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2010年7月12日(月) 19:20 |
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書籍を高額に売りつけた男らに求刑
右翼や同和団体を装い、企業などを脅して書籍を高額に売りつけたとして、罪に問われている3人の男の裁判が、岡山地裁で開かれ検察側は懲役3年から3年6ヶ月を求刑しました。
恐喝などの罪に問われているのは、東京に本社のある出版社エス・ビー・ビーの岡山営業所の元営業所長・小鷹幾也被告ら3人です。 起訴状などによりますと、3人は他の社員とともに右翼や同和団体を名乗って電話をかけて脅し、人権問題などに関する本を1冊5万円から6万円で強引に販売したとされています。12日の裁判で検察側は「計画的かつ巧妙で他人の迷惑を顧みない犯行である」などとして、小鷹被告に懲役3年6か月、他の2人の被告に懲役3年を求刑しました。 一方、弁護側は「被告は組織の一部として指示を受けて行った」などとして執行猶予付きの判決を求めました。
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