞬で終わり、ピリピリした空気が流れた。経済専門家の佐藤氏と、芸能界で活躍し、子宮頸(けい)がんの闘病を経て政治を志した三原氏。分野は違うが、物事に徹底的に取り組む姿勢や、40代美人という共通点もあり、三原氏は「負けたくない」と闘志をみなぎらせた。

 ファーストサンデーの地蔵通り商店街は、次々と参院選候補者が出入りして込み合っていた。佐藤氏は涼しげな薄い黄色ジャケットに白いパンツ姿。歩道の買い物客に近寄っては両手で握手し、頭を下げて支持を訴えた。佐藤氏が握手して歩く「練り歩き」を終えるころ、同商店街にピンクのTシャツに紫のパンツ、大型拡声器を肩に担いだ三原氏が到着。地蔵通り商店街入り口で、鉢合わせした。

 まずは、衆院議員を1期務めて政治家としては先輩の佐藤氏が、握手のタイミングをはかりながら三原氏に歩み寄った。これに三原氏も応じて接近したが、支持者の男性から握手を求められると政策を説明。この間、佐藤氏は少し待たされる形になった。その後、佐藤氏が「お互い頑張りましょう」と笑顔で手を差し出して三原氏と握手したが、接触は一瞬。佐藤氏はすぐにその場を離れ、ピリピリしたムードが漂った。

 がん対策と福祉を中心に訴える三原氏と、経済政策のプロの佐藤氏。専門ジャンルは違えども、同じ40代で沿道からは「テレビで見るよりきれいだね」という声が上がる「美女候補」という共通点がある。しかも、同じ自民党比例区出馬。同じ党とはいえ、ある意味ライバル関係でもある。

 佐藤氏は、三原氏との握手が短かったことについて「あまり長く握手して(メディアに撮影されて)おもしろおかしく取り上げられても…」と笑顔を交えながら大人の対応。それより、民主党の党内政局の話題にかすみがちだった政策論議が、消費税増税をめぐって争点になっていることを歓迎。「まさに国民の生活に直結する話。政策の議論ができる時がきた」と明るく話し、次の遊説先へ向かった。

 一方の三原氏は握手について「すごい立派な政治家の方ですから、私のことなんてどうとも思っていないんでしょう」とコメント。ただ、子宮頸がん経験者としてワクチンの定期接種実現などのがん対策、がん患者の社会復帰支援などの政策実現のために「私は命をかけている。負けたくはないですね」と佐藤氏への闘志をにじませていた。

 [2010年6月28日9時32分 紙面から]


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