サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で計8試合の試合結果を“予言”し、ことごとく的中させたドイツ西部オーバーハウゼン水族館のタコ「パウル君」に12日、ご褒美として、水族館から黄金のW杯トロフィーのレプリカが授与された。
ドイツ代表の7試合と、スペイン−オランダの決勝の計8試合の勝敗を当てたパウル君は、8本の足を上手に使いながら「トロフィー」を受け取った。タコの寿命は3歳前後で、2歳のパウル君のW杯予言は今大会限りとなる。
それでも当面は、パウル君フィーバーは収まりそうにない。特に、準決勝、決勝と勝利を予言され、その通り優勝したスペインでは「英雄」扱い。銅像建設やファンクラブ結成の動きも報じられている。(共同)