■ハーバード経営大学院の凄さ~卒業生理事としてみてきた風景
2008.06.03
ボストンのチャールズ川沿いにタクシーが走る。川沿いの公園の緑、水面に映える青、そして向こう岸に見えるMITのクリーム色のドーム。暫くすると右手にハーバード大学の水色や黄緑色の塔が目に入り、左手に美しいハーバード経営大学院(HBS)のレンガ色のキャンパスが、飛び込んでくる。
学生時代に見慣れたこの光景を、僕は3年間にわたり、毎年3回経験することになった。そして、今回がその任務の最後の時となった。
4年ほど前のことである。新生銀行のティエリー・ポルテ氏(現社長)と昼食をした際に、「HBSの卒業生理事会の理事にならないか?」と薦められた。理事には、日本からは、ポルテ氏以外は、キッコーマンの茂木賢三郎氏(副会長)が勤めるなどごく少数の卒業生しかいない。
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■試練を乗り越えて歩め-その2)東京都大会優勝そして全国大会へ
2008.05.30
いよいよ「少年少女囲碁大会」の小学生の部の団体戦の当日となった。子供たちの緊張感が伝わってきていた。これが子供たちを成長させる試練だと喜びながらも、小学校代表チームの引率の立場としては、気が気でなかった。
四男も「一緒に行きたい」、と甘えてきたので、パパと四兄弟で朝9時過ぎに家を出て、日本棋院に向かった。雨がぱらぱらと降っていたので、それぞれの体の大きさに合わせた傘を差しながら行進して、会場に向かった。五男は、そのころまだベッドの中でスヤスヤと眠っていた。
程なくして会場に着いた。一階で登録を済ませて、二階に駆け上がりくじを引いた。会場の中に入って、所定の対戦場に着くと、既に対戦相手が着席して、待機していた。最初の対戦相手は、落合第四小学校であった。引率の親同士も挨拶をして、子供たちは着席した。対戦相手は6年生と5年生が中心である。やはり、小学校1年生の参加者は、他には見当たらなかった。3年生ですら珍しい存在であった。
ここで、少年少女囲碁大会の団体戦に関して、簡単に説明しよう。この大会は、3人一組の団体戦である。東京都の大会であるとともに、全国大会の予選も兼ねている唯一の大会である。言ってみれば、野球における夏の甲子園のようなもので、子供棋士たちは皆これを目標に頑張ってきているのである。
小学校の囲碁は盛んになってきてはいるが、団体戦ともなると3人一組のチームを編成する必要がある。これが、実は簡単ではないのである。特に小学校の場合は、公立校が多く、学区制があるので、強い人が分散してしまう傾向がある。強いちびっ子棋士を3人集めることは、容易ではないのである。
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■試練を乗り越えて歩め-その1)豊かさの中での人間的成長
2008.05.29
「豊かさが、日本人からハングリー精神と我慢強さを奪ってしまった」と、グロービスのトップセミナーで,アサヒビールの名誉顧問である中條高徳さんが、そう仰った。
対談をしていた僕は、僭越ながら即座に反論させてもらった。
「豊かさが、必ずしもハングリー精神を奪うものではないと思います。確かに、豊かであると幼少期の経済的苦労をバネにした反骨精神を生むことはできないです。事実、そういう貧しさからくる反骨精神をバネにして成長してきた起業家も多い。ただし、そういった経済的な苦労は、経済的な充足に向くことが多く、必ずしも社会全体を富ますことにはならないのでは無いだろうか」。
「それよりも重要なのは、各人に『自分が生まれてきた目的は何か?』、『この人生で何を行うべきか?』という問いかけをすることにより、自らの使命感に気づかさせることである。使命感に芽生え、自らの任務を見出した人間は、その使命を果たそうと無限大のパワーが自然と湧き出て来るのである。ちょうど勤皇の志士が使命感で動いたように、グロービス経営大学院が輩出する『創造と変革の志士』も、『自分の使命』というものを気づいてもらい、社会に貢献してもらいたいと思っている」。
そして、僕は、更に続けた。
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■親子三代「堀チーム」、囲碁団体戦に初出場!
2008.03.10
「面白そうな大会があるわよ」と、勉強部屋の隣にいた妻が、ネットを見ながらそうつぶやいた。
我が家は、子供5人の7人家族であるが、3LDKのアパートに住んでいるので、書斎という優雅なものは無く、寝る部屋も全員一緒、勉強部屋も全員一緒なのである。その環境では、僕が自宅で仕事をしている周りで、妻がネットを見たり、子供たちが勉強をしたりしているのである。
妻は、続けた。「第4回オールアマ囲碁団体戦という大会で、『5人一組揃えば誰でもOK』、と書いてあるわよ。おじいちゃま、パパ、長男、次男、三男の5人編成で大会に出たらいいんじゃないの?」、と。
今年4月に、三男が小学校に入学するので、長男(現4年生)、次男(現2年生)と、三男(現年長組)で区立小学校の代表として三兄弟囲碁チームを編成して、団体戦の大会に参加する予定になっていた。その大会に向けて、子供たちは団体戦の実践を積む必要があったのだ。
僕は、仕事のメールチェックをするのに集中していたので、深く考えずに軽い気持ちで「いいんじゃないの」、と応対した。妻は、すかさず周りにいた子供たちにその話をして、僕の実父である「おじいちゃま」にも電話をして、あっという間にみんなの了解を得てしまったのだ。
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■天皇皇后両陛下ご来臨の晩餐会
2008.03.05
その日の晩の予定は、トリプル・ブッキングであった。三つのイベント・会食などが重なり、どうやって時間調整するのか、どういう服装で赴くべきかの判断が必要であった。
一つ目のブッキングは、ジャパン・ソサイエティの100周年イベント。これは、2、3カ月前から日程が決まっていた。
二つ目が、プロ棋士・梅沢由香里さんの女流棋聖の就位式。女流棋聖の防衛が発表された翌日に、梅沢さんから直々にメールでお誘い頂いたものである。昨年の就位式には、海外出張のため参加できなかったので、今回は、是非とも参加したいと思っていた。
そして、三つ目のブッキングが、弊社のベンチャー・キャピタル部門の「キャピタリスト・ナイト・アウト」というイベントである。キャピタリストの一員として、二回に一回は参加すると約束していたので、今回は何が何でも出席をしようと思っていた。
次元は違うにせよ、どれもが僕にとっては、重要なイベントであった。
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2008.02.28
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