ナオミが国際戦犯法廷へ証人で出廷へ

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　英国出身のスーパーモデル、ナオミ・キャンベルの広報担当者は９日、西アフリカのシエラレオネ内戦（１９９１～２００２年）の戦争犯罪を審理する国際戦犯法廷（オランダ・ハーグ）に、キャンベルが証人として出廷すると述べた。ロイター通信などが報じた。

　同法廷は６月末、キャンベルに対し、７月２９日に出廷するよう要請していた。内戦で反政府勢力を支援したとして、人道に対する罪に問われた元リベリア大統領のテーラー被告から９７年、ダイヤモンドを贈られたか否かの証言を求める。

　検察側は被告が当時、ダイヤモンド売却資金で武器を購入、隣国シエラレオネの反政府勢力を武装させたと主張。キャンベルの証言は、被告のダイヤモンド取引への関与を裏付けるため必要とされる。同広報担当者は「キャンベル氏は、適正な法手続きのため喜んで協力すると明言している」と話した。

　［2010年7月10日10時32分］