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2010年7月12日(月) 12:15 |
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岡山、香川では未明から激しい雨
未明から朝にかけて岡山県北を中心に激しい雨が降りました。 県北・新見市千屋では、7月の降水量で観測史上最大になる44ミリを記録しました。 また、13日にかけて局地的に激しい雨の降る恐れがあり、気象台では土砂災害などへの注意を呼びかけています。
日本海にあった梅雨前線が、未明から朝にかけて瀬戸内地方を南下したため、各地で激しい雨となりました。 新見市千屋では、午前4時ごろ、7月の観測史上最大となる1時間に44ミリの雨を記録しています。 岡山県によりますと、この雨によるけが人は出ていませんが、笠岡市で床下浸水が1件、美咲町では道路ののり面が崩れなどの被害が報告されているということです。 また、JR姫新線・津山〜佐用間では午前7時頃から30分間運転をストップしたほか、JR津山線・岡山〜津山間では上下線で5本が運休するなど交通機関にも影響が出ました。 一方、今月6日集中豪雨により土砂崩れや床下浸水などの被害を受けた真庭市勝山でも、午前6時に1時間で13.5ミリの雨が降りました。 土砂崩れなど、この雨による被害は起きていないということですが、住民らの不安は募ります。真庭市では、10日からの総雨量が71ミリを記録しており、地盤が緩んでいる恐れがあるため2次災害などへの警戒を強めています。 瀬戸内地方では、今夜から13日にかけても局地的に激しい雨が降る恐れがあり、岡山地方気象台では土砂崩れや床下浸水に警戒するとともに、雷や突風などにも注意を呼びかけています。
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