07/13 12:50 更新
12月に任期満了を迎える福岡市長の選挙に、元佐賀市長の木下敏之氏が立候補する考えを固めました。木下敏之氏は佐賀市の出身で50歳。民主党政権が実施した「事業仕分け」で「仕分け人」を務めました。現在ベンチャー企業の役員です。農林水産省の官僚を経て、1999年3月に民主党の推薦を受けて佐賀市長選に初当選し、市長を2期6年半務めました。木下氏は、民主党に推薦願を出すことも検討しています。一方、再選を目指すことが確実視されている現職の吉田宏氏(53)は、前回の選挙で民主党の推薦を受けて当選しているため、民主党県連の対応が注目されます。福岡市長選にはほかに、福岡市の元教育長、植木とみ子氏(60)や、共産党が推薦する有馬精一氏(59)らが立候補を予定しています。最大会派の自民党は候補者擁立が難航しています。